佐々木デザイン室
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「鳳コンサルタント環境デザイン研究所」の記事における「佐々木デザイン室」の解説
デザイン・アドバイザ(Design Adviser)として、鳳コンサルタント株式会社環境デザイン研究所 佐々木デザイン室を主宰する佐々木葉二は日本のランドスケープアーキテクト。 京都造形芸術大学・環境デザイン学科教授。技術士:建設部門(都市及び地方計画)、一級建築士 。 1947年、奈良県生まれ。1971年、神戸大学農学部生産工学科を卒業し、同年、大阪府立大学大学院緑地計画工学専攻に進学し1973年に修士課程修了、建設会社・鴻池組を経て カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部大学院(UCB)に客員研究員として留学。修了後、 ハーバード大学デザイン大学院(GSD)・客員研究員を つとめ、帰国後鳳コンサルタント株式会社環境デザイン研究所を設立し、現職。主な著書:『佐々木葉二作品集』[マルモ出版/2004]、『ランドスケープの近代』[共著、鹿島出版会/2010]「建築概論」(学芸出版)、「ベーシックスタディ・ランドスケープデザイン」(昭和堂)など。著訳書に「庭の意味論」(鹿島出版会)、「見えない庭」(鹿島出版会)などがある。 主なランドスケープ作品には「さいたま新都心けやき広場」「NTT基町クレド」「六本木ヒルズ」「大阪ガーデンシティ」「ソウル・漢南ザ・ヒル」「NTT武蔵野研究センタ」「シンガポール工科系専門学校」の他衆議院議長公邸庭園, 「白雨館」(自邸)などがある。この他に、大阪駅北側・梅田北ヤード再開発事業(大阪市北区)、藤井寺市「道からのまちづくり」、東日本大震災復興・宮城県南三陸町復興支援などをもてがける。 1994年、ひろしま街づくりデザイン大賞 、商環境デザイン賞,グッドデザイン賞、さいたまひろば(仮称)企画提案競技 最優秀賞(共同)。1996年、(社)日本造園学会学会賞(設計作品部門)。1997年都市景観大賞1998年ひろしま街づくりデザイン賞、都市景観大賞。1999年都市緑化大賞。2000年 第7回空間デザインコンペティション金賞 グッドデザイン賞(建築環境デザイン部門)。2001年第12回大阪施設綠化建築賞(みどりの景観賞)、インターイントラ,スペースデザイン,セレクション最優秀賞(共同)2002年、第8回ひろしま街づくりデザイン賞、大阪ベイエリア「まちづくりプラン」最優秀賞(共同)環境大臣賞(壁面,特殊緑化大賞)新潟駅舎、駅前広場計画提案競技最優秀賞(共同)。2003年、中国住宅環境大賞(中国,武漢秀澤園集合住宅)、米国「コーナーストーン国際展示場」に「瞑想の庭」が買い上げられ、世界の作家20人と共に建設の上、永久展示となる。他多数。 教育曆は、1987年9月~88年3月 カリフォルニア大学環境計画学部大学院スタジオ指導及び特別講義。1988年11月 ハーバード大学、マサチューセッツ大学大学院特別講義。1990年~92年にかけて京都大学,大阪大学,日本大学特別講義。1994年4月~2005年神戸大学工学部非常勤講師。1996年4月~99年3月京都造形芸術大学非常勤講師。1997年~2005年 広島工業大学、京都精華大学、近畿大学文芸学部他で非常勤講師。1999年4月~2019年 京都造形芸術大学芸術学部,環境デザイン学科教授。おもな役職は、1995年(社)日本造園学会阪神大震災調查特別委員会幹事。1996 年(社)日本造園学会震災関連研究特別委員会委員。1997年~2006 年日本ランドスケープフォーラム運営委員。1997年6月~(社)日本造園学会,評議員。2002年~ 九州大学新キャンバス,マスターアーキテクト委員会委員他多数歴任。
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