マハロ
別表記:mahalo
「マハロ」とは、感謝や称賛または敬意を表すことを意味するハワイ語の表現である。おおむね日本語の「ありがとう」に相当する表現として用いられる。
ハワイ語はその響きや意味から、たびたび他国においても使用される。日本でも使用されることの多い「アロハ」や「オハナ」といった言葉はハワイ語である。アロハは「Aloha」と表し、一般的には挨拶の言葉として使用されることが多い。その場合挨拶の種類は限定されず、おはよう、こんにちは、こんばんは、ようこそ、さようなら、またね、など様々なシチュエーションで用いられる。アロハと声をかけられた際には、同じくアロハと返事をすればお互いに挨拶をした形となる。Alohaは「Akahai」「Lokahi」「Olu'olu」「Ha'aha'a」「Ahonui」の頭文字をとった言葉で成り立つ。Akahaiは「思いやり」、Lokahiは「調和」、Olu'oluは「心地良い」、Ha'aha'aは「謙虚」、Ahonuiは「忍耐」を意味する。オハナは家族を意味する言葉で、「Ohana」と表す。しかしオハナが意味する家族は、血縁者だけでなく信頼し合える親しい関係にある相手も含まれるため、日本での使われ方とは概念が異なる。
ハワイでは特有のハンドサインを使い様々なメッセージを表現する。手をグーに握り親指と小指だけを立てた形で、日本では「アロハポーズ」と呼ばれることもある。相手に手の甲を見せるのは「元気?」「大丈夫?」「頑張ろう!」などを意味する「シャカ」といわれ、相手に手のひらを見せるのが「こんにちは」「ありがとう」「またね」などを意味する「ハングルース」といわれる。シャカやハングルースをされた際は、同じようにポーズをとるのが現地では自然な返し方とされる。
「マハロ」とは、感謝や称賛または敬意を表すことを意味するハワイ語の表現である。おおむね日本語の「ありがとう」に相当する表現として用いられる。
「マハロ」とは・「マハロ」の意味
「マハロ」はハワイ語で、感謝や称賛または敬意を表す際に使用される言葉。日本語では「ありがとう」などを指す。ハワイではありがとうに対して同じくありがとうと返すのは自然なことなので、マハロと言われたら同じくマハロと返す。または、「どういたしまして」を意味する「アオレピリキア(A'ole pilikia)」と返すのが一般的。ハワイでは2カ国語が公用語として使用されている。ひとつはアメリカで最も多く使用される英語で、もうひとつがハワイ語である。ハワイ語はオーストロネシア語族に属する言語で、ネイティブ・ハワイアンの間で使用された。長い間文字を持たず情報伝達は口頭でのみ行われていたが、1820年にハワイを訪れたキリスト教宣教師達が文字化したとされる。公用語とされるハワイ語であるが、使用人口は1900年ごろの約3万7千人から減少し続け、消滅の危機に瀕している。しかしハワイ語復興を目指す人々により、ハワイ語を使い教育をする学校が設立されたり、ハワイ公共ラジオでハワイ語の放送をするなどの取り組みが続けられている。ハワイ語はその響きや意味から、たびたび他国においても使用される。日本でも使用されることの多い「アロハ」や「オハナ」といった言葉はハワイ語である。アロハは「Aloha」と表し、一般的には挨拶の言葉として使用されることが多い。その場合挨拶の種類は限定されず、おはよう、こんにちは、こんばんは、ようこそ、さようなら、またね、など様々なシチュエーションで用いられる。アロハと声をかけられた際には、同じくアロハと返事をすればお互いに挨拶をした形となる。Alohaは「Akahai」「Lokahi」「Olu'olu」「Ha'aha'a」「Ahonui」の頭文字をとった言葉で成り立つ。Akahaiは「思いやり」、Lokahiは「調和」、Olu'oluは「心地良い」、Ha'aha'aは「謙虚」、Ahonuiは「忍耐」を意味する。オハナは家族を意味する言葉で、「Ohana」と表す。しかしオハナが意味する家族は、血縁者だけでなく信頼し合える親しい関係にある相手も含まれるため、日本での使われ方とは概念が異なる。
ハワイでは特有のハンドサインを使い様々なメッセージを表現する。手をグーに握り親指と小指だけを立てた形で、日本では「アロハポーズ」と呼ばれることもある。相手に手の甲を見せるのは「元気?」「大丈夫?」「頑張ろう!」などを意味する「シャカ」といわれ、相手に手のひらを見せるのが「こんにちは」「ありがとう」「またね」などを意味する「ハングルース」といわれる。シャカやハングルースをされた際は、同じようにポーズをとるのが現地では自然な返し方とされる。
「マハロ」の語源・由来
「マハロ」は3つの言葉に由来し、組み合わさることで成り立つ。マハロは「Mahalo」と表し、「ma」、「ha」、「alo」のそれぞれに意味がある。maは「~の中に」、haは「息」、aloは「~の前に」を指す。haには息の他に「神の息吹」「命」などの意味があり、マハロには「あなたが神の息吹の中にありますように」という深い想いが込められている。「マハロ」の熟語・言い回し
マハロクソッタレとは
「マハロクソッタレ」とは、SFアクション映画の「バトルシップ」で「リアーナ」が演じた気の強い女性海軍兵曹「コーラ・レイクス」が発した言葉。意味は「あばよクソッタレ」などと解釈されている。メカマハロとは
「メカマハロ」とは、「Me ka mahalo」と表し、「感謝を込めて」という意味で手紙などによく使用される。「me」には「~と共に」という意味があり、「ka」は英語でいう「the」のように定冠詞として使われる。他には「マハロヌイロア(Mahalo nui loa)」で「ありがとうございます」となる。nuiは「大きい」や「重要な」を意味し、loaは「非常に」や「大いに」を意味する。マハロよりも丁寧に感謝の気持ちを伝えたい時に使われる表現。マハロ
マハロの意味
マハロ(mahalo)はハワイ語で、日本語の「ありがとう」、英語の「Thank you」に相当する表現。つまり、感謝の気持ちを伝える言葉。マハロの関連表現
マハロよりも強い感謝の意を表す場合、ハワイ語では「mahalo nui loa」(マハロ ヌイ ロア)という。nui loa は英語の「very much」に相当する意味。すなわち Mahalo nui loa は英語の「Thank you very much」にあたるフレーズである。マハロとアロハの違い
ちなみに、ハワイ語のあいさつ文句として広く知られる「アロハ」(aloha)は、実際「ようこそ」「こんんちは」に相当するあいさつ表現として使われるが、その根本的な意味は「愛」「親愛」であり、つまり親しみを込めて投げかける言葉である。そのため、出会いのあいさつにも別れ際のあいさつにも使われる。手紙の結びにも使える。「Aloha nui loa」(アロハ ヌイ ロア)は「たくさんの愛を込めて」という意味で使える。- マハロのページへのリンク