コンデ・ナストとは? わかりやすく解説

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コンデ・ナスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 01:30 UTC 版)

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コンデ・ナスト
原語名 Condé Nast
生誕 (1873-03-26) 1873年3月26日
アメリカ合衆国 ニューヨーク市
死没 (1942-09-19) 1942年9月19日(69歳没)
国籍 アメリカ合衆国
出身校 ジョージタウン大学
職業 出版者

コンデ・モントローズ・ナスト(Condé Montrose Nast、1873年3月26日 - 1942年9月19日)は、アメリカ合衆国実業家・出版者である。ナストが創業したコンデナスト社は、『ヴァニティ・フェア』、『ヴォーグ』、『ザ・ニューヨーカー』などのブランドを出版・維持するマスメディア会社である。

若年期と教育

コンデ・モントローズ・ナストはニューヨーク市在住のアメリカ中西部出身の家庭に生まれた。父のウィリアム・F・ナスト英語版は、ドイツ生まれのメソジスト指導者ウィリアム・ナスト英語版の息子で、ベルリンの米国大使館に駐在していた外交官であり、発明家だった。母親のエスター・A・ブノイストは、セントルイスの銀行家ルイ・オーギュスト・ブノイスト英語版の娘で、カナダからミズーリ州に移住したフランスの名家の子孫である。ナストには兄弟が3人いた。コンデ・モントローズ・ナストという名前は叔父にちなんで名づけられた。

叔母から学費の支援を受けてジョージタウン大学に入学し、1894年に卒業した。在学中は、ジョージタウン大学の初期の学生自治会「ヤード」の初代会長を務め、ジョージタウン大学のディベート団体、フィロデミック・ソサエティ英語版のメンバーだった[1]。1895年に同大学で修士号を取得した[2]。その後、1897年にセントルイス・ワシントン大学で法学の学士号を取得した。

キャリア

ナストは法学の学士号は取得したが、法律をよくわかっていなかった。卒業とともに、ジョージタウン大学の同級生、ロバート・コリアーを頼って、『コリアーズ英語版』誌の広告マネージャーの仕事に就いた。ナストは、10年の間に広告収入を百倍に増やした。ナストは、ロバート・M・マクブライド英語版と共に本と『リッピンコット・マンスリー・マガジン英語版』を出版した。コリアーズ社を退社した後、ナストは当時ニューヨークの小さな社交誌だった『ヴォーグ』を買収し、アメリカの一流ファッション誌の1つに成長させた。

その後、20年以上にわたって編集者であり大きな影響力を持っていた友人のフランク・クラウンシールド英語版の助けを借りて、『バニティ・フェア』を洗練された一般向けの出版物に変えた。多くの新進作家や質の高い作家の作品を掲載した。

ナストは最終的に、『ハウス・アンド・ガーデン英語版』、『ヴォーグ』のイギリス版、フランス版、アルゼンチン版、『ル・ジャルダン・デ・モード英語版』、『グラマー』などの雑誌を所有していた。他の出版社が単に雑誌の発行部数を増やすことに重点を置いていたのに対し、ナストは収入レベルや共通の関心事によって対象とする読者のグループを分けていた。ナストの下で働いたスタッフには、『ヴォーグ』の編集長を務めたエドナ・ウールマン・チェイス英語版や、ドロシー・パーカーロバート・ベンチレー英語版などがいた。

私生活

ゲート・オブ・ヘブン墓地にあるナストの墓

ナストは2度結婚し、2度とも離婚した。最初の妻はクラリス・クーデット(Clarisse Coudert)である。クラリスはクーデット兄弟英語版法律事務所の相続人で、セットや衣装のデザイナーになった。1902年に結婚したが、1919年に別居し、1925年に離婚した。2人の間には子供が2人いた[3]

2番目の妻はレスリー・フォスター(Leslie Foster)である。レスリーは、短期間のみワイオミング準州知事となったジョージ・W・バクスター英語版の孫に当たる。2人は1928年に、レスリーが20歳、ナストが55歳の時に結婚し、1932年頃に離婚した。2人の間には子供が1人いた[4]

1932年から1936年にかけて、『バニティ・フェア』の作家ヘレン・ブラウン・ノーデン(Helen Brown Norden)と一緒に住んでいた[5][6]

世界恐慌で破滅しかけ、晩年は初期の繁栄を取り戻すために奮闘していた。ナストは1942年9月19日に死去し、ニューヨーク州ホーソーン英語版ゲート・オブ・ヘブン墓地英語版に埋葬された。ナストの墓の近くには、ベーブ・ルースビリー・マーチンの墓がある[7][8]

