いちのたにふたばぐんき【一谷嫩軍記】
一谷嫩軍記
読み方:イチノタニフタバグンキ(ichinotanifutabagunki)
一谷嫩軍記
一谷嫩軍記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 04:49 UTC 版)
『一谷嫩軍記』(いちのたにふたばぐんき、一谷嬾軍記とも[1])とは、文楽および歌舞伎の演目のひとつ。五段続、宝暦元年(1751年)11月に大坂豊竹座にて初演。並木宗輔の作。三段目の切は特に『熊谷陣屋』(くまがいじんや)と通称される。ただし宗輔はこの作の三段目までを執筆して病没したので、浅田一鳥らが四段目以降を補って上演した。版行された浄瑠璃本には、作者として浅田一鳥・浪岡鯨児・並木正三・難波三蔵・豊竹甚六の連名のあとに、「故人」として並木宗輔の名が記されている。
- ^ 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典. “一谷嬾軍記(いちのたに ふたばぐんき)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年2月1日閲覧。
- ^ 『新群書類従』第一、130 - 131頁
- ^ 『新群書類従』第一、131頁
- ^ 『新群書類従』第一、128頁
- ^ ようこそ歌舞伎へ 『熊谷陣屋』 八代目中村芝翫 歌舞伎美人
- ^ 『新群書類従』第一、127 - 128頁
- ^ 『歌舞伎名作鑑賞① 丸本歌舞伎』141 - 142頁
- ^ 『一谷嫩軍記・近江源氏先陣館・絵本太功記・梶原平三誉石切』(歌舞伎オン・ステージ 4)202頁
- ^ 『歌舞伎名作鑑賞① 丸本歌舞伎』141頁
- ^ 『国立劇場上演資料集. 一谷嫩軍記・鶴亀・其小唄夢廓(第163回歌舞伎公演)』209頁
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