労務動員とは? わかりやすく解説

労務動員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 06:14 UTC 版)

日本統治時代の朝鮮人徴用」の記事における「労務動員」の解説

動員先により、朝鮮半島動員先とするものと、その他(内地(=日本本土)や樺太千島列島南洋諸島など)を動員先とするものに大別される内地その他の各地動員先とする労務動員には、募集 個別渡航(1938-40) 集団渡航(1939-42) 官斡旋(1942-45) 徴用 軍関係労務への徴用1941月〜 一般徴用1944年9月〜 などの形式がある。 朝鮮半島動員先とする労務動員の形式には募集・官斡旋徴用道内動員などがあり、このうち道内動員最大多数占める。道内動員は、さらに 道内斡旋 勤報隊(勤労報国隊) 募集 などに区分される。 以上の形式の中では、道内動員の勤報隊が最大多数1944年で約192万人この年動員数82%)を占めていた。 朝鮮半島からの労務動員(動員形式別1942年度〜1944年度)動員動員形式1942年度%1943年度%1944年度%朝鮮斡旋 49,030 9.4 58,924 6.7 76,617 2.6 〃徴用 90 0.0 648 0.1 19,655 0.7 〃軍要員 1,633 0.3 1,328 0.2 112,020 3.8 〃道内動員 333,976 64.1 685,733 77.7 2,454,724 82.9 〃小計 384,729 73.8 746,633 84.6 2,663,016 90.0 日本斡旋 115,815 22.2 125,955 14.3 85,243 2.9 〃徴用 3,871 0.7 2,341 0.3 201,189 6.8 〃軍要員 300 0.1 2,350 0.3 3,000 0.1小計 119,986 23.6 130,646 14.8 289,432 9.8 その他軍要員 16,367 3.1 5,648 0.6 7,796 0.3 〃徴用 135 0.0 〃小計 16,502 3.2 5,648 0.6 7,796 0.3 小計斡旋 164,845 31.6 184,879 20.9 161,860 5.5 〃徴用 4,096 0.8 2,989 0.3 220,844 7.5 〃軍要員 18,300 3.5 9,326 1.1 122,816 4.1道内動員 333,976 64.1 685,733 77.7 2,454,724 82.9 -合計 521,217 100.0 882,927 100.0 2,960,244 100.0 朝鮮半島外への労務動員(行先別)年度当初計画石炭山金属山土建工場合計193985,000 34,659 5,787 12,674 - 53,120 194097,300 38,176 9,081 9,249 2,892 59,398 1941100,000 39,819 9,416 10,965 6,898 67,098 1942130,000 77,993 7,632 18,929 15,167 119,721 1943155,000 68,317 13,763 31,615 14,601 128,296 1944290,000 82,859 21,442 24,376 57,755 286,432 194550,000 797 229 836 8,760 10,622 907,300 342,620 67,350 108,644 206,073 724,687 道内動員内訳動員形式別1944年道内斡旋492,131 勤報隊1,925,272 募集37,321 合計2,454,724

※この「労務動員」の解説は、「日本統治時代の朝鮮人徴用」の解説の一部です。
「労務動員」を含む「日本統治時代の朝鮮人徴用」の記事については、「日本統治時代の朝鮮人徴用」の概要を参照ください。

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