事典類の採録状況と解説
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百科事典・歴史事典・歴史辞典の書籍版における記述状況。語釈は原文を要約した。詳しい内容は後段参照。小辞典(事典)や学習辞典は除外した。 (百科事典・歴史事典・歴史辞典)百科事典(版)強制連行朝鮮人強制連行中国人強制連行出版社/年/執筆者等日本大百科全書(2) なし 国民徴用令に拠る。39年の内務・厚生次官通牒から。45年までの強制的労働力動員。 なし 小学館/95年/執筆:朴慶植 大日本百科事典(新装) なし なし なし 小学館/80年 世界大百科事典(07年版) 国策として中国・朝鮮人を内地等に投入。国民徴用令に基づく動員計画。 「強制連行」参照 「強制連行」参照 平凡社/09年/執筆:田中宏 丸善エンサイクロペディア(初) 第二次大戦中、中国・朝鮮人を強制的に軍需動員。閣議・朝鮮総督府決定。 なし なし 丸善雄松堂/95年 ブリタニカ国際大百科事典(3) なし なし なし TBSブリタニカ/98年 歴史事典(版)強制連行朝鮮人強制連行中国人強制連行出版社/年/執筆者等日本歴史大事典(初) 37年以降の国策。中国・朝鮮人を内地等に投入。39年動員計画を閣議決定。 「強制連行」参照 「強制連行」参照 小学館/00年/執筆:田中宏 日本史大事典(初) 37年以降の国策。中国・朝鮮人を内地等に投入。39年に徴用令公布。女子は従軍慰安婦に。 「強制連行」参照 「強制連行」参照 平凡社/93年/執筆:田中宏 世界歴史事典(復刊) なし なし なし 平凡社/92年 世界歴史大事典(初) なし なし なし 教育出版センター/85年 歴史辞典(版)強制連行朝鮮人強制連行中国人強制連行出版社/年/執筆者等国史大辞典(初) なし 15年戦争時の政策。朝鮮にも国民徴用令等を適用。当初は募集形式の労務動員計画を実施。(姜) 4万を強制連行。42年に閣議決定。翌年より試験運用開始。(臼井) 吉川弘文館/88年/執筆:姜徳相 臼井勝美 日本史広辞典(初) なし 労働者を強制的に動員する日中戦争中の政策。「朝鮮人労務者内地移住に関する件」により許可。 42年の閣議決定で試験運用開始。44年の次官会議決定により本格化。 山川出版社/97年 日本歴史大辞典(4) なし なし なし 河出書房新社/90年 日本史辞典(初) 日中・太平洋戦争期に中国・朝鮮人・ミクロネシア人等を徴用使役した政策。国民徴用令で許可。 39年から。総督府の下部機関・警察の圧迫を利用。従軍慰安婦の動員も。 「強制連行」参照 岩波書店/99年 日本史辞典(初) アジア太平洋戦争時に政府が中国・朝鮮人に強制した労務動員。従軍慰安婦も女子挺身隊の名で連行。 なし なし 角川書店/97年 日本史用語大辞典(初) なし なし なし 柏書房/78年 日本近現代史辞典(初) なし 公募・官斡旋・徴用など様々な形式も国の計画に基づき強制的に連行。多数が慰安婦に。 軍部が大々的に「労工狩り」。42年、華人労働者内地移入ニ関スル件が閣議決定。 東洋経済新報社/89年/執筆:井口和起
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