メテルマギト国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:09 UTC 版)
「神様は異世界にお引越ししました」の記事における「メテルマギト国」の解説
国民の多くをエルフが占める森林都市国家で木々が生い茂る深い森の中にあるが、世界有数の超大国でエルフ至上国家で、他の種族を見下して他国と関らない。元々は温和な種族のエルフだが虐待された歴史をたどりハイ・エルフが「虐げられたエルフの救済」組織を作りそれが現在の国家に発展する中で好戦的な軍事国家へと変化した。約1000年の長大な寿命のハイ・エルフが支配層で、貴族として議会をつくり統治し現代表はマルリヒト800歳である。首都は人工的に掘削された、広さ数10kmにも及ぶ地下空洞内にあり、内部には、高さ数100mの建物が立ち並ぶ。都市の中央の、1番大きな建物が政府関係の庁舎である。 メテルマギトの魔法技術は、彫鉄魔法で鉄を使い、呪文や、陣を使わず、魔術式を刻んだ鉄に魔力を流し入れて魔法が発動し優れた戦車や武器などを作り出せ、この世界の先端魔法技術だが、物が大きくなるのが欠点である。またモーター音のような振動音が発生する。その魔力は植物から抽出している。そのため他国と違い魔石は不要で冒険者もほとんどいない。人工精霊で自立した意思を持ち多種多様な魔術砲塔を付けたチャリオット的だが動物が曳かず自走する二輪の戦車による鉄車輪騎士団が軍の主軸である。エルフの寿命は200年と長いが老いは避けられず、それが深刻な悩みであり、不老研究のため、王の勅命により鉄車輪騎士団がアグニー族の多くを捕縛して、国民の熱狂と待望の元で国として100年計画で全長1キロの浮遊島ケルプトに収容して個体数の増加を手始めに研究中である。 “鋼鉄の”シェルブレン・グロッソ エルフの男性、鉄車輪騎士団団長、“鋼鉄の”とあだ名されている。愛機は人工知能で会話もできる戦車シルヴリントップ。魔法開発者、兵器設計者、医者、医学研究者でもある。彼の開発力でメテルマギトが兵力を大きく高めた。別の小国で亜人迫害と軍の使い捨ての体制の中で両親を亡くし、孤児院で育ち、そこで姉弟となった義姉のハーフエルフ特有の50歳位からの急激な老化の苦しみから助けるため、自らもアグニー研究に着手する。自身の経験からもエルフ側の軍事的な常勝化を願う。大の甘党で酒のつまみもクッキーやケーキである。 “影渡り”キース・マクスウェル エルフの男性、鉄車輪騎士団副団長で情報収集や直接の潜入調査を得意とする。愛機は下半身に着込む形状でかかと部分に車輪が取り付けられた戦車マッチバニー。一日で地球を半周すると言われ、本人は「一日あれば一周出来る」と豪語する。
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