ドバイゴールデンシャヒーン
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ドバイゴールデンシャヒーン Dubai Golden Shaheen[1] |
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開催国 | ![]() |
競馬場 | メイダン競馬場 |
第1回施行日 | 1993年12月16日 |
2021年の情報 | |
距離 | ダート1200m(約5.96ハロン)[2] |
格付け | G1[2] |
賞金 | 1着賞金87万米ドル[2] 賞金総額150万米ドル[2] |
出走条件 | サラブレッド3歳以上 |
負担重量 | 北半球産馬3歳55.5kg、南半球産3歳58.5kg、4歳以上59.5kg、牝馬2kg減[注 1][2] |
ドバイゴールデンシャヒーン(Dubai Golden Shaheen、アラビア語: دبي جولدن شاهين)は、毎年3月にアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる競馬の競走である。
概要
1993年に「ガルフニュースステークス(Gulf News Stakes)」の名称で創設された競走で、ドバイワールドカップミーティングで行われる競走の中では最も歴史が長い[3]。競走名は1994年に「ナドアルシバスプリント(Nad Al Sheba Sprint)」、1997年には「ガルフニュースナドアルシバスプリント(Gulf News Nad Al Sheba Sprint)」と変更した後、2000年から現名称となった[3]。
距離は創設当初1000mだったが、1995年から1200mに変更された[3]。
国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した2012年から2014年の年間レースレーティング[注 2]の平均値に基づく「世界のトップ100GIレース」によると、ドバイゴールデンシャヒーンは全体の86位にランキングされた。カーターハンデキャップ・フューチュリティステークスとは同順位で、ブリーダーズカップ・ディスタフ(85位)に次ぐ評価となっている[4]。
歴史
- 1993年 - ナド・アルシバ競馬場にてガルフニュースステークスの名称で創設[3]。
- 2001年 - G3に認定[3]。
- 2002年 - G1に昇格[3]。
- 2010年 - 開催場をメイダン競馬場に変更。
- 2012年 - グローバル・スプリント・チャレンジの第3戦に組み込まれる。
- 2017年 - グローバル・スプリント・チャレンジの対象競走から外れる[5]。
- 2020年 - covid-19の世界的な感染の拡がりに伴い、参加者の健康を守るため中止[6]。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 1993年12月16日 | ![]() |
牡3 | 0:58.10 | J.ムルタ | D.セルバラトナム |
第2回 | 1994年12月15日 | ![]() |
騸4 | 0:59.57 | K.ダーレイ | S.シーマー |
第3回 | 1995年12月10日 | ![]() |
騸5 | 1:11.00 | J.キャロル | M.アルムハイリ |
第4回 | 1996年3月27日 | ![]() |
騸6 | 1:13.04 | J.キャロル | S.スルール |
第5回 | 1997年4月3日 | ![]() |
牡4 | 1:11.24 | J.ベイリー | K.マクローリン |
第6回 | 1998年3月28日 | ![]() |
牡5 | 1:10.61 | W.サプル | D.セルバラトナム |
第7回 | 1999年3月28日 | ![]() |
牡4 | 1:09.97 | G.スティーヴンス | D.セルバラトナム |
第8回 | 2000年3月25日 | ![]() |
騸7 | 1:08.10 | A.ソリス | T.ピンフィールド |
第9回 | 2001年3月24日 | ![]() |
騸4 | 1:08.38 | C.ナカタニ | J.チャップマン |
第10回 | 2002年3月23日 | ![]() |
騸5 | 1:09.91 | G.スティーヴンス | J.チャップマン |
第11回 | 2003年3月29日 | ![]() |
牡4 | 1:09.95 | M.ヒルズ | P.ラドキン |
第12回 | 2004年3月27日 | ![]() |
牡5 | 1:10.30 | A.ソリス | J.サドラー |
第13回 | 2005年3月26日 | ![]() |
牡4 | 1:11.21 | J.カステリャーノ | G.ウィーバー |
第14回 | 2006年3月25日 | ![]() |
牡4 | 1:09.86 | D.コーエン | S.ゴンザレス |
第15回 | 2007年3月31日 | ![]() |
騸6 | 1:10.34 | L.デットーリ | E.ケネアリー |
第16回 | 2008年3月29日 | ![]() |
牡5 | 1:08.70 | E.プラド | R.ダトロー Jr |
第17回 | 2009年3月28日 | ![]() |
牡4 | 1:08.93 | J.ヴァレンズエラ | J.バートン |
第18回 | 2010年3月27日 | ![]() |
牡5 | 1:10.89 | G.ゴメス | C.オキャラハン |
第19回 | 2011年3月26日 | ![]() |
騸6 | 1:11.28 | F.コーツィー | P.ショウ |
第20回 | 2012年3月31日 | ![]() |
騸4 | 1:10.79 | K.ファロン | F.ナス |
第21回 | 2013年3月30日 | ![]() |
騸7 | 1:12.46 | R.マレン | S.シーマー |
第22回 | 2014年3月29日 | ![]() |
騸6 | 1:10.88 | J.モレイラ | J.ムーア |
第23回[7] | 2015年3月28日 | ![]() |
牡6 | 1:10.64 | V.エスピノーザ | B.バファート |
第24回[8] | 2016年3月26日 | ![]() |
騸7 | 1:10.59 | P.ハナガン | M.アル・ムハイリ |
第25回[9] | 2017年3月25日 | ![]() |
牡4 | 1:10.91 | J.ロサリオ | C.サマーズ |
