企画・プロモーションとは? わかりやすく解説

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企画・プロモーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:08 UTC 版)

鬼滅の刃 (アニメ)」の記事における「企画・プロモーション」の解説

アニメ化企画原作漫画連載開始から間もなく提案された。提案したのはアニプレックス所属本作プロデューサーでもあるアニプレックス企画制作部プロデューサー高橋祐馬当時はまだ宣伝プロデューサーであった高橋は、本作ジャンプ作品らしい友情・努力・勝利という不変テーマと、単なる勧善懲悪ではない人間ドラマ魅力感じ集英社企画書提出2017年4月高橋ufotable制作作品劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]』をきっかけプロデューサー転身同時期に『鬼滅の刃』プロデューサーにも就任し本格的に企画動かしていく。 アニメーション制作スタジオにはufotable選ばれた。高橋ufotable十数年来の関係であり、高橋がまだ20代新人宣伝担当であった2007年ufotableアニプレックス初めタッグ組み制作した劇場アニメ『空の境界』シリーズにて高橋初め劇場アニメ宣伝担当以降ufotable制作するアニプレックス作品全て高橋宣伝プロデューサーとして十数年間関わってきた。高橋個人としてufotable社員たち共同でアニメイベントをいくつも開催したり、高橋執筆ufotableイラストによる同人小説共同制作するなど、高橋ufotable企業超えて深い関係にあった業界歴の多くufotableと共にしてきた高橋は、ufotable現在のアニメ制作主流である「省略する作り」を行わない姿勢映像面の全工程社内制作する特殊な制作体制作品ごとに新しチーム作るのが主流アニメ業界徹底して同じ制作陣作品作る彼らのスタイル所属するスタッフたちを熟知しており、過去十数年間を共にしてきて、夜のシーン戦闘描写を得意とするufotable制作する鬼滅の刃」を『一人ファン』として見てたかった高橋は、ufotable鬼滅の刃制作依頼した高橋プロデューサーとして制作口を挟まずufotable制作のすべてを任せたかわりに自身企画宣伝面で現場サポートした高橋プロデューサーとして作品の方向性決め仕事など映像作品製作作業に関してufotableにすべて任せていた一方で宣伝プロデューサー時代アニプレックス話題作を多く担当してきた経験をもとに、宣伝面に特に力を入れた高橋放送時間帯深夜枠23時30分を選んだ。これは、流血描写の多い本作大事な要素向き合った結果ufotableが得意とするハードな描写しっかりと描き切るために正しい場所として選択された。高橋視聴率こだわりはなかったが、できうる限り多く視聴者作品見てもらえる環境作るため数か月間、放送局・配信各社調整繰り返し通常の深夜アニメでは5局ほどが選択されるところを本作では20局と提携結んだ加えて動画配信サービスに関して契約できる限り声をかけ、約20社と契約した放送前第1期竈門炭治郎 立志編」の第1話から第5話構成される特別版劇場公開し、アニメへの評価厳し原作ファン対し制作陣作品真摯に向き合い面白いものをつくろうとしていることを伝え環境設定した放送前劇場放映しSNSなど情報拡散することで話題性高めた状態で、テレビアニメ並行してスタートを切れるようにプロモーション戦略行った。さらに、ufotableからの提案第1話ではコマーシャル途中で挟まない方針となり、数か月をかけて放送局各社調整繰り返したり、放送中視聴者途中で視聴をやめる状況作らないようにキャストスタッフ出演してトーク繰り広げる鬼滅ラヂヲ」や、AbemaTV連動した鬼滅テレビ」などを企画するなど、常に新し話題提供し視聴者作品接する場を積極的に設けプロモーション戦略行った出資企画販売アニプレックス原作出版する集英社アニメーション制作ufotableの3社のみであり、テレビ局などの出資頼らない形式となっている。通常10社近い企業からの出資が当たり前であり、尚且つアニメスタジオ出資することが少な日本のアニメーション作品でも珍しい形態であるが、アニプレックスufotableは共に組んできた十数年間作品すべてで同様の出資形式採用している。これは、出資企業多くなることによりアニメーション制作制約出てしまうことを避けるため。そのため、アニプレックスufotable初めタッグ組んだ劇場版 空の境界』より、両社以外の製作委員会への参加企業に関して原作出版発売している企業のみにするという最小出資企業数に留めている。

※この「企画・プロモーション」の解説は、「鬼滅の刃 (アニメ)」の解説の一部です。
「企画・プロモーション」を含む「鬼滅の刃 (アニメ)」の記事については、「鬼滅の刃 (アニメ)」の概要を参照ください。

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