リルガミン王家とは? わかりやすく解説

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リルガミン王家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 04:12 UTC 版)

小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の記事における「リルガミン王家」の解説

ベイキ リルガミン女王。ニルダ神に守られ王家血統思わせる美貌持ち主17歳という若年女王であり、天変地異対策立ち向かっているものの、宝珠探索に関する支援政策的外れなものが多く、また冒険者呼びつけては少女特有のヒステリックさで進捗状況問い詰めるため、冒険者たち評判はよろしくなかった。王国騎士という立場マイノス除けば、彼女を悪く言わない者はある一人冒険者くらいのもので、特にディーなどは美のライバルである事も合わせて反感抱いていたが、ベイキ自身はまだ少女らしさが抜け切っていないので、美に関して自分相手にならない見ていた。 しかし、世界本当危機的状況明らかになるにつれて精神的に大きな成長遂げ謙虚さと共にリルガミン王族としての真の威厳発揮するうになるまた、その美貌もさらに見違えるものになり、その成長振りジヴラシアディー達を大い驚かせた。今回危機立ち向かうべく、ニルダ神と王国騎士英霊達に、伝説の聖剣ハースニール」を授けられジヴラシアたちと共に梯子山」に挑む。 「宝珠探索集った多く冒険者たち同じように、彼女も約100年前リルガミン苦難の時代にあって、それを救った女王マルグダの転生者である。マルグダが愛したガディ転生した姿であるガッシュとは、約100年の時を超えて再びめぐり合う当時叶えられなかったガディへの想いも、ベイキ強く引き継いでおり、ガッシュ同様初め会ったとき以来お互い慕情抱いていた。今回立場のため、その思いは表に出せなかったが、何かと宝珠探索口を出したのはガッシュ関わりたいがためであった様である。しかしガッシュ生死不明になり、世界破滅目前迫ったことを知った時、深く悲しみこれまでの未熟さ払拭する大きな精神的変化遂げる。その晩、「ニルダの杖」を奪還した英雄達の名が刻まれた銘碑の前で、為政者としての無力さや、自分のせいでガッシュ死に追いやってしまったではないかなどの、思いの丈打ち明け、ニルダ神と彼らに助力を祈る。 それに応える形で、ニルダ神と英霊たちベイキハースニール貸し与えベイキ愛する者こそ最後の「ダイヤモンド騎士」の血を引く者であると告げられる。これによってガッシュ踏み出し切れなかった思い吹っ切れガッシュを再び一目見るため、ジヴラシアと共に梯子山」登攀挑むことを決心する。それと共にベイキ本来の威厳威徳現れるようになり、ジヴラシア達を驚かせると共に、彼らも敬意を払ううになるまた、梯子山」登攀挑む仲間として認められるうになる王宮育ち戦闘は全く素人だが、高位魔術師としてダバルプス打ち破った、マルグダの血と魂を受け継ぐだけあって勘は良くハースニール魔力をすぐに使いこなして、ザザマイノスをよくサポートしていた。一時は偽不死王捕縛されるが、ガッシュたちに助け出されダバルプスとの最終戦まで見届けたエピローグではガッシュ結婚して王妃となり、八ヶ月ぶりにジウラシアたちと再会した。なお、かつては険悪な関係だったディーとは友の妻同士姉妹のように仲良くなった。 リルガミンの五賢者 ベイキリルガミン統治補佐して様々な政策を採る賢者達実質的には、ベイキ若年であるため、リルガミン統治はこの五賢者共同摂政として執っている。五人それぞれ人間エルフドワーフホビットノームというこの世界代表する種族である。今回危機に際しても、「宝珠探索体制整えたり、リルガミン治安維持したりなどで、その有能さ発揮している。彼ら全員、若い主君ベイキに対しては、娘のような愛情抱いている。天変地異リズムから将来変動予測をした結果、「大破壊カタストロフィー)」の可能性大きいことを、ベイキ冒険者達伝えなくてはならなくなる。ベイキが「梯子山」登頂決意した時は、わざわざ「梯子山」の麓まで見送り行きベイキを昔の呼び方である「姫様」と呼んで別れ惜しんだエピローグには直接登場はしなかったものの、ジヴラシアたちと再会するために出かけたベイキが彼らに置き手紙残していた。

※この「リルガミン王家」の解説は、「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の解説の一部です。
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