ベグニオン出身者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 14:46 UTC 版)
(※)トパック 13歳→16歳。ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では魔道士→賢者。『暁』では炎の賢者(ファイアーセイジ)→大賢者(アークセイジ)。属性は炎。 グラーヌ砂漠を根城に活動する「ラグズ奴隷解放軍」の首領。元々は裕福な家庭の出身だが、ラグズ奴隷に疑問を持ち、自分の家で奴隷になっていたムワリムとともに出奔しラグズ奴隷解放軍を結成した。ムワリムとは家族同然の絆で結ばれている。アイク達と出会ったことで、現在では神使の正式な助成のもとに活動している。魔道士としてはカリルの弟子であるが、才に優れているわけでないと指摘されている。 『暁』では第1部の途中で、神使の命によりサザ達と合流。『蒼炎』から身長はあまり伸びていないのがコンプレックスになっており、『暁』でかなり背が伸び体格がよくなったサザやアイクを羨ましがっている。サザと会ったときにはいきなり「なんだよそれ!その背!」と言って怒るも、サザに「くだらない」と一蹴される。また、オリヴァーに子供と言われ、怒っていた。 『暁』ではビーゼによると「ベオクとしてはおかしいぐらいすばしっこい」(移動力を増やすスキル「俊足」を持っている)らしく、印付きではないものの、ラグスの血が混ざっていることが示唆されている。 (※)ムワリム 外見年齢27歳。ラグズ。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは獣牙族/虎(ビーストトライブ/タイガー)。属性は雷。 ラグズ奴隷解放軍の副首領であり、トパックの親代わりともいえる存在。トパックのことを「坊ちゃん」とよび、彼のためならわが身を犠牲にしてでも守り抜くという精神を持っている。元老院の奴隷にされていた過去を持つ。そのため、ラグズでは珍しくベオク流の礼儀作法や敬語に通じている。 『暁』ではトパック、ビーゼらとともに神使の命によりサザたちデイン解放戦線と合流する。イズカにより「なりそこない」の薬を飲まされ精神を破壊されそうになってしまうが、ラフィエルが”再生”の呪歌を謳ったことにより辛うじて元に戻っている。印付きに対する偏見はなく、ミカヤが何気なく「サザのことは彼が小さい頃から面倒をみていた」と言ったことで彼女の正体に気付くも、他人の前での発言には気をつけるようにと忠告し、周囲には黙っていた。 彼は『蒼炎』においては、ラグズで唯一倒されると死亡してしまうユニットである(その他のラグズユニットはストーリーの関係上倒されても撤退扱いになる)。さらに、トパックの生死により散り台詞が変化する。また、『暁』でもトパックが死亡している場合、エピローグの後日談に微妙な変化が生じる。 ビーゼ 外見年齢17歳。ラグズ。『暁』に登場。クラスは鳥翼族/鴉(バードトライブ/クロウ)。属性は風。 ラグズ奴隷解放軍の女性。元ラグズ奴隷で、トパックたちに救われた過去を持つ。トパック、ムワリムとともにデイン解放の戦いに加わる。マイペースでぼーっとしてるように見えるが、心の優しい女性である。ミカヤに本能的に苦手意識を持っていたが(本人は奴隷だったためベオクに苦手意識を持っていると解釈したが、ミカヤが印付きであることを本能で感じたためかもしれない)、無視される辛さを知っているため、忘れて仲良くして欲しいと願い、友好を交わした。オリヴァーの目に留まるほどその容姿は美しい。 (※)ソーンバルケ 26歳→29歳。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではソードマスター。『暁』では剣聖(ソードエスカトス)。属性は天。 グラーヌ砂漠にある印付きたちの隠れ里に暮らし、『蒼炎』では戯れにクリミア側について戦っていた。 名剣「ヴァーグ・カティ」を使う剣の達人で、アイクが修行半ばで師(父)を失ったことをあっさりと見抜くほど。砂漠のとある地点にあるキャラを待機させると仲間になる。 彼はベオクとラグズの血を引く「印付き」であり、左のこめかみにその印がある。その生まれからベオク、ラグズの両方を嫌悪しており、とりわけ「親無し」と自分達混血の存在そのものを否定するラグズを憎んでいた。自らの印が与える力で蔑む者達を滅そうと考えたこともあるという。だがモゥディとは打ち解け、友情を育んだ。 実は「三雄」の1人、ソーンの子孫である。名前の由来も先祖からとったものである。砂漠の奥で印付きの人々が平和に住める国を作っており、『蒼炎』では同じ境遇であるセネリオを国に誘った。 『暁』では印付きである“同胞”ミカヤに協力するために同行。負の女神ユンヌに印付きについて問い質すも、そもそも「印付き」は女神には認知されておらず、印付きは女神が決めた禁句を侵した証であるということが全くのでたらめだったと解り、何百年もの間そのでたらめで自分たちが迫害され続けたことを皮肉り嘲笑った。 ガシラマ ベオク。『蒼炎』に登場。クラスはバーサーカー。 グラーヌ砂漠辺境の村を荒らす山賊行商団の長。なりそこないを操る。ラグズ奴隷の違法売買も行っており、この道25年のベテラン。多くのラグズを拉致しその者達を売り飛ばして生計を立てていたが、サナキの要請で向かったアイクたちに討伐される。
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