ユンケル帝国編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:53 UTC 版)
「ジャングルの王者ターちゃん」の記事における「ユンケル帝国編」の解説
マハラー・ポポ ユンケル帝国38代国王。まだ子供と言える年の少年である。ユンケル帝国編以前(『旧』)にも登場しており、アフリカに旅行で訪れ、ターちゃんにガイドを依頼している。その縁から、バイオ戦士計画の頓挫を願い、ターちゃんをトーナメントに招待した。誰に対しても自信を見せず大臣のマハラジャに国政をいいようにされていたが、決勝戦のアナベベとカシオの死闘から男として「何か」を学び、国王としての威厳を漂わせマハラジャを威圧し屈服させた。 マハラジャ 国防大臣。科学者でもありバイオ戦士を生み出した。大会決勝では王位簒奪の野心を言外に露にするも、国王の威厳に打たれて屈服。大会後、バイオ戦士計画の失敗で大臣を辞職した。 アブドラ 大会の案内係。長年格闘技の世界で仕事をしてきて、体つき、身のこなし、握手の時に伝わってくる気でどういう格闘家かわかると言うが、ヂェーンを相撲の達人、エテ吉を性行為の達人と言うなど、どこまで本当なのか計り知れないところがある。 カシオ バイオ戦士4人の筆頭。バイオ戦士の中では最強の戦士で、アークツルスさえ彼には敬語で接する。体の大きさを自分自身でコントロールできる。準決勝の試合でターちゃんに勝つためにステロイドを大量に注入され急激に筋肥大したが、賢や靭帯を過剰に酷使するため5分以上は戦えなかった。パワーではターちゃんに勝ったものの、カシオの動体視力では到底追いつけないスピードに加え、技やテクニックに雲泥の差があり一方的に攻められ、タイムリミット後、肩の腱が切れ止めを刺すように促すが、下劣な本性を露呈し罵倒するマハラジャの姿にターちゃんが憤慨、彼を殴って逮捕された。その結果、反則負けとなったことにより試合自体には勝利する。しかし決勝では戦士としての誇りをもち、あえて筋肥大せず戦い、膝蹴りでゼブラちゃんちゃこりんマン(アナベベ)の鼻を潰すなど善戦するも敗れたが、強敵を前に臆することなく果敢に立ち向かった姿にはアナベベのみならず観客さえも彼を「勇者」として称えた。 アークツルス バイオ戦士4人のナンバー2。当初は最強のバイオ戦士として描写された。ライオンの睾丸から作られたアナボリック・ステロイドの薬物注射によって通常の筋肉密度の6倍の組織をもち、強靭な筋力を備えている。巨体だが、蹴り技も会得しており常人では受けることすらできないほどの威力。三年前はひょろひょろに痩せていた。ターちゃんと戦い「ぶち殺して睾丸を抜いてやる」と豪語するが、殺されたライオンたちが乗り移ったターちゃんに腕を破壊され、逆立ちしての足技の応襲で倒された。 プロキオン バイオ戦士。小柄だがタフで、はがいじめを得意とする。このほか嗅覚も強化されている。大怪我をしたターちゃんのギャグ技によって嗅覚からダメージを受け、脳天直撃のひじ打ちにより倒された。 カノーブス バイオ戦士。4人の中では最も弱い。右目に魚眼レンズが移植してあり普通の人の2倍の視野をもっている。ターちゃんにあっさり敗北、倒された際に外れた魚眼レンズはターちゃんの一発ギャグに使われた。 ゼブラちゃんちゃこりんマン 正体はアナベベ。決勝戦では戦士の誇りをもってありのままの自分で挑んできたカシオに応えるため、マスクを取り本名を名乗り、「素顔で戦った場合敗北は死」という部族の掟を背負いカシオと戦う。その結果勝利し、優勝賞金1000万ドルを手にした。マスクマンを装っているにもかかわらず、サインを求められると無意識のうちに本名を書く。 バックス・ベイカー 全米一の悪役レスラーで「狂える猛牛」の異名を持つ。予選で敗退する。ペドロのTシャツに施したサインは平仮名で「ばっくすべいかー」と書かれていた。同じ飛行機に乗ったよしみとしてターちゃんの試合を応援しに来た際ヂェーンにポテトチップスを薦められるが、袋の中には1枚しか残されていなかった。 ラリー・スコット 元マーシャルアーツスーパーヘビー級チャンピオン。予選で負けた。 ナパキャット・ワンタン ムエタイの現ヘビー級チャンピオン。プロキオンに背中を折られ予選で負けた。サインがかわいい。
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