スペルチェッカ
【英】spell checker, spelling checker
スペルチェッカとは、単語の綴り(スペル)が正しいかどうかをチェックし、校正支援を行うためのツールのことである。
スペルチェッカの基本機能としては、辞書などと呼ばれる語彙のデータベースを参照して単語スペルの比較を行い、スペルに誤りがある場合に警告を発する。正しいと思われる単語の候補をいくつか挙げてユーザーに修正を促す機能を持っている場合も多い。辞書は、英語やフランス語など、各言語ごとに用意されている。
スペルチェッカは、ワープロのような文書編集ソフトウェアに組み込まれていたり、専用のアプリケーションプログラムとして提供されている場合がある。なお、スペルチェッカは単語の綴り以外の、同音異義語の誤りや文法の誤りなどはチェックの対象としない。
機能: | ソース互換 ソフトウェア ソフトウェアアップデート スペルチェッカ スライドショー 16ビットアプリケーション 32ビットアプリケーション |
スペルチェッカ
(スペルチェッカー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:18 UTC 版)
スペルチェッカ(日: 綴り検査プログラム[1][2]、英: spell checker)は、コンピュータ上で書かれた文書に対して、各単語が正しく綴られているかを検証するソフトウェアである。基本的には表音文字を用いる言語に対して使われる。多くのスペルチェッカは、綴りの間違いを検出するだけでなく、綴りの訂正候補を利用者に提示する機能も持っている。スペルチェッカは、ワードプロセッサ・電子メールクライアント・電子辞書・検索エンジンといった大きな応用プログラムにおいて機能の1つとして組込まれていることもあれば、単独の応用プログラムとして提供されているものもある。
- ^ J. L. ベントリー「第3部」 『プログラム設計の着想』野下 浩平(訳)、近代科学社、1989年9月。ISBN 978-4-7649-0158-2。
- ^ 川合 慧「英文綴り検査法」『情報処理』第24巻第4号、1983年4月15日、2019年8月22日閲覧。
- ^ “スペルチェック機能を使うには”. Firefoxヘルプ. Mozilla. 2019年8月22日閲覧。
- ^ WikiSysop (2016年6月18日). “スペルと文法”. LibreOfficeヘルプ. LibreOffice. 2019年8月22日閲覧。
- ^ Peterson, James (Dec 1980). Computer Programs for Detecting and Correcting Spelling Errors 2019年8月22日閲覧。
- ^ “Georgetown U Faculty & Staff: The Center for Language, Education & Development”. 2009年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月18日閲覧。, 出典: "Maria Mariani... was one of a group of six linguists from Georgetown University who developed the first spell-check system for the IBM corporation."
- ^ Andrew R. Golding and Dan Roth and J. Mooney and Claire Cardie (1999). “A winnow-based approach to context-sensitive spelling correction”. Machine Learning: 107-130 2008年11月28日閲覧。.
- 1 スペルチェッカとは
- 2 スペルチェッカの概要
- 3 機能
- 4 他の言語でのスペルチェッカ
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