ハーミット・パープル(隠者の紫)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 14:06 UTC 版)
「ジョセフ・ジョースター」の記事における「ハーミット・パープル(隠者の紫)」の解説
【破壊力 - D / スピード - C / 射程距離- D / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - E】(JOJO A-GO!GO!、JOJOVELLER、Part3テレビアニメ。単行本ではパラメータ無) イバラの像(ビジョン)を具現化するスタンド。ポラロイドカメラなどを媒体にすることで、念写を行える。第3部の序盤ではカメラを媒体に念写をしてみせる際、叩き壊すほど強く殴らなければならなかったが、物語が進むと殴りつけたりすることなく、テレビや砂を媒体に遠くの様子や周辺の地図なども映し出せるようになっている。 念写は、ジョセフが思い浮かべた対象の断片的な情報やイメージを写し出せるが、必ずしも自身が望む情報(対象人物の詳細な居場所など)を指定して正確に写し出すことまではできない。しかし、自身が位置を把握している対象については、テレビを介して姿を映し出したり砂に地図を形成して位置を表示させるなど、実況的な情報を投影できる。 テレビや電線などの機械類へスタンドを入り込ませての干渉が可能で、機械を操作したり内部を探るなどの応用もできる。第4部ではこの電線に入り込める特性を生かし、電線を移動する電気のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の本体を探索できる人物として、ジョセフは日本の杜王町へ承太郎によって呼び寄せられた。 戦闘向きではないが、イバラ自体にも一応の殺傷力はある。イバラは自分の意思で触手のように自在に操作できるため、敵を打ち据えたり縛り上げる鞭、自身をスイングさせての振り子移動や、結びつけた場所へ伸縮させての移動などに利用できるロープや命綱など、さまざまな用途に用いられる。また、波紋を流せる性質も持ち合わせているため、敵をイバラで縛り上げたうえで波紋を流し込んで攻撃したり、イバラを衣服の下に隠し這わせて波紋を流すことで攻防一体の防具にするなど、ジョセフの工夫によって高い汎用性を発揮する。 通常、スタンドを破壊されると本体にダメージが反映されるが、イバラを引きちぎられてもジョセフがダメージを受ける描写はなかった。 前作の主人公ということで人間的な形からは外し、あまり戦闘向きにならないようなデザインになっている。 スタンド名の由来はタロット大アルカナ9番目のカード「隠者」。スタンドの配色が紫色なのは、荒木飛呂彦が「紫色は高貴な色であり、年齢が高めな方にも合わせやすいから」とコメントしている。
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ハーミット・パープル
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「ディオ・ブランドー」の記事における「ハーミット・パープル」の解説
物語の初期にジョセフのハーミット・パープルに似た茨状のスタンドを使って、カメラや水晶玉に念写しているシーンがある。効果はジョセフのものとは異なり、カメラを壊さず軽く叩くだけで念写ができる。これについては原作内では特に説明はされなかったが、画集『JOJO A-GO!GO!』の付録では「ジョナサンの肉体が覚醒したスタンド能力である」と説明されている。 小説『OVER HEAVEN』ではエンヤ婆により「ハーミット・パープル」と明言(命名)されている。ジョースター一行の視点とは逆の、DIO側からの言及となり、「DIOのハーミット・パープルと同じ(似た)スタンドをジョセフも持っている」とされている。 世界観自体が異なる小説『JORGE JOESTAR』では「ザ・パッション(受難)」。スタンド像は「茨の冠」で、自らの血縁者や吸血した相手に対する予知能力を有する。つまり、ジョナサンの肉体との血の繋がりがもたらす作用によって、ディオはジョースター一族の行動をあらかじめ読むことができる。さらに時間停止とのコンボによって、ジョルノのレクイエムやディアボロのキング・クリムゾンをも完封してのけた(本作のディアボロはディオの子孫という設定)。
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