作中に登場した部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:28 UTC 版)
「プラント (ガンダムシリーズ)」の記事における「作中に登場した部隊」の解説
クルーゼ隊 ラウ・ル・クルーゼが隊長を務め、ナスカ級駆逐艦のヴェサリウスを旗艦としローラシア級MSフリゲートのガモフを従える。最高評議会に属する要人の子弟を集めたエリート部隊であり、アスラン・ザラ、イザーク・ジュール、ニコル・アマルフィ、ディアッカ・エルスマン、ラスティ・マッケンジー、ミゲル・アイマンなどの実力者を有し、5機のG強奪作戦によって因縁が深まったアークエンジェル隊との追撃戦に従事した。 途中、ローラシア級のツィーグラーを含むラコーニ隊とポルト隊が指揮下に入ったが、ほどなくして低軌道会戦でゼルマンが指揮していたガモフが轟沈し、交戦が地球上へと移行するとアスランが指揮するザラ隊が分隊として結成され、ボズゴロフ級1番艦ボズゴロフが配備される。イザークを残してほぼ全員がMIAとなってからは合流したクルーゼによってオペレーション・スピットブレイクなどを転戦した後、主戦場が宇宙に戻るとホイジンガーとヘルダーリンのナスカ級2隻と共にシホ・ハーネンフースやアイザック・マウなどが補充される。 新体制で再びアークエンジェル隊の前に立ち塞がったが、その戦闘でヴェサリウスが轟沈。それからほどなくしてパトリック・ザラ肝いりの組織体制が整うと関係の深かったクルーゼが直属の特務隊へ異動したため、後述のジュール隊へと引き継がれる形で隊は解散した。 バルトフェルド隊 「砂漠の虎」を異名に持つアンドリュー・バルトフェルドを隊長とし、陸上戦艦であるレセップスを旗艦とする地上部隊。主にアフリカ方面において陸上戦を中心に活躍し、陸上用モビルスーツであるバクゥ、ラゴゥを主力とする。 第二次ビクトリア攻防戦後、地上に降下して来た連合側の戦艦アークエンジェルと交戦し、隊長のバルトフェルドが敵の所属モビルスーツであるストライクに敗れた事で、部隊はほぼ壊滅した。 ジュール隊 元クルーゼ隊所属のエースパイロットであるイザーク・ジュールを隊長とする部隊。『SEED』では第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時に結成され、シホ・ハーネンフースやアイザック・マウといったパイロットが所属し、プラント本国の防衛にあたった。 『SEED DESTINY』ではナスカ級のボルテールを旗艦とし、旧知のディアッカやシホと共にユニウスセブン破砕作業作戦や小規模の宇宙戦に従事。後期には元ハイネ隊と思しき隊員達も配属され、目立った戦死者や被害のない状態で終戦まで奮戦した。 グラディス隊(ミネルバ隊) ユニウス条約後の新生ザフトを象徴する部隊として、当時のギルバート・デュランダル最高評議会議長によるあらゆる恩恵を受けて組織された。タリア・グラディスが艦長を務める惑星強襲上陸艦LHM-BB01ミネルバと、ZGMF-Xセカンドステージシリーズ、ニューミレニアムシリーズといった最新鋭のMSを艦載し、シン・アスカ、レイ・ザ・バレル、ルナマリア・ホーク、アスラン・ザラ、ハイネ・ヴェステンフルスといったエースパイロットが所属。 ロゴスが暗躍する地球軍・特にファントムペインのロアノーク隊と、ユウナ・ロマ・セイラン指揮下のオーブ軍艦隊などと各地で転戦を繰り広げながら、オペレーション・ラグナロクではデュランダル議長が乗船する旗艦を務めるなどザフトの中心的存在となって活躍したが、ハイネの戦死、アスランの脱走、シンとレイの特務隊への異動などを経て、最終的には反デュランダルを掲げたオーブ・クライン派同盟との交戦で艦は大破。副長のアーサー・トラインに権限を委譲したタリアの退艦によって隊は解散した。 ラドル隊 「SEED DESTINY」第17話~第18話に登場。ミネルバと連携し、ガナルハン攻略を行った。 ウィラード隊 「SEED DESTINY」第34話に登場。エンジェルダウン作戦(アークエンジェル、フリーダム追撃)においてミネルバやインパルスと連携を行った。 グラスゴー隊 「SEED DESTINY」第39話に登場。メンデルコロニーからデュランダルの資料を持ち去ったエターナルを追撃した。 戦力としてはナスカ級の他、グフイグナイテッドやザクウォーリア合わせ少なくとも25機が確認できる。
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