スギちゃんに改名後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 23:49 UTC 版)
ジーンズ生地のノースリーブと短パン、裸足という格好で「○○だぜぇ〜? ワイルドだろ〜?」と言いながら、ワイルドというより勢いでやってしまって取り返しのつかないようなことを言い続けるネタを披露している。『R-1ぐらんぷり2012』では、このネタで初の決勝進出・準優勝を果たした。ジーンズ生地は「自分で袖を引きちぎってやったぜ」と言い張る。手にはキャップのないコーラのペットボトルやマヨネーズを持っていて、「買ってすぐキャップ(蓋)を捨ててやったぜ」と言い、そのまま足下に放置する。ガチガチに固め数本だけ前に垂らした七三分けがトレードマークとなっている。ちなみにブレイク時はテレビ出演の度にキャップがないコーラを持って出演していたため、それを観た子供たちから「キャップがなくて可哀そうだから」とファンレターと共に大量のペットボトルキャップが届いたとのこと。 「ワイルドだろ〜?」の決め台詞は、元々は初めてライブで「ワイルドネタ」を披露した際に「ワイルドだろ〜」と言い切ろうとしたがそのネタが本当にワイルドなのかどうか、受けるか否かが自分では判らなかったため観客へ伺いを立てて確認する目的で使用されたもの。そこで客の反応が良かったためそのまま利用することにした。 ネタの中盤からはワイルドと語感が似ている単語を使用し「マイルドだろ~?」などと落とすこともある。 以降知名度が急上昇し、様々な方面で活躍する芸人としてブレイク。テレビ番組や各種イベントに引っ張りだこ状態となり、未就学児童及び小学校低学年、そしてその保護者(基本的には母親)らからも支持を得て、各地のイベント会場が親子連れで一杯となる程の状況となり、一躍「チビっ子のアイドル」というポジションを獲得した。またそれに伴う流れで、とあるイベント会場で「スギちゃんが出演している番組は安心して子供に見せられる」と児童の母親に言われた事から現在、子供への悪影響に配慮して「大人のワイルドネタ」を封印している。 ネタの時以外でも、前述のジーンズ衣装を身につけ(時にはコーラも持参)、会話するときも、語尾に無理にでも「だぜぇ〜?」をつけてキャラを徹底させている。ただし会話の節々に敬語が出たり、「すいません」と謝ったりすることもある。大物芸能人や先輩にあたるタレントらにワイルドなキャラクターという立ち位置の為に失礼な言動をしてしまった際に「後で謝りますので」と付け足す事で、目上の方への失礼な言動に対する許しを請いながらも笑いを確実に取れる有効な手段としてその都度使用されている。2012年7月17日放送の『ロンドンハーツ』で自分自身が現在のキャラに飽きられている事を話すと、MCの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)の提案により『ロンハー」 』へ出演する際は語尾の「だぜぇ〜」を使わない事になった。 『R-1ぐらんぷり』で準優勝しブレイクしてからの半年間でのテレビ出演回数は127回と数えられていた。 場合によってはノースリーブと膝下がカットされたタキシードを着て登場する事もある。また、地元の愛知県にある結婚式場に18歳から20歳までの約2年間務めていた際に結婚式の衣装のモデルを担当していたため、着こなしが様になっている。 2013年5月7日、ソフトバンクモバイル2013夏モデルの発表会にゲストとして登場。白戸家のCMに出してもらうことを条件に、芸名を「繋我利スギ(つながりすぎ)」に変更することを提案し孫正義社長に快諾される。
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