脚注

  1. ^ Notable Alumni”. Philodemic Society. 2015年3月19日閲覧。
  2. ^ “Yard Fades Into Georgetown History”. The Hoya. (1969年5月1日). https://repository.library.georgetown.edu/bitstream/handle/10822/555319/1969-05-01.pdf 
  3. ^ “Mrs. Condé Nast Sues for Divorce in Paris”. New York Times. (1925年5月30日) 
  4. ^ “Miss Nast Fiancée of Baron St. Just”. New York Times. (1949年1月24日) 
  5. ^ O'Higgins, Patrick (1975年6月30日). “Helen Lawrenson's Two Lives: Beer and Champagne, Kiss and Tell”. The People. http://www.people.com/people/archive/article/0,,20065392,00.html 
  6. ^ Johnston, Laurie (1982年4月8日). “Helen Lawrenson, 74, wrote about notable affairs”. New York Times. https://www.nytimes.com/1982/04/08/obituaries/helen-lawrenson-74-wrote-about-notable-social-affairs.html 
  7. ^ “Husband and Wife Reunited”. New York Times. (1890年10月14日) 
  8. ^ “Condé Nast Dead; Publisher was 68”. New York Times. (1942年9月20日) 

参考文献


コンデナスト・パブリケーションズ

(コンデ・ナスト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 15:13 UTC 版)

コンデナスト・パブリケーションズ
Condé Nast Publications
略称 コンデナスト
本社所在地 アメリカ合衆国 ニューヨーク1 ワールドトレードセンター
イギリス ロンドン・アデルフィ・ビル
設立 1909年
業種 情報・通信業
事業内容 マスメディア
主要株主 アドバンス・パブリケーションズ
主要子会社 コンデナスト・エンターテインメント英語版
ピッチフォーク・メディア
関係する人物
外部リンク condenast.com
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アメリカ本社が入居する1 ワールドトレードセンター

コンデナスト・パブリケーションズ: Condé Nast Publications)は、アメリカ合衆国ニューヨークを発祥とする多国籍マスメディア企業。1909年にコンデ・ナストにより設立された。現在はアドバンス・パブリケーションズの子会社である[1]。本社は、ニューヨークの1 ワールドトレードセンターイギリスロンドンのアデルフィ・ビルである。他にミラノパリマドリード東京に拠点を持つ。

コンデナストが有するブランドには、『ヴォーグ』(Vogue)、『ザ・ニューヨーカー』(The New Yorker)、『GQ』、『グラマー』(Glamour)、『アーキテクチュラル・ダイジェスト英語版』(Architectural Digest)、『ヴァニティ・フェア』(Vanity Fair)、『ピッチフォーク』(Pitchfork)、『ワイアード』(Wired)、『ボナペティ』(Bon Appetit)などがあり、紙媒体では8,400万人以上、デジタル媒体では3億6,600万人以上、ソーシャルプラットフォームでは3億8,400万人以上の消費者が利用している。

『ヴォーグ』アメリカ版編集長のアナ・ウィンターは、コンデナスト社アメリカ本社のアート・ディレクター兼グローバル・コンテンツ・アドバイザーを務めている。同社は2011年にコンデナスト・エンターテインメント英語版を立ち上げ、映画、テレビ、ソーシャル、デジタルビデオ、バーチャルリアリティなどを展開している。

歴史

ニューヨーク出身のコンデ・ナストは、1892年に創刊された『ヴォーグ』を1909年に買収し、後の雑誌王国の基礎を築いた[2]。当初、ナストはヴォーグ社の下で雑誌を発行し、1923年に法人化した。ナストは、『ヴォーグ』をアメリカの一流ファッション誌の1つに成長させた。やがて、『ハウス・アンド・ガーデン英語版』、『バニティ・フェア』、『グラマー』、『アメリカン・ゴルファー』などへ拡大していった。1916年には『ヴォーグ』イギリス版を発表し、コンデナスト社は既存の雑誌の海外版を発行する最初の出版社となった。

コンデナスト社は、多くの読者を対象とするのではなく、特定の社会的グループや関心事に焦点を当てた雑誌である「ライフスタイル誌」の創始者と考えられている[3]。コンデナスト社の雑誌は、旅行、食、家庭、文化など幅広いテーマを対象としているが、中でもファッションに焦点を当てたものが多い。

ナストは1924年に自前の印刷所を開設したが、これは、より大量の雑誌を生産する体制とするために1964年に閉鎖された。世界恐慌の間、コンデナスト社は革新的なタイポグラフィー、デザイン、カラーを導入した。『ヴォーグ』は1932年に初めてフルカラー写真の表紙を掲載した[4]。1939年に創刊された『グラマー』は、1942年に亡くなったナストが個人的に創刊した雑誌だった[5]

1959年、S・I・ニューハウス・シニアがコンデナスト社を500万ドルで買収した。これは、『ヴォーグ』を愛読していた妻ミッツィへの「贈り物」だったという[6]。ニューハウスはコンデナスト社を自らが経営するアドバンス・パブリケーションズの子会社とした。彼の息子であるS・I・ニューハウス・ジュニアは、1975年にコンデナスト社の会長に就任した[7]

