人気政治家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:31 UTC 版)
「ベニグノ・アキノ・ジュニア」の記事における「人気政治家」の解説
ベニグノ・アキノは、タルラック州コンセプシオンで、地元の名士の家に生まれた。祖父はエミリオ・アギナルドの側近として活躍し、父ベニグノ・アキノ・シニア(英語版)もホセ・ラウレル政権下で活躍した政治家だったが、晩年は太平洋戦争時の対日協力者として批判を受けた。父の死後、ニノイは大学を中退しジャーナリストになった。 1954年、ラモン・マグサイサイ大統領の下で働いていたニノイは、反政府グループであるフクバラハップのリーダー、ルイス・タルクを説得して投降させるようにという命令を受けた。4カ月にもわたる熱心な説得の末に、タルクは無条件投降した。ニノイの名声は高まり、22歳にしてコンセプシオン市の市長に就任した。同年、コラソン・コファンコと結婚した。 1961年、タルラック州の知事に当選し、1966年には自由党の幹事長に就任した。1967年には35歳で上院議員に当選。これは、現代に至るまで、フィリピン史上最年少での上院議員当選の記録として、いまだ破られていない。
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