ゴジュラスMkII限定型
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「ゴジュラス」の記事における「ゴジュラスMkII限定型」の解説
ゴジュラスMkII限定型GOJULAS Mk-II番号 RBOZ-003R 所属 ヘリック共和国 分類 恐竜型 全長 34.6m 全高 21.0m 全幅 14.0m 重量 287.0t 最高速度 70km/h 乗員人数 1名 主な搭乗者 ロイ・ジー・トーマス 武装 4連速射砲長射距離キャノン砲×220mm対空ビーム砲×230mmビーム砲×250mm砲ミサイルポッド×2 火力を増強したゴジュラスの強化型機種。集団戦闘の増加に伴い、従来型のゴジュラスの火器では射程・敵装甲への貫通性能に限界が生まれ、大口径火砲の必要に迫られていた事と、ミサイル攻撃能力を持つアイアンコングへの対抗を視野に入れて開発された。九つの研究所で試作されたバリエーションのうち、オギータ研究所で作られた「長距離砲タイプ」を制式採用したものである。ノーマル機に対しての性能向上により、戦力比にしてノーマルアイアンコングに対し3:1、レッドホーンに対し10:1の優位性を獲得した。ロイ・ジー・トーマスの搭乗した機体のほか、エースパイロットを中心とした「Mk-2強襲部隊」、バリエーションが第1、第3軍団等に配備された。中央大陸戦争中のZAC2047~2048年頃には第一線を退いた。 武装・装備 4連速射砲 左前脚部に装備する。 長射距離キャノン砲 背部に二基装備する。38cmの口径を有する実弾砲。長射程を誇るとともに、ミサイルと比較して連射が効く砲である。ゴジュラスMk-IIはこの装備によってアイアンコングに先制攻撃を行う戦法を得意とする。 また、射界が広く、機体の後方に向けて発砲する事も可能としている。 20mm対空ビーム砲 パノーバー20ミリ対空ビームと同様の装備。 30mmビーム砲 マクサー30ミリビーム砲と同様の装備。 50mm砲 マクサー50ミリ砲と同様の装備。 ミサイルポッド 76mm連射砲に代わって腹部に装備された。 エネルギータンク 背部に装備。取り付けには一部背鰭をはずす必要がある。 スタビライザー 尾部に装備される。ボディを支えるための補助足。 呼称 「ゴジュラスMkII限定型」という記述は『ゾイド公式ファンブック』を初出とする。キット商品では「ゴジュラス・マークⅡ」と記載、後に小学館刊『ゾイドバトルストーリー』3巻の戦力比較表では「ゴジュラスMk-II(限定型)」という表記が用いられている。 作中の活躍 ZAC2037年の大氷原の戦いでは、ロイ・ジー・トーマス中尉搭乗機体が、紙一重でコマンド“エコー”中佐操縦のアイアンコングMk-II限定型相手に勝利を収めた。 ZAC2039年にはゼネバス帝国首都攻防戦に参戦。ブロンズコングを撃破した。 第3軍団機 『ゴジュラス・マークⅡ』商品パッケージに掲載。第3軍に配備された機体で、装備や塗装は部隊によって差異がある。 第1軍団(第2特殊部隊機) 『ゴジュラス・マークⅡ』商品パッケージに掲載。同部隊に初めて導入された大型機で、迷彩色が施されている。
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