万古焼とは? わかりやすく解説

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ばんこ‐やき【万古焼】

読み方:ばんこやき

陶器の一。元文年間(1736〜1741)伊勢国桑名の沼浪弄山(ぬなみろうざん)が小向(おぶけ)で創始赤絵にすぐれ、万古文字印したまた、青磁製し万古青磁名がある明治以降四日市中心に急須を主とした赤土素焼きのものが多く作られ四日市万古よばれる。→古万古(こばんこ)


万古焼

読み方:バンコヤキ(bankoyaki)

三重県陶芸


萬古焼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 23:27 UTC 版)

萬古焼(ばんこやき[1]万古焼)は、陶磁器・焼き物の一つで、葉長石(ペタライト)を使用して耐熱性に優れた特徴を持つ。陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(炻器)に分類される。三重県四日市市を中心に、土鍋などが生産されている[1]


  1. ^ a b c d e f 「土鍋 底突く危機/萬古焼 リチウム特需で原料不足に」『東京新聞』夕刊2023年9月7日1面
  2. ^ 四日市の指定・登録文化財:四日市萬古焼
  3. ^ a b 四日市の日本一 土鍋の生産量” (PDF). 四日市市 (2012年10月). 2018年8月21日閲覧。
  4. ^ リチウムイオン電池需要拡大、窯業に打撃 粘土価格10倍”. 日本経済新聞 (2023年6月9日). 2023年6月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 萬古焼とは”. ばんこの里会館. 萬古陶磁器振興協同組合連合会. 2021年5月10日閲覧。
  6. ^ a b c 西垣・松島(1974):156ページ
  7. ^ 桑名萬古焼”. 事典 日本の地域ブランド・名産品(コトバンク所収). 2018年9月2日閲覧。
  8. ^ a b c 鹿嶋(2007):341ページ
  9. ^ 四日市市 編(2000):600ページ
  10. ^ 「日本の輸出品への影響」『東京朝日新聞』昭和5年6月25日(『昭和ニュース事典第2巻 昭和4年-昭和5年』本編p9 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  11. ^ 鹿嶋(2007):341 - 342ページ
  12. ^ 伊勢志摩サミットで使用された代表的な食器類”. 日本国外務省. 2016年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月29日閲覧。
  13. ^ 内田鋼一「萬古焼 ユニークな歴史◇三重・四日市の伝統工芸品 時代に合わせ嗜好に沿う◇」『日本経済新聞』朝刊2018年9月27日(文化面)2018年9月28日閲覧


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