モデルガン・エアソフトガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:15 UTC 版)
「デッカードブラスター」の記事における「モデルガン・エアソフトガン」の解説
Elfin Knights Project 「TAKAGI TYPE BLASTER 高木型弐〇壱九年式爆砕拳銃」 2014年発売。“高木式”の名は、発売元のElfin Knights Projectの主催であり、デッカードブラスター研究の第一人者として名高いモデラー、高木亮介が設計・原型製作を手がけていることから。 後述のM2019 BLAST-PISTOL(通称「高木ブラスター」)の製作実績を元に、遊戯銃製造メーカーである(株)MULEが生産を担当し、発火可能なモデルガンとして制作された。 「MOS-BLASTER」 2009年発売。純粋なトイガンではなく、同ブランドが製造・発売したレプリカモデルの設計を基に、中折れ式の機構として、クラフトアップル(CAW)社製のモスカートを使用できるようにした製品である。 ダイキ工業 2014年に「髙木式 Blaster Gun'」の商品名で樹脂製一体型モデルを発売。商品名としての正式名称は「髙木式 Blaster Gun < 無可動 ABS・PVC Ver.>」となる。 後述のElfin Knights Project製「M2019 BLAST-PISTOL Type Solid」を元に、素材をABS樹脂及びPVC製に変更した無可動モデルである。 ハートフォード トイガンメーカーのハートフォード社は、自社製のモデルガンやタナカワークス社パテントのBB弾発射システムを元にして、ブラスターに外観が極めてよく似たデザインのモデルガン・エアソフトガンを、2003年より「M2019 C.S. ブラスター」の商品名で生産・販売していた。ベースにしている銃の大きさや形状が異なるため、プロップとはその点に比例してサイズ、ディティール等が異なる。 また、『ブレードランナー』のファンフィルムである『ザ・ブレードランナー・クロニクルズ』を制作・監督したノーランド・コリンズ(NoeLand Collins)によってデザインされたオリジナルデザインの短銃身型が「M2019C.S.B. SNUB NOSE」の商品名で発売されている。 組み立てキット版バージョンはアメリカの映画関連レプリカショップであるMonsters in Motionによって「M2019」の商品名でアメリカでも販売された。 飛騨高山 留之助商店 2010年「留之助ブラスター PRO」の名称で発売。後述の「留之介ブラスター」を基に、遊戯銃メーカーのマルシン工業への委託生産により、完成品モデルガンとして発売されたもの。「Tomenosuke Blaster PRO Ultimate Evolution」の名称で海外にも輸出された。 ヒーロープロップを元にした「留之助ブラスターPRO ヒーローモデル」に加え、警官用スタントプロップを元にした「留之助ブラスターPRO ポリスモデル」(個数限定生産品)の二種類が発売された。その後も改良を重ね、2013年には“ワーコン・モデル”、2014年には“リテイラー・エディション”が発売されている。2017年には“リテイラー・エディション”が続編の撮影用プロップに採用された(後述「#『ブレードランナー 2049』におけるブラスター」参照)ことを記念し、仕様を一部変更した廉価版の「留之助ブラスター 2049」が完成品と組み立てキットモデルの2種類が発売された。2013年には型取り複製し樹脂製の無可動無電飾モデルとした「留之助ブラスター ラバーガン」も発売されている。 Fullcock(アルゴ舎) 「TAKAGI Type M2019 Water Blaster 高木型 弐〇壱九年式 爆水拳銃」の名称でポリスチレン製水鉄砲を発売。 上述のElfin Knights Project製「TAKAGI TYPE BLASTER 高木型弐〇壱九年式爆砕拳銃」を原型として開発されたもので、手動式ポンプを内蔵した廉価型の水鉄砲として設計されており、トリガー部以外は無可動(トリガーは前後一体で可動する)の単純な無塗装樹脂製左右貼り合わせモデルだが、グリップ部は別体部品となっている。 2017年に本体を濃いスモークグレー、グリップをクリアーオレンジの成形色とした「クリアブラック」と本体を薄いスモークグレー、グリップをクリアーブルーの成形色とした「クリアシルバー(グレー)」の2種類を発売、同年には本体を金属色の塗装仕上げとし、各所のLED部を塗り分けた塗装済の本体に、ライフル弾倉部側面のLEDをラインストーンで再現した「TAKAGI Type M2019 Water Blaster 高木型 弐〇壱九年式 爆水拳銃 豪華塗装版」も数量限定で発売され、通常版と同様、黒色塗装とした「Black Ver. ブラック仕様」および銀色塗装とした「Silver Ver. シルバー仕様」(両製品ともグリップは通常版と同じクリア成形の無塗装樹脂製のままとなっている)の2種が発売された。 2019年には金型を改修して細部の造形を変更し、トリガーパーツの材質を変更、ライフル弾倉部側面および本体左側面の“レーザーサイト”部のLEDを別パーツにより再現した(ライフル弾倉部底面のLEDは塗装により表現されている)「髙木型弐〇壱九年式爆水拳銃 Vol.1.5」が発売され、本体をスモークグレー、グリップをクリアーオレンジの成形色とした「成型色 クリアブラック」、本体を金属色の塗装仕上げとし、グリップは成型色版と同じクリア成形の無塗装樹脂製とした「塗装版 スチールブラック」の2種が発売された。
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