テンジとは? わかりやすく解説

てん‐じ【典侍】

読み方:てんじ

ないしのすけ

明治以後宮中仕え女官尚侍(しょうじ)の次位


てん‐じ【天時】

読み方:てんじ

四季寒暖昼夜どのように自然にめぐってきて人事かかわりをもつ時。天の与え時機

凡そ世界に—の転換あり、人事転換あり」〈西村茂樹明六雑誌四三


てん‐じ〔‐ぢ〕【天柱】

読み方:てんじ

転手(てんじゅ)」に同じ。


てんじ〔テンヂ〕【天治】


てん‐じ【展示】

読み方:てんじ

[名](スル)美術品・商品などを並べて一般に公開すること。「作品を—する」「—即売会

「展示」に似た言葉

てん‐じ【点字】

読み方:てんじ

紙面突起した点を一定の方式組み合わせて表した盲人用の一種表音文字。2行3段計6個の点によって示し指先突起触れて読む。1829年フランス盲人ルイ=ブライユ考案日本のもの明治23年1890石川倉次ブライユ式を五十音式に翻案したもの。→漢点字

点字の画像
五十音の点字(あ~は行)
点字の画像
五十音の点字(ま行~)
点字の画像 点字の画像
点字での表記例

てん‐じ【点耳】

読み方:てんじ

[名](スル)耳に薬液たらすこと。「—


てん‐じ【×篆字】

読み方:てんじ

篆書体文字篆文。→篆書


典侍

読み方:テンジ(tenji)

明治以後宮中最高位女官


天治

読み方:テンジ(tenji)

平安時代年号1124~1126)。


天璽

読み方:テンジ(tenji)

天皇のしるしとして伝え重宝


テンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 13:48 UTC 版)

テンジは、八丈島に伝わる民話昔話に登場する妖怪

民話

かつて八丈島の山奥には、防災のための山小屋があったが、夜になるとここにテンジが現れ、小屋の番人の耳や足をつねるなどのいたずらをしていた。番人が驚いてテンジを怒鳴りつけても、テンジは「ヒャッ、ヒャッ」と笑いながら逃げて行くだけだった。

ある晩、美しい少女が村の名主の娘を名乗り、ぼたもちの差し入れといって重箱を届けに来た。山番は、こんな夜に娘が1人で山を訪れるわけがない、テンジに違いないと考えた。重箱を受け取ると見せかけ、娘を小屋に引き入れようと手をつかむと、その手は竹で出来ていた。山番がナタで竹の手を斬り落とすと、テンジは悲鳴を上げて逃げていった。残された重箱にはぼたもちではなく、牛の糞が入っていた。

翌晩、テンジが自分の手を求めて小屋へやってきたので、山番は小屋に残されていた竹の手を投げ付けてやった。テンジは手を受け取り、いつもの笑い声を上げて山へ帰って行った。

その年、八丈島を大飢饉が襲った。山番の番人も飢えに耐えかね、小屋で死を待つばかりだった。ある夜、小屋に何かが投げ入れられたような音がした。よく見るとそこには、山芋や木の実がどっさりとあった。

番人はテンジがくれた物と確信して礼を言うと、いつものようなテンジの笑い声と、山の方へ駆けて行く足音が聞こえた。番人はその食料の差し入れのおかけで、飢饉を乗り越えて生き延びたという。

参考文献

  • 高橋靖知他編『日本の民話』 第5巻、研秀出版、1977年。 
  • 伊波南哲・浅沼良次編『日本の民話』 26巻、未來社、1975年。 

関連項目


テンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:21 UTC 版)

アークトゥルス (ゲーム)」の記事における「テンジ」の解説

帝国軍追われていたところをシズやエリュアード達に救われ以後行動共にする棒術長けた巨漢39歳一行最年長者として、パーティーまとめ役請け負っている。初登場時帝国兵士に追われており、シズ人質にとったことで彼から怖がられるようになってしまった(人質取ったのは飽くまで兵士への牽制目的で、シズ危害加えるつもりはなかった)。

※この「テンジ」の解説は、「アークトゥルス (ゲーム)」の解説の一部です。
「テンジ」を含む「アークトゥルス (ゲーム)」の記事については、「アークトゥルス (ゲーム)」の概要を参照ください。

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