ブラックタイガー隊
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「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の記事における「ブラックタイガー隊」の解説
森雪 - 黒木メイサ ヤマト戦闘班 ブラックタイガー隊隊員で新鋭機コスモタイガーを駆るエースパイロット。機体番号はBT1(ノベライズ版ではブラックタイガー077号機)。 男勝りな性格で、腕っ節も強く沖田に突っかかる進や自分に殴りかかってきた古屋を一撃している。憧れて入隊したにもかかわらず、ほぼ同時に除隊し自らが参戦していた火星星域戦に参加しなかった進に強く反発していた(ただし、進は先輩(後の上司)なので、一応「さん」付けの敬語で話している)。しかし、被弾した(原作での山本の設定)際に自分を見捨てず命がけで助けに来てくれたことや除隊した経緯を島に聞かされたことがきっかけとなり徐々に惹かれていき、ヤマト爆破を防ぐためとはいえ第三艦橋を切り離して仲間を見殺しにしたことで大きく落ち込んでいたところを進に励まされたことで、2人の気持ちは結ばれる。以後、雪は進に対してキャノピー越しにキスをしたり手をつないでくるなど素直に行動するようになる。ガミラス上陸時にイスカンダルと同化、進と共にガミラスからコスモタイガーで脱出する(同化後、雪はすぐに目を覚ましコスモタイガーの操縦も彼女がしているが、ノベライズ版では気絶したまま進に抱えられて彼の操縦で脱出している)。進とヤマトに残ることを最後まで希望するが、進にパルスガン(最小のレベル1)で気絶させられ、古代守・進兄弟の写った写真を託された後、島に脱出用カーゴに運ばれて地球に帰還。その際、カーゴで目を覚ました雪はヤマトに残る進を見てパニックになり、佐渡や相原に押さえられていた。その後、古代進との間にできた進似の息子を産んでいる。 原作では第一艦橋勤務の生活班班長(看護婦・コスモレーダー担当を兼任)であった。 加藤 - 波岡一喜 ブラックタイガー隊員No.2で元チーム古代の一員。隊のリーダー格であり、ガミラス上陸直前のブリーフィングでは隊員たちに指示を与えている。原作では進に対して(一応組織的には上司であるが)年齢が近い同輩ということで呼び捨てのタメ口だったが、今作では先輩、上司ということがハッキリしているので「さん」付けの敬語で話している。艦内に酒のボトルを持ち込んでいる。 ガミラス上陸時に、進たちをイスカンダルに無事着かせるために地上で空間騎兵隊と共にガミラス兵と戦闘、壮絶な最期を遂げる。死に際は『さらば』とは異なる。 山本 - 斎藤工 元チーム古代の一員。加藤と同じく、進と話す際は敬語を使っている。山本のヘルメットには白線の矢印が入っている。 ガミラス上陸時に、真田たちが乗るカーゴを守るためにコスモタイガーごと敵ミサイルに体当たりする。死に際は『さらば』とほぼ同じ。 古屋 - 三浦貴大 元チーム古代の一員。加藤によく突っ込まれている。なまりがきついが本人は否定している。進に悪態をつく雪に殴りかかるも、逆に一撃されてのびている。原作未登場。 ガミラス星突入直後、敵戦闘機に撃墜されてガミラス星最初の戦死者になる。 他にも、杉山(- 南圭介、原作では戦闘班隊員で『パート1』での冥王星基地攻撃時に戦死している)、飛田(- 上野なつひ、女性パイロット、原作未登場)(共に元チーム古代)や星野(- 東海林愛美、女性パイロット、原作未登場)、根本(- 高味光一郎、原作では戦闘班隊員で『パート1』での冥王星基地攻撃時に戦死している)など複数のパイロットがいる。ガミラス上陸時には、雪と加藤以外は敵戦闘機からの激しい攻撃から真田たちが乗るカーゴを守り全滅、加藤も進たちをイスカンダルに無事着かせるために地上で空間騎兵隊と共にガミラス兵と激しい戦闘を行い戦死、ブラックタイガー隊では雪のみガミラスから生還した。
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