デルタIIIとは? わかりやすく解説

デルタ III

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/14 10:14 UTC 版)

デルタ IIIは、アメリカ合衆国の衛星打ち上げ用使い捨て型ロケットである。開発・生産はボーイング社。最初のデルタIIIは1998年8月27日に打上げが試みられた。最初の連続2回失敗し、3回の打ち上げは予定の軌道よりも低い軌道に模擬のペイロードを投入した。デルタIIIはこれまでのデルタロケットシリーズのデルタ IIの2倍の重量のペイロード投入能力である8,400 ポンド (3,800 kg)の貨物を静止トランスファ軌道へ投入する能力があったが、実用化には至らなかった。価格は$85M[1]




  1. ^ Final Report of the Commission on the Future of the United States Aerospace Industry (PDF)”. Commission on the Future of the United States Aerospace Industry. pp. 52 (2002年11月18日). 2012年7月19日閲覧。
  2. ^ "Delta 3 Rocket Falls Short, but Still a Success Boeing Says", SpaceFlightNow, 8-24-2000, http://spaceflightnow.com/delta/d280/000824loworbit.html
  3. ^ a b ドーピングには御用心 - 中型から背伸びした大型ロケット「デルタIII」、マイナビニュース. (2016年8月10日). 2018年9月14日閲覧。


「デルタ III」の続きの解説一覧

デルタIII (8000-シリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 22:48 UTC 版)

デルタロケット」の記事における「デルタIII (8000-シリーズ)」の解説

詳細は「デルタ III」を参照 マクドネル・ダグラス/ボーイングはデルタIII (デルタ3) は大型化する人工衛星需要対応するため外形4mフェアリング装着したもので、全長抑えるために1段目の燃料タンク4m大型化した先太外観特徴である。さらに、固体ブースターGEMグラファイトエポキシモーター)に大型化して推力増し2段目も液体酸素液体水素推進剤とするRL-10B-2型に変更されLEOに8,292kg、静止トランスファ軌道 (GTO) に3,810kgのペイロード投入可能である。1998年8月1999年5月打上げ失敗して商用衛星喪失したため、改め2000年8月打上げ行い試験用ペイロード中高度の軌道投入することに成功した

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「デルタIII (8000-シリーズ)」を含む「デルタロケット」の記事については、「デルタロケット」の概要を参照ください。

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