デルタ III
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デルタ IIIは、アメリカ合衆国の衛星打ち上げ用使い捨て型ロケットである。開発・生産はボーイング社。最初のデルタIIIは1998年8月27日に打上げが試みられた。最初の連続2回失敗し、3回の打ち上げは予定の軌道よりも低い軌道に模擬のペイロードを投入した。デルタIIIはこれまでのデルタロケットシリーズのデルタ IIの2倍の重量のペイロード投入能力である8,400 ポンド (3,800 kg)の貨物を静止トランスファ軌道へ投入する能力があったが、実用化には至らなかった。価格は$85M[1]。
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- ^ “Final Report of the Commission on the Future of the United States Aerospace Industry (PDF)”. Commission on the Future of the United States Aerospace Industry. pp. 52 (2002年11月18日). 2012年7月19日閲覧。
- ^ "Delta 3 Rocket Falls Short, but Still a Success Boeing Says", SpaceFlightNow, 8-24-2000, http://spaceflightnow.com/delta/d280/000824loworbit.html
- ^ a b ドーピングには御用心 - 中型から背伸びした大型ロケット「デルタIII」、マイナビニュース. (2016年8月10日). 2018年9月14日閲覧。
- 1 デルタ IIIとは
- 2 デルタ IIIの概要
- 3 外部リンク
デルタIII (8000-シリーズ)
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「デルタロケット」の記事における「デルタIII (8000-シリーズ)」の解説
詳細は「デルタ III」を参照 マクドネル・ダグラス/ボーイングはデルタIII (デルタ3) は大型化する人工衛星の需要に対応するため外形4mのフェアリングを装着したもので、全長を抑えるために1段目の燃料タンクを4mと大型化した先太な外観が特徴である。さらに、固体ブースターもGEM(グラファイトエポキシモーター)に大型化して推力を増し、2段目も液体酸素・液体水素を推進剤とするRL-10B-2型に変更され、LEOに8,292kg、静止トランスファ軌道 (GTO) に3,810kgのペイロードを投入可能である。1998年8月・1999年5月と打上げに失敗して商用衛星を喪失したため、改めて2000年8月に打上げを行い、試験用ペイロードを中高度の軌道に投入することに成功した。
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「デルタ III」の例文・使い方・用例・文例
- その川の河口は広大なデルタ地帯である
- コモディティマーケットで活発な投資家は、デルタヘッジのコンセプトに明るいものと思われる。
- もしデリバティブ商品に投資するなら、「デルタ」の概念を理解しておくべきだろう。
- 先端が頂点になっている、三角形の、または大文字のデルタ記号を連想させるさま
- ネアンデルタール人に関するものであるか、属しているか、似ているさま
- ネアンデルタール人の頭蓋骨
- 南中国のチュー・チャン・デルタの都市
- アマゾン・デルタのブラジル北部の港市
- ユーフラテス・デルタとペルシャ湾とアラビア砂漠の間に位置するメソポタミアの古代地域
- ミシシッピ川デルタ
- ナイル川デルタ
- ネアンデルタール人に似ているがアフリカに住んでいた原始のヒト科
- 大文字のデルタのような形の単葉
- コルチゾールの脱水素化されたアナログ(商標名オラソン、デルタゾン、Liquid Pred、Meticorten)
- ネアンデルタール人の期間
- メコンデルタというベトナムの地域
- デルタフォースという,テロリストの制圧と人質の解放という特殊作戦を任務とするアメリカ軍の軍事組織
- 河口デルタという地形
- ネアンデルタール人という化石人類
- デルタ翼という,飛行機の翼
固有名詞の分類
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