ビューティー・サージャリー・クリニック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 17:17 UTC 版)
「クレオパトラな女たち」の記事における「ビューティー・サージャリー・クリニック」の解説
岸 峯太郎〈32〉 演 - 佐藤隆太(少年期:井上拓也) 形成外科専門医。幼少期に母親が家出をしたため、父親・慎太郎の下で育つ。 その慎太郎も、6000万円の借金を抱えたまま女性と駆け落ちしたことから、父親や女性を信じられなくなる。しかし、クリニックや患者の女性たちと接するうちに、女性観が徐々に変わっていく。 大学病院では将来有望な医師として嘱望されていたが、連帯保証人として父親の借金を返済する目的で、月給の高い美容外科の世界へ足を踏み入れる。 クリニックでは、看護師の岸谷と区別するため「峯先生」と呼ばれているが、本人はこの呼称を快く思っていない。 クールで不器用な性格。外科医としての信念が強く、病気でもない顔にメスを入れることや、患者に必要と思えないような手術や負担を強いることには抵抗感を持っている。 市井 睦〈40〉 演 - 稲森いずみ 「東京で5本の指に入る」腕前で評判のいい美容外科医。クリニックのNo.2として、院の方針より自分の信念に従おうとする岸や、無理難題を求める患者に毅然とした態度で接する。 クリニックから帰宅する際に憂うつな気持ちに陥ったり、寂しさを感じたりする時に、右肩を何度も大きく回す癖がある。 プライベートでは1児(男子)の母親で、義母の真知子と同居している。家庭内でも手を抜かずに、家事や育児をこなす。 その一方で、「整形外科医は医者ではない」という義母・真知子の言動や、夫・克也の昇進をめぐる人間関係に深く悩んでいた。その悩みを岸に打ち明けたことがきっかけで、息子・達也や岸との同居を前提に、克也との離婚を考えるようになる。しかし、達也を連れての別居を認めない市井家の姿勢や、達也が自分と同じ境遇で育つことを恐れた岸の一言で考えを改める。 岸谷 葵〈23〉 演 - 北乃きい 優秀な看護師。島根県出身で、リストカットに至るほど大きな悩みを抱えていた時に、整形手術を受ける。 しかし、そのことが起因して研修医・谷原との結婚を母親から反対される。そのショックから自宅でリストカットを試みるが、異変に気付いた岸の応急処置で一命を取り留める。 整形手術を肯定しているため、手術を慎重に進めようとする岸には苛立ちを覚えていた。だが、自分の生命を岸に救われたことなどから、次第に恩義を感じるようになる。 自身の経験から患者の表情や行動を冷静に見ている一方で、患者の顔立ちや要求などについて、クリニックのスタッフに忌憚のない言葉を投げ掛けることがある。 谷原との交際を断念し、看護師としての仕事に生きがいを見出していく。ステップアップを目指し、大学受験に挑む。 星田 美羽〈28〉 演 - 芦名星 美容外科医。市井の高度な執刀技術や、患者に寄り添うクリニックの姿勢に感銘を受ける。医者としての向上心を持つ努力家。専門医でないことに引け目を感じているため、岸には冷ややかに接していた。 やがて、湯川院長の勧めで将来を嘱望される大学病院の勤務医とお見合いするが、相手の都合で一方的に断られる。そのことで劣等感を一層募らせるが、市井や岸からの叱咤激励を受けて立ち直る。 村松 春〈45〉 演 - 宮地雅子 フリーの麻酔科医。男性的で飾り気のない性格の持ち主。 中尾 志野〈29〉 演 - 奥田恵梨華 看護師。芯の強い性格で、診察や手術を慎重に進めたがる岸を叱咤する。既婚者で娘がいる。 土井 珠子〈33〉 演 - いせゆみこ 栄養士。医師やスタッフの健康を考えながら、カロリーコントロールの行き届いた食事をランチタイムに提供している。既婚者で息子がいる。 佐藤 綾香〈25〉 演 - 杉本有美 受付。後輩の田淵を指導する。 田淵 もえ〈21〉 演 - 小篠恵奈 受付。整形手術の経験者で、女性誌の読者モデルを務めている。 湯川 マリ〈56〉 演 - 余貴美子 院長。口癖は「女は顔」。豊胸手術や乳房再建手術の権威で、多くの女性から支持されている。岸については、手術後の正確な縫合技術を評価したうえで、試用期間3ヶ月という条件でクリニックに採用する。 岸の採用に至った経緯を、市井にしか明かしていない。初期の乳がんを患っていることが判明し、乳房の切除手術を受けることを決断する。切除後の再建手術を岸に依頼する。 プライベートでは無名の作曲家と交際し、乳房の切除手術を前にプロポーズされるが、結婚の話を断る。
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