ミックスジュース
食品名(100g当たり) | 廃棄率(%) | エネルギー(kcal) | 水分(g) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 灰分(g) |
野菜類-野菜類/(トマト類)/缶詰/ミックスジュース | ![]() |
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ミックスジュース
ミックスジュース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 06:32 UTC 版)
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ミックスジュースは、複数種の果汁及び牛乳を混ぜ合わせた飲料、または複数種の果汁を混ぜ合わせた清涼飲料を指す。
概要
近畿地方では、牛乳とさまざまな果物をミキサーで攪拌した飲み物を指すことが多い。この場合は、モモやみかん、バナナ、パイナップル、りんごなどの果物(缶詰も利用される)と牛乳と氷をミキサーに入れて混ぜ合わせて作られる[1][2]。
一方、近畿地方以外では、複数種の果物の果汁を混合したものをミックスジュースと呼ぶことが多い[2]。
缶・びん・紙パック等に封入して販売される飲料に関しては、果実飲料品質表示基準により果汁100%のもの以外は「ジュース」という名称が使用できない。このため、牛乳が入ったものを容器に封入して販売する場合にはコーヒー牛乳などと同様にミックスジュースを名乗ることができない。一般名称として認識されているため、日本サンガリアベバレッジカンパニーが2001年に缶入りの「みっくちゅじゅーちゅ」と称する清涼飲料水を商標登録して発売している[3]が、ミックスジュースを名乗っていないのは、この基準があるためである。[要出典]一方、喫茶店等で提供される飲料はこの基準の適用を受けないため、牛乳を含む場合にもミックスジュースという名称を使用することができる。
なお、果汁に牛乳を加えた飲料としては、フルーツ・オーレがある。かつてはフルーツ牛乳と呼ばれたものであるが、2000年の雪印集団食中毒事件を契機に生乳100%でない製品は「牛乳」を名乗れなくなったため、フルーツ・オーレ等と呼ばれるようになった。明確な定義はないものの、近畿地方のミックスジュースは果実をミキサーに入れて粉砕する段階で牛乳を加えるのに対して、フルーツ・オーレはフルーツ・ジュースを牛乳で割る点で両者は製法が異なる[1]。
歴史
近畿地方のミックスジュースは、大阪・新世界のジャンジャン横丁にある1948年創業の果物店が発祥とされる。この店は1960年に喫茶店に業態を変えて「千成屋珈琲店」となり、フルーツジュース発祥の店として知られるようになった。しかし、店主の体調不良のため、2015年末から休業し、2016年9月に閉店した[4][5]。その後、創業者家族から経営の引継ぎが行われ2017年5月29日に営業を再開することとなった[6]。
ミックスジュースは、1970年代にジューサー・ミキサーの家庭普及により日本全国に広まる。その後清涼飲料水の市場普及により廃れていくものの、2000年代でも近畿地方を中心に残っており、愛飲されている。近畿地方の喫茶店では定番メニューであり、畿外に引っ越した人はミックスジュースがローカルな飲み物であることを知り、愕然とすることが多いという。[要出典]
鉄道駅におけるミックスジュースの販売

近畿地方では、主要鉄道駅構内にジューススタンドがあり、定番のミックスジュースをはじめ工夫を凝らした数種類のミックスジュースが販売されている。
阪神電車大阪梅田駅における梅田ミックスジュース[7]や京阪電車淀屋橋駅の改札近く[8]などが特に有名である。注文を受けると一瞬だけミキサーを動作させてコップに注ぐ。この動作は「フラッシュ」または「フラッシング」とも呼ばれ、沈殿した果汁の粒をかき混ぜ均一化させるために行われる。また、冷たさを保ち、どろどろ感をやわらげ飲みやすくするために、氷をミックスしていることが特徴である。
京阪電気鉄道の駅構内のジューススタンドは「ジューサーバー」としてチェーン化されており、その後関東地方にも東日本旅客鉄道(JR東日本)と大手私鉄の駅構内にフランチャイズ出店されるようになった[2]。
ミックスジュースを題材とした作品
楽曲
- ぼくのミックスジュース
- NHK『おかあさんといっしょ』で放送された楽曲。現在は童謡として多くのCDに収録されている。作詞:五味太郎、作曲:渋谷毅。
- MIX JUICE(ミックス ジュース)
- グレートチキンパワーズのデビューシングル(1995年1月21日発売)
- ミックスジュース with luz
- Mixed Juice(ミックス ジュース)
- pink/ミックスジュース
脚注
- ^ a b 飲料メーカーが大阪名物「ミックスジュース」を販売できない“大人の事情” dot.ニュース(朝日新聞)、2015年9月4日
- ^ a b c 関西ローカル“ミックスジュース”をビジネスの視点で読み解く RISE UP CLUB(東京三菱UFG銀行)、2015年3月2日
- ^ 【関西地方限定】“大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ”とコラボしたパンとデザートを発売! ファミリーマート、2012年6月29日
- ^ 「ミックスジュース発祥」老舗喫茶店の歴史に幕 YOMIURI ONLINE、2016年9月9日 11時25分
- ^ ミックスジュース発祥 また消える昭和…名物喫茶店が閉店 毎日新聞、2016年9月9日
- ^ 「ミックスジュース」発祥の老舗が復活へ…ファンが“4代目”継承 大阪・新世界 産経WEST、2017年5月25日閲覧。
- ^ 阪神梅田駅名物「ミックスジュース」も消える? 76年ぶり大改修後のスタンド去就未定…常連客「場所移してでも残して」 産経WEST(産経新聞)、2015年2月19日
- ^ 大阪名物! 美味しい「ミックスジュース」が飲みたい! フルルkansai
関連項目
外部リンク
- 果実飲料品質表示基準 (PDF) 消費者庁
ミックスジュース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/17 05:23 UTC 版)
「ね〜PON?×らいPON!」の記事における「ミックスジュース」の解説
キャラクター名はソフトドリンクの名称から。 ココア(声優:姫香) 見た目の明るさと裏腹に皮肉屋で怒らせると怖い。 キャロット(声優:鈴田美夜子) 優しく、おっとりした雰囲気の少女。常に笑みを絶やさない。 ラムネ(声優:綾川りの) 寡黙でクール。女扱いを嫌い、男性を軽蔑する。性の話題にはウブで弱い。 レスカ(声優:秋月まい) 優しい真面目で何事にも一生懸命なドジッ娘。素直なのでよく周りからこき使われる。
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「ミックスジュース」の例文・使い方・用例・文例
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