てん‐じ【典侍】
てん‐じ【天時】
てん‐じ〔‐ぢ〕【天▽柱】
てんじ〔テンヂ〕【天治】
てん‐じ【展示】
てん‐じ【点字】
読み方:てんじ
紙面に突起した点を一定の方式で組み合わせて表した、盲人用の一種の表音文字。2行3段計6個の点によって示し、指先で突起に触れて読む。1829年フランスの盲人ルイ=ブライユが考案。日本のものは明治23年(1890)石川倉次がブライユ式を五十音式に翻案したもの。→漢点字
てん‐じ【点耳】
てん‐じ【×篆字】
テンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 13:48 UTC 版)
民話
かつて八丈島の山奥には、防災のための山小屋があったが、夜になるとここにテンジが現れ、小屋の番人の耳や足をつねるなどのいたずらをしていた。番人が驚いてテンジを怒鳴りつけても、テンジは「ヒャッ、ヒャッ」と笑いながら逃げて行くだけだった。
ある晩、美しい少女が村の名主の娘を名乗り、ぼたもちの差し入れといって重箱を届けに来た。山番は、こんな夜に娘が1人で山を訪れるわけがない、テンジに違いないと考えた。重箱を受け取ると見せかけ、娘を小屋に引き入れようと手をつかむと、その手は竹で出来ていた。山番がナタで竹の手を斬り落とすと、テンジは悲鳴を上げて逃げていった。残された重箱にはぼたもちではなく、牛の糞が入っていた。
翌晩、テンジが自分の手を求めて小屋へやってきたので、山番は小屋に残されていた竹の手を投げ付けてやった。テンジは手を受け取り、いつもの笑い声を上げて山へ帰って行った。
その年、八丈島を大飢饉が襲った。山番の番人も飢えに耐えかね、小屋で死を待つばかりだった。ある夜、小屋に何かが投げ入れられたような音がした。よく見るとそこには、山芋や木の実がどっさりとあった。
番人はテンジがくれた物と確信して礼を言うと、いつものようなテンジの笑い声と、山の方へ駆けて行く足音が聞こえた。番人はその食料の差し入れのおかけで、飢饉を乗り越えて生き延びたという。
参考文献
- 高橋靖知他編『日本の民話』 第5巻、研秀出版、1977年。
- 伊波南哲・浅沼良次編『日本の民話』 26巻、未來社、1975年。
関連項目
テンジ
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「アークトゥルス (ゲーム)」の記事における「テンジ」の解説
帝国軍に追われていたところをシズやエリュアード達に救われ、以後行動を共にする。棒術に長けた巨漢。39歳。一行の最年長者として、パーティーのまとめ役を請け負っている。初登場時に帝国兵士に追われており、シズを人質にとったことで彼から怖がられるようになってしまった(人質に取ったのは飽くまで兵士への牽制目的で、シズに危害を加えるつもりはなかった)。
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「テンジ」の例文・使い方・用例・文例
- テンジクザメ
- ジャガー、テンジクネズミ、ナマケモノと同じくらいさまざまな動物
- 齧歯目テンジクネズミ科の標準属:テンジクネズミ類
- がっしりした体型のほとんど尾の無い飼い慣らされたテンジクネズミ
- 南米のテンジクネズミ
- テンジクダイ科の標準属
- 熱帯大西洋沿岸水域にすむテンジクダイ
- テンジクダイ科の魚の属
- 1953年の彼のシェルパ族ガイド・テンジン・ノルゲイと最初にエベレスト山の頂上に到達したニュージーランド登山家(1919年生まれ)
- ツーテンジャックというトランプ遊び
- 1953年,ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーさんとネパール人シェルパのテンジン・ノルゲイさんはエベレストに登頂した最初の登山者となった。
固有名詞の分類
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