主な政治家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 20:31 UTC 版)
「市民プラットフォーム」の記事における「主な政治家」の解説
ドナルド・トゥスク - 第2代党首、前ポーランド首相(2007年〜2014年)。現在のポーランドで最も広く信頼されている政治家の一人。2014年12月から欧州理事会議長。 ブロニスワフ・コモロフスキ - 現ポーランド大統領(2010年~)。歴史を通じて広く尊敬された伯爵家の当主。世論調査によると、現在のポーランドで最も広く信頼され、かつ最も不信を買わない、したがって正味の信頼度のもっとも高い政治家である。 クシシュトフ・ビェレツキ - ポーランドの国家戦略を策定する首相直属の諮問機関である「国家経済諮問会議」議長(2010年~)。元ポーランド首相(1991年)。タデウシュ・マゾヴィエツキ、ヤヌシュ・レヴァンドフスキ、レシェク・バルツェロヴィチと並ぶポーランドの市場経済化の成功の立役者。ポーランド最大の銀行であるポーランド貯蓄銀行(PKO Bank Polski)の前頭取。 イェジ・ブゼク - 欧州連合(EU)の議会である欧州議会(EP)の議長(2008年〜)。世界的に有名な化学工学者。元ポーランド首相(1997~2001年)。首相時代にはイェジ・レグルスキとの協働により画期的な地方自治改革を断行し、行き過ぎた中央集権によく見られる多県制とも、行き過ぎた地方分権によく見られる道州制とも異なる、それまでの中央集権とのバランスのとれたポーランド独特の穏健な地方分権である「県合併」を完成した。ドナルド・トゥスク、ブロニスワフ・コモロフスキ、ラドスワフ・シコルスキといった人気政治家を凌いで、ブゼクはポーランドでもっとも人気があり社会からもっとも広く尊敬を得ている政治家である。また、EUにおいても最も信頼されている政治家の一人である。 ハンナ・グロンキェヴィチ=ヴァルツ - 首都ワルシャワの女性市長。ポーランドの中央銀行であるポーランド国立銀行(NBP)の元総裁であり、NBPの政策決定機関である金融政策決定会合(Rada Polityki Pieniężnej、RPP)の元議長。経済政策のほかあらゆる政策における博識と、確固たる理念に基づいた強力な決断力によってワルシャワ市民から絶大な人気を得ている。2010年11月21日のワルシャワ市長選挙で市民の圧倒的支持を得て再選を果たした。 ヤヌシュ・レヴァンドフスキ - 現欧州委員(予算担当)としてEUの予算を一手に担当しEU各国を指導する強大な権限を持つ。グダンスク大学経済研究所の創立者で初代所長。元ハーバード大学講師。元ポーランド共和国市場経済化担当大臣(1990-1993)。 ヤツェク・サリュシュ=ヴォルスキ - 現ウッチ大学経済学部教授。元ヨーロッパ統合全権(1991-1996年)。元ヨーロッパ統合委員会議長(2000年)。欧州議会(EP)で市民プラットフォームが所属する国際的政党連合会派である欧州人民党の元副議長。 ヤン・ヴィンツェント=ロストフスキ - 「欧州最高の財務相」の称号を持つ現ポーランド財務相(2007年~)。中央ヨーロッパ大学経済学部長(休職中)。党員ではあるが国会議員ではない。2009年暮れまではイギリス保守党の党員でもあった。 ラドスワフ・シコルスキ - 現ポーランド外務相(2007年~)。現在のポーランドで最も人気のある政治家。妻はもとエコノミスト誌(イギリス)とワシントン・ポスト紙(アメリカ)の編集委員でピューリッツァー賞受賞者である世界的ジャーナリストのアン・アップルバウム。若かりし頃ポーランド民主化運動に身を投じ、官憲からの圧力を逃れてイギリスに亡命した。ラデック(「ラドスワフ」の愛称)、イギリスのデイヴィッド・キャメロン首相、ロンドン市長のボリス・ジョンソンの3人はオックスフォード大学の学生時代からの飲み友達で、2世紀にわたる伝統を持つエリート飲酒サークル「Bullingdon Club」のメンバー。キャメロンとジョンソンはサークルの「入会儀式」と称してラデックの部屋をめちゃくちゃに破壊した前科がある。
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