一週間に亘るコーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:07 UTC 版)
ネタが月曜から金曜まで続き、金曜でオチがつくコーナー。 オープニングトーク 今田ら3人によるフリートーク。話題は週替わりとなっていた。 なんでもベスト5 あるテーマにしたがって、芸能人のベスト5を決定する。3人が芸能人の顔写真パネルをランキング表に貼り付けながら検討する。ただし、ベスト5のテーマは視聴者には知らされないまま終わるので、3人の会話の内容と選ばれた写真の顔ぶれで、視聴者側が想像を働かせて推測し楽しむコーナーだった。顔写真パネルは『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングでカレンダーに使用されたものを再利用していた。 テーマの例:人糞を食べていそうな芸能人、悪魔に魂を売っていそうな芸能人 OUT IN OUT 不良上がりの3人が組むお笑いトリオ「OUT IN OUT」が、お笑い番組出演を目指して様々なオーディションを受けるというコント。とはいえ、板尾以外の2人は単にテレビに出て自慢したいと言う気持ちが強く、毎回審査している構成作家の本田に散々ダメ出しされて不合格になっていた。初めは普通にネタをしていたが、あまりに落ちるため「三段オチ」と言って雑誌の読者コーナーをそのまま読み、オリジナル要素として自分達で評価をつけたと言いはるなどの有様であった。最終週ではオーディションを受けていた番組が最終回になり、記念でテレビ出演できたが、極度の緊張でネタをとちってしまい即退場させられる、という終幕だった。 メンバーは「リーダーで真面目にネタをしようとする板尾」、「金持ちの息子で元番長、空気を読まずにスゴんでばかり、作家を金で買収しようとする、目立ちたがりの東野」、「貧乏すぎていじめられっ子でヘタレでバカの今田」というキャラクターで、「冒冒ブックス」において相当細かい人物像が設定されていることが明らかになった。 満天握り月太郎 当番組の放送当時、実際に連載されていたマンガ『満天握り月太郎』をメンバーがアフレコする。映像は、マンガのコマをそのまま放送した。しかし、放送期間中に掲載誌「コミック山ちゃん」が休刊したために終了。なお、作品は後に「COMICトッパー」(英知出版)にて連載が再開された。作者のたがわ靖之は、当番組にゲスト出演後、「冒冒ブックス」用に新作の『満天握り月太郎』を執筆したが、2000年9月に逝去した。 直後に刑事マンガを同様の形式で放送したものの、松本人志から「何か嫌や」とクレームが入ったため打ち切りとなり、代わりに「サウンドスナイパー」が放送された。 ものまね 全身タイツを着たメンバーが、ある物や人の形態模写を月曜から金曜まで5段階の手順を踏んで行う。金曜には何の形態模写を行っていたかのネタあかしをしていた。 ご当地絶叫 日本の全国各地にメンバーが1人ずつ行き、ご当地にちなんだ5文字の言葉を絶叫する。月曜は1文字だけ、火曜は2文字目まで、と増え、金曜で5文字叫ぶ。また、画面も5分割でモザイク掛けされ、1日ごとにモザイクがはがれていった。金曜で5文字叫んだ後はメンバーが各地で遊ぶ姿が少しだけ流れたが、板尾が担当した週は何故か豪遊シーンばかりが登場していた。半年だったため当然全国制覇はならず、また最終週は今田がアメリカから絶叫した。 絶叫の例:福岡県に行って「めんたいこ」、広島県に行って「カキフライ」 パラパラマンガ 各メンバーが自作したキャラクターをもとにしたクレヨン画パラパラマンガを、毎日1コマずつ3秒程度見せていく。このコーナーのみ、半年かけて完結するネタだった。放送最終週および「冒冒ビデオ」にて、このマンガを連続再生したアニメーションが放送された。
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