公知とは? わかりやすく解説

こう‐ち【公知】

読み方:こうち

世間一般広く知られていること。周知。「—の事柄


公知

不特定の者に秘密でないものとしてその内容知られること。特許出願前に公知の発明は、新規性有しないため、特許を受けることができない


公知

「公知」とは、特許法上、公然と知られた状態を指す。
一般的に新規性失った状態のことを「公知」と呼ぶことが多い。したがって、「公知」の技術特許権を得ることができない

パブリックドメイン

(公知 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 15:25 UTC 版)

パブリックドメイン(public domain)とは、著作物発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。日本語訳として公有(こうゆう)という語が使われることがある[注 1][1]


注釈

  1. ^ 日本の法令上、地方公共団体が所有する財産のことを公有財産ということもあり、訳語として適切ではないという意見がある。

出典

  1. ^ 文化審議会著作権分科会 (2008年10月1日). “過去の著作物などの保護と利用に関する小委員会 中間整理” (PDF). e-Gov. デジタル庁. p. 55. 2023年2月25日閲覧。
  2. ^ 加戸守行『著作権法逐条講義(五訂新版)』(著作権情報センター、2006年)、377頁
  3. ^ 中山信弘『著作権法』(有斐閣、2007年)、349頁
  4. ^ 山本隆司『アメリカ著作権法の基礎知識』(2004 太田出版 ISBN 4872338316)120頁以下
  5. ^ [1]擬似著作権: ピーターラビット、お前に永遠の命をあげよう 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts


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