二人の軍曹、ロボットはいかが?
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:11 UTC 版)
「コブラの登場人物」の記事における「二人の軍曹、ロボットはいかが?」の解説
カザール軍兵士 軍の名称はTV版のもので、原作でこの名称はない。内戦状態にあるキラ星の国宝ロイヤル・ルビーを盗み出したコブラが、星を脱出するためキラディン宇宙港に向かう途中で行動を共にした外人部隊の兵士達。ドメル軍を敵として戦っている。シエラ 声:鶴ひろみ(TV版) 「二人の軍曹」編のヒロイン。外人部隊の指揮官のシエラ少尉と名乗っている。本作に登場する多くのヒロイン同様に露出度の高い衣装で登場。コブラがロイヤル・ルビーを盗んだと知って銃を向けるが、彼が宇宙港に着くまでの護衛を条件にルビーの山分けを要求、他の兵士達と共にコブラと同行する。レイガンではなく短針銃を使用している。 TV版では26話で登場、エンディングのクレジット表記は鶴ひとみだが、表記のミスである。この誤表記はVHSやDVDとしてソフト化された後でもそのままになっている。 モートン、ダック、カービン 声:渡部猛、辻村真人、北村弘一(TV版) シエラの提案に乗りコブラと同行することになった兵士達で、モートンとカービンの階級は二等兵。 モートンは亀のような姿をしており、1度ひっくり返ると自分で起きられない。 ダックはダック星人。コブラがアタッシュケースに水を隠していると考え、喉の渇きを癒そうとしてそれを奪った。これにより、コブラがロイヤル・ルビーを盗んだことがばれてしまった。 カービンはバッタのような顔をしている。銃をぶっ放して睡眠中の仲間を起こし、仲間から顰蹙を買っていた。 TV版では3人とも階級は軍曹。後述の2人が未登場となり、彼ら3人がドメル軍のスパイとして疑われることとなった。 ロック、ムアコック 両者共に階級は軍曹で、TV版では2人とも登場しない。 ロックはコブラとシエラの話を立ち聞きして、同行を申し出た兵士。敵方の使用言語であるドメル語に精通している。途中出くわしたドメル軍兵士と思しき男が銃を向けたためにロックは彼を射殺したが、その男は自軍のワイド軍曹だった。直後に毛むくじゃらのカエルのような姿をしたムアコックが現れ、彼も軍曹だったために、どちらかがワイド軍曹の格好をしているドメル軍のスパイではないかとコブラ達に疑われることに。 TV版では未登場のため、ロックの役回りがダックとなった。 コブラの諸エピソードにはかなり濃厚にムアコック作品のテイストを受け継いだものがいくつもあり、本エピソードでも旅の途中で同行者が1人ずつ退場し最後のシーンでコブラ1人が残されるというムアコック風の進行をする。 コロ 声:つかせのりこ(TV版) TV版オリジナルキャラクター。コブラがロイヤル・ルビーを持って脱出に向かう途中、内戦で負傷した老人から宇宙港まで一緒に連れて行くよう頼まれた子供。 ベルマR78型 声:二又一成(TV版) エピソード「ロボットはいかが?」で登場する小型のロボット。丸いボールのような形をしていて、走行用の足がついている。TV版では24話の登場で、原作とデザインが異なる。 とある惑星のロボット市場で、ガラクタ同然の他のロボットと一緒に売られていたのをコブラが銀河紙幣100レンゼ分で購入した。その際、その足につながれていた鎖の先には得体の知れない「腕(人間の手から肘辺りまで)」がついており、コブラは購入時にその鎖を切ってベルマと切り離し放置したのだが、それが大惨事を招く。 最終手段として、「何もするな、それが唯一の解決法」とコブラに言い残した後、物語冒頭まで時間を戻す(=コブラとの出逢いを含め、全てをなかった事にする)という荒業を用いて事件を解決した。 高級エネルギーを要求する贅沢なロボットで、人間とも会話できる。当初は記憶を失っており、自分に課せられていた使命を忘れていた。
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