企業・団体・事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:48 UTC 版)
一般の企業が「組織ぐるみ」で犯した罪などは企業犯罪を参照されたい。 アイディック - 節電器商法。ESCO事業として「国から支援を受けている」とセールス。 アクアライン (企業) (水道屋本舗) - 水道修理において、みだりに不必要な作業を上乗せし、不当に高額な料金を請求。他、クーリングオフできるにもかかわらず、できないと虚偽の説明をするなど。特定商取引法違反により、業務停止命令が下された。 安愚楽牧場 - 日本最大の和牛預託商法業者。民事再生法適用申請時の被害者数73,356人、被害総額4207億6700万円。 エステdeミロード - 大規模な消費者被害を起こしたエステティックサロン。 エフ・エー・シー - 月5%の高配当をうたって出資を募っていたが、実態は出資金を配当に充てる自転車操業だった。全国8,000人から約135億円を違法に集めたが、詐欺容疑で摘発。 L&G - 高配当を謳った「あかり価格」や「L&G協力金」をはじめ、独自の円天と呼ばれる電子マネーを発行するなどし、出資を募るが、出資法違反で摘発。 オレンジ共済組合事件 - 参議院議員による出資法違反、詐欺。 キングスレーキャピタル - 架空の投資話(リゾート投資や、投資ファンド)を持ちかけるマルチ商法を展開中。 近未来通信 - IP電話の設備への出資を集めながら、実態は自転車操業状態だった。 経済革命倶楽部事件 - 詐欺。「未常識経済論」。 ココ山岡 - 大規模な消費者被害を引き起こした買戻特約付ダイヤモンドの販売会社。 ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン - 海外のプライベートバンクを使った資産運用で高配当の利回りが可能になると説明し、少なくても1,000人を超える顧客から数百億円の資金を集めていたが、破綻。ダイヤモンド社から2003年2月に発売され、ベストセラーとなった「スイス銀行体験記」に秦右時(ゆうじ)社長は“優秀なプライベートバンカー”として登場する。 ジー・オーグループ - 健康食品などの通信販売開業者募集で勧誘。出資法違反、詐欺。 新製品普及会 - 元祖催眠商法。「SF商法」の語源。 スカイビズ - ホームページスペースレンタルの連鎖販売取引。無限連鎖講と捉える人も多い。 全国八葉物流 - 健康食品販売を名目にした預かり金によるマルチ商法詐欺。出資法違反。集めた金は豊田商事事件に次ぐ規模。 天下一家の会事件 - 無限連鎖講。無限連鎖講が禁止される契機となった。 統一協会 - 霊感商法という言葉を生む切っ掛けとなった。 投資ジャーナル事件 - 株式の不正売買事件。詐欺。投資顧問業法の制定の契機となる。 豊田商事事件 - 金の現物まがい商法。1985年6月18日にマスコミの取材中に豊田商事会長刺殺事件が発生する。 平成電電 - 匿名組合を利用し出資金を集めるが破綻。 法の華三法行 - 詐欺。「足裏診断」と称する開運・霊感商法。 保全経済会事件 - 投資詐欺事件。出資法の制定の契機となる。 メディアサポート (大阪府) - 大規模な電話機リース法人契約被害と就職詐欺を引き起こした電話機リース会社。「法人相手の訪問販売はクーリングオフの対象外」であることを悪用した。 USEN - 委託業者が抽選箱からくじを引かせ「2等が当たった」と勧誘、行政指導を受ける。当選商法。 リッチランド - 健康食品販売や架空の投資話を餌にマルチ商法を展開するが、出資法違反、組織的犯罪処罰法違反罪。 霊示気学二穣会 - 詐欺。「念金」と称する開運・霊感商法。 ワールドオーシャンファーム - エビの養殖事業に投資すれば高利の配当を約束すると宣伝し、約4万人から計約650億円を集めた。首謀である会長の黒岩勇が海外へ資金洗浄している所を連邦捜査局(FBI)に発見され全容が発覚し、偽造パスポートで国外逃亡するも、その後逮捕。現在、公判中(※なお黒岩は2002年4月、運営していたマルチ商法会社が破綻し、債権者からの取り立てや警察の捜査を免れるためフィリピンへ出国した前科がある)。 ケフィア事業振興会 - オーナー制度を展開し、出資金を元本保証、利息の支払いを約束すると宣伝したが、自転車操業に陥る。2018年9月に経営破綻。2019年5月21日には第1回債権者集会を行った。
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