アイアンコングSS
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「アイアンコング」の記事における「アイアンコングSS」の解説
アイアンコングSS番号 EZ-015SS 所属 ガイロス帝国 分類 ゴリラ型 全長 11.5m 全高 17.7m 重量 180t192t 最高速度 160km/h150km/h 乗員人数 1名 主な搭乗者 カール・リヒテン・シュバルツ 武装(タカラトミー版) アイアンハンマーナックル×2ビームガトリングガンビームランチャーTVM地対地2連装戦術ミサイル10連発自己誘導ロケット弾ランチャー複合センサーユニット 武装(HMM) バイトファングアイアンハンマーナックル×210連装自己誘導ロケットランチャー×26連装ビームガトリングガンパルスレーザーライフル地対地ミサイルポッド80mm地対空2連装ビーム砲対ゾイド3連装リニアキャノン高圧濃硫酸噴射砲複合探知センサーユニット集音センサー×2複合センサーユニットベンチレーター排気ダクト×2冷却ユニット×2単座型コックピットバックパックユニット ガイロス帝国軍将校カール・リヒテン・シュバルツ専用のアイアンコング。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』を初出とし、漫画『機獣新世紀・ZOIDS』、及びバトルストーリーに登場する。 胸部と肩部の装甲が赤い強化装甲に換装され、通常部隊である国防軍所属のアイアンコングでは唯一、アイアンコングPKに匹敵する戦闘力を持つ。 「アイアンコング・SS」という機体呼称は『ゾイド公式ファンブック2』及び「ゾイドバトルカードゲーム」登場時のものであり、SSはシュバルツスペシャルの略となる。一方で、「プロイツェンの反逆」掲載時ではアイアンコング(シュバルツ仕様)の呼称が用いられている。2009年にタカラトミーより発売された玩具商品の呼称は「アイアンコング(カール・L・シュバルツ仕様)」、コトブキヤより2013年に発売されたプラモデル商品の呼称は「アイアンコング シュバルツ仕様」と表記ゆれが見られる。 武装・装備 媒体や登場エピソードによって差異がある。 右肩に中距離ミサイルに替えてベルト給弾式のビームガトリング砲。背部の戦術ミサイルをレッドホーンの三連装リニアキャノンに換装した仕様は遠距離攻撃能力は低下したものの、近距離・中距離の戦闘能力は増強された。アニメ『ゾイド-ZOIDS-』第13話や第34話、『ゾイドバトルストーリー』に登場した仕様はこれに準じている。 ゾイドバトルカードゲームのカードイラストやそのスチル写真を流用した公式ファンブック2巻掲載時やゲーム『ZOIDS SAGA2』登場時においては左腕にアイアンコングPKが装備する2連装パルスレーザーガンと4連装グレネードランチャーのセットを装着した姿も見られた。 また、漫画『機獣新世紀ZOIDS』初登場時にはノーマルのアイアンコングと同装備(肩部が対ゾイド6連装ミサイルランチャー、TVM地対地2連装戦術ミサイルのまま)の機体が登場した。 タカラトミーより2009年1月に発売された「アイアンコング(カール・L・シュバルツ仕様)」においては背面に新規パーツを追加していなかったため、外部兵装はビームガトリングガンとビームランチャーのみの変更となっており、背部にはTVM地対地2連装戦術ミサイルそのままの仕様となっている。一方で、漫画『機獣新世紀ZOIDS』第4巻においては右肩部にビームガトリングガンのみを装備し、背部にTVM地対地2連装戦術ミサイルを搭載した機体が見られた。 アニメーション第38話以降はMk-II仕様(アイアンコングPK、アイアンコングMk-II限定型と同等の装備構成)に換装された機体も見られる。この形態は『アイアンコングMK-2シュバルツ仕様』と呼称される。 作中の活躍 バトルストーリー 西方大陸戦争や暗黒大陸への脱出時に登場したほか、ZAC2101年11月のプロイツェンの決起時には単騎、隠し通路を抜けてブラッディデスザウラーを奇襲して戦闘不能に追い込み、ルドルフ操縦のセイバータイガーゴールドの窮地を救った。 アニメ 第13話より登場。バトルストーリー版と異なりガトリング砲は火薬式。スリーパーガイサックをガトリング砲で一蹴し、第1部終盤のデスザウラーとの決戦にも参加。デスザウラーの動きを封じる為に、自ら腕を引き千切り脚部の関節に詰める活躍を見せた。 漫画『機獣新世紀ZOIDS』 ポルトの街にて初登場。この際は通常機と同様の装備を施しており、反発する住民のゴドスを退け、カノントータスを撃破した。その後はレイヴンのジェノザウラーと交戦し、片腕を損壊している。再登場時には右肩部の装備をビームガトリングガンに変更した状態で暴走するデススティンガーと交戦するが、性能差から大破している。
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