アイアンコングMkII限定型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 10:10 UTC 版)
「アイアンコング」の記事における「アイアンコングMkII限定型」の解説
アイアンコングMkII限定型IRON KONG Mk-II番号 EPZ-002R 所属 ゼネバス帝国 分類 ゴリラ型 全長 19.1m 全高 20.8m 全幅 13.1m 重量 209t 出力 6270ps 最高速度 150km/h 乗員人数 2名 主な搭乗者 コマンド・エコーロバット 武装 大型ビームランチャー連装電磁砲高高度対空ミサイル×2長射程対地ミサイル×24連装ミサイルポッド10連装ミサイルポッドレーザーライト赤外線ライト大型レーザーサーチライト高機動ブースターパック 中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍のスパイコマンド、エコー中佐がウルトラザウルスを撃破するために開発したバリエーション。ゼネバス帝国は優秀な技術陣を擁していたものの、工業力・資源ともに共和国に劣っていたために新規開発の巨大ゾイドでは生産を圧迫してしまう点や、新規設計の時間が確保できなかった事からアイアンコングの強化機である本機が作られた。先行して試作したイエティコング、スペースコングから得られたデータが反映されており、腹部には寒冷地用の生命維持装置を内蔵する。ノーマルのアイアンコングよりも火力・機動性を向上させたモデルとなる。高い性能を誇るものの、生産性に問題があったため、装備を簡略化したものが量産化された。中央大陸戦争期のZAC2047~2048年頃には第一線を退いている。 武装・装備 大型ビームランチャー 右肩部に装備される。大型レーザーサーチライトと連動し高い命中率を発揮しつつ、大型ゾイドを一撃で撃破する。 連装電磁砲 左腕部に装備される。射程距離は短いながらも中型ゾイドに打撃を与える事が可能で、白兵戦や援護射撃で効果を発揮する。 高高度対空ミサイル 背部に装備される。サラマンダーを仮想敵とした装備で、誘導は熱追尾方式。発見される前に先制攻撃する事を目的としている。 4連装ミサイルポッド 連装電磁砲の上部に装備される。 レーザーライト 左肩部に装備される。目標捕捉及び敵発見に効果を発揮。 赤外線ライト レーザーライトの真上に装備される。暗視用の赤外線ライト。 高機動ブースターパック バックパックに装備される。これによってノーマル機と同じ速度を維持しただけではなく、せり出した2基の高機動ウイングによってどんな体勢からも姿勢制御を行い、瞬時に攻撃に移れる高い機動性をも得た。このパックは単独での飛行も可能としている。 作中の活躍 ZAC2037年においては帝国軍のスパイコマンド、エコー中佐が考案し、後に正式採用されたアイアンコングMk-IIが中央大陸最北端に位置する極寒のザブリスキーポイントにてウルトラザウルスとトーマス中尉操縦のゴジュラスMk-II限定型を撃破寸前まで追いつめるが、一瞬の隙をゴジュラスMk-II限定型のキャノン砲によって撃破されている。 ZAC2042年のアルメーヘン橋争奪戦でもロバット中佐率いるコングMk-II部隊が共和国のカノントータス部隊を撃破している。 呼称 「アイアンコングMkII限定型」の呼称は「ゾイド公式ファンブック」掲載時のもの。「ゾイドバトルストーリー3」における戦力比較表においては「アイアンコングMk-II(限定型)」と表記される。「バトルストーリー」1巻及びキットパッケージでは「アイアンコングMk-II(またはアイアンコング・マークⅡ)」と呼称される。 第21北部方面隊機「ホワイト・ロック」 『アイアンコング・マークⅡ』商品パッケージに掲載されたバリエーション。カモフラージュのために白色の冬季寒冷地カラーを施した機体で、ヒーターを強化し冷気による出力低下を抑えている。 兵器開発部隊実験迷彩機仕様 『アイアンコング・マークⅡ』商品パッケージに掲載されたバリエーション。迷彩パターンを施された実験機で、1機のみ存在。尚、迷彩の効果は疑問視されている。
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