第26回[10] | 2018年3月31日 | ![]() |
牡5 | 1:10.12 | J.ロサリオ | C.サマーズ |
第27回[11] | 2019年3月30日 | ![]() |
騸7 | 1:10.75 | E.ハラミーヨ | J.ナヴァロ |
第28回[12] | 2021年3月27日 | ![]() |
牡5 | 1:09.01 | A.フレス | C.デイヴィッド |
第29回 | 2022年3月26日 | ![]() |
騸8 | 1:11.13 | T.オシェア | B.シーマー |
第30回[13] | 2023年3月25日 | ![]() |
騸5 | 1:10.69 | R.ムーア | J.オドワイヤー |
第31回[14] | 2024年3月30日 | ![]() |
騸7 | 1:10.19 | T.オシェア | B.シーマー |
第32回[15] | 2025年4月5日 | ![]() |
騸3 | 1:11.40 | C.ビーズリー | A.ビン・ハルマシュ |
日本調教馬の成績
関連項目
脚注・出典
注釈
出典
- ^ 2015年ドバイワールドカップカーニバルプログラム (PDF) - ドバイ競馬クラブ、2014年11月7日閲覧
- ^ a b c d e 2021 ドバイ・ワールドカップ・デイ施行競走 登録要綱(簡易版) - ジャパン・スタッドブック・インターナショナル、2021年2月26日閲覧
- ^ a b c d e f ドバイワールドカップデー特集 - netkeiba.com、2015年3月28日閲覧
- ^ THE WORLD'S TOP 100 G1 RACES for 3yo's and upwards (PDF) - 日本中央競馬会、2015年3月7日閲覧
- ^ Al Quoz Sprint part of Global ChallengeESPN、2017年1月6日閲覧
- ^ “ドバイWCデーの中止が決定、アーモンドアイらはすでに現地入り | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年8月11日閲覧。
- ^ 2015年レース結果 - レーシングポスト 2015年3月29日閲覧
- ^ 2016年レース結果 - エミレーツ・レーシング・オーソリティー 2016年3月31日閲覧
- ^ 2017年結果レーシングポスト、2017年3月26日閲覧
- ^ 2018年結果日本中央競馬会、2018年4月1日閲覧
- ^ “2019年レース結果”. 日本中央競馬会 (2019年3月31日). 2019年3月31日閲覧。
- ^ “2021年レース結果”. レーシングポスト (2021年3月27日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “2023年レース結果”. レーシングポスト (2023年3月25日). 2023年3月26日閲覧。
- ^ “2024年レース結果”. レーシングポスト (2024年3月30日). 2024年3月30日閲覧。
- ^ “2025年レース結果”. レーシングポスト (2025年4月5日). 2025年4月6日閲覧。
外部リンク
- Emirares Racing Authority - アラブ首長国連邦の競馬統括団体
- ドバイゴールデンシャヒーン 海外競馬発売 JRA公式サイト
ドバイゴールデンシャヒーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:02 UTC 版)
「日本調教馬の日本国外への遠征」の記事における「ドバイゴールデンシャヒーン」の解説
1993年にガルフニュースステークスの名でナド・アルシバ競馬場にダート直線1000メートルの競走として創設。1994年にナドアルシバスプリント、1997年にガルフニュースナドアルシバスプリントと名称を変更したのち、2000年から名称がドバイゴールデンシャヒーンとなった。2001年に国際G3となり、翌2002年には国際G1に昇格。1996年からはダート直線1200メートル、2010年にメイダン競馬場のオールウェザー1200メートルに移行し、2015年からはダート1200メートルで施行されている。日本国内ではJBCスプリント以外のGIが施行されていないダート短距離という条件のため日本馬の参戦は多くないが、2019年にはマテラスカイが2着に入り、日本馬の初連対を果たした。 回施行日参戦馬名英語表記性齢騎手名管理調教師着順出典第10回 2002年03月23日 ブロードアピール Broad Appeal 牝8 O.ペリエ 松田国英 5着 第12回 2004年03月27日 マイネルセレクト Meiner Select 牡6 武豊 中村均 5着 第14回 2006年03月25日 アグネスジェダイ Agnes Jedi 牡4 吉原寛人 森秀行 6着 第15回 2007年03月31日 アグネスジェダイ Agnes Jedi 牡5 武豊 森秀行 10着 シーキングザベスト Seeking the Best 牡6 福永祐一 森秀行 11着 第17回 2009年03月28日 バンブーエール Bamboo Ere 牡6 武豊 安達昭夫 4着 第18回 2010年03月27日 ローレルゲレイロ Laurel Guerreiro 牡6 藤田伸二 昆貢 4着 第21回 2013年03月30日 タイセイレジェンド Taisei Legend 牡6 R.ムーア 矢作芳人 12着 第25回 2017年03月25日 ディオスコリダー Dios Corrida 牡3 S.フォーリー 高橋義忠 11着 第26回 2018年03月31日 マテラスカイ Matera Sky 牡4 武豊 森秀行 5着 第27回 2019年03月30日 マテラスカイ Matera Sky 牡5 武豊 森秀行 2着 第28回 2021年03月27日 レッドルゼル Red le Zele 牡5 R.ムーア 安田隆行 2着 コパノキッキング Copano Kicking 牡5 W.ビュイック 村山明 5着 ジャスティン Justin 牡5 坂井瑠星 矢作芳人 11着 マテラスカイ Matera Sky 牡6 戸崎圭太 森秀行 12着 第29回 2022年03月26日 レッドルゼル Red Le Zele 牡6 川田将雅 安田隆行 2着 チェーンオブラブ Chain Of Love 牝5 坂井瑠星 小笠倫弘 4着
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