ニューハウスの下で、コンデナスト社は1959年に『ブライズ英語版』を買収し[8]、1936年に『ヴォーグ』と統合された『ヴァニティ・フェア』を1983年に復刊させ[9]、1979年に『セルフ英語版』を創刊した[10]

2000年代

2000年1月、コンデナスト社はマディソン・アベニュー350番地からタイムズスクエア4番地に新築された4 タイムズスクエアに移転し、同ビルは「コンデナスト・ビルディング」の別名で呼ばれるようになった[11]。このビルは、当時のニューヨークでは1992年以来の超高層ビルであり、フランク・ゲーリーの設計によるカフェテリアを備えていた。このビルはタイムズスクエアの変貌にも貢献したと考えられている[12]

同年、コンデナスト社は、『W英語版』と『ウィメンズ・ウェア・デイリー英語版』(WWD)を発行するフェアチャイルド・パブリケーションズ(現在のフェアチャイルド・ファッション・メディア英語版)をウォルト・ディズニー・カンパニーから買収した[13]。2001年、コンデナスト社は『ゴルフダイジェスト』と『ゴルフワールド英語版』をニューヨーク・タイムズ・カンパニーから4億3500万ドルで買収した[14]。2006年10月31日、コンデナスト社はコンテンツアグリゲーションサイトのRedditを買収した[15]が、後に2011年9月に完全子会社として分社化した。

コンデナスト社は、2007年8月号をもって女性誌『ジェーン英語版』を休刊し、その後ウェブサイトを閉鎖した。コンデナスト社の最も古いタイトルの一つである『ハウス・アンド・ガーデン』アメリカ版は、2007年12月号を最後に休刊した。『ポートフォリオ』、『マドモアゼル英語版』、『ドミノ英語版』も同様に休刊となった。2008年5月20日、テクノロジー系の人気サイト『Ars Technica』の買収を発表した。

2009年10月5日、コンデナスト社は『クッキー英語版』、『モダン・ブライド』、『エレガント・ブライド』の休刊を発表した。『グルメ英語版』は2009年11月号をもって月刊誌の発行を終了したが、その後、レシピ、インタビュー、ストーリー、ビデオなどのコンテンツを提供するiPadアプリ『グルメライブ』として復活した。印刷物では、特別版や料理本のブランドとして継続している。

2010年代

2010年7月、ロバート・ザウアーバーグがコンデナスト社の社長に就任した。

2011年5月、コンデナスト社は大手出版社としては初めてiPad向けの定期購読を開始した。最初に利用可能になったのは『ザ・ニューヨーカー』で、現在では9つのタイトルでiPad向けの購読サービスを展開している。同月には、コンデナスト社を含むアメリカの出版社5社による合弁会社ネクスト・イシュー・メディアにより、Android端末向けの購読サービスが発表された[16]。2011年9月、17のブランドをKindle Fireに提供すると発表した[17]。2011年、映画、テレビ、デジタルビデオ番組を開発するために、コンデナスト・エンターテインメント英語版(CNE)を設立した。2013年5月には、『グラマー』や『GQ』などの雑誌向けの動画を公開するためのDigital Video Networkが開設された[18]

2014年11月、本社をマンハッタンの1 ワールドトレードセンター内に移転した[19]。2015年9月14日、ロバート・A・ザウアーバーグ・ジュニアがCEOに就任し、前CEOのチャールズ・H・タウンゼントが会長になることを発表した[20]。2015年10月13日、コンデナスト社はピッチフォーク・メディアを買収したことを発表した[21]

2016年1月、S.I.ニューハウス・ジュニアが名誉会長に就任した。会長のチャールズ・タウンゼントが2016年末に退任し[22]、名誉会長のS.I.ニューハウス・ジュニアは2017年10月に死去した。

2019年4月、パンドラ・メディアの元CEOのロジャー・リンチを同社初のグローバルCEOに任命した。また、雑誌『ブライド』をデジタルメディア企業のドットダッシュに売却し、同年5月には『ゴルフダイジェスト』のディスカバリー社への売却を発表した[23]。同年6月には、『W』を新たな持株会社フューチャー・メディア・グループに売却した[24]

2020年代

2020年6月、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて、コンデナスト社の広告収入が45%減少したと報じられた。併せて、多くの出版タイトルの廃止を受けて、1 ワールドトレードセンターで同社が借りている23階分のうち6階分を転貸していたことも報じられた[25]

アメリカ合衆国で発行中の雑誌・オンラインメディア

印刷版

オンライン版

休廃刊または譲渡した雑誌

  • カーゴ (Cargo)
  • クッキー英語版 (Cookie)
  • ディテール英語版 (Details)
  • エレガント・ブライド (Elegant Bride)
  • ゴルフ・フォー・ウィメン (Golf for Women)
  • ゴルフダイジェスト (Golf Digest)
  • グルメ英語版 (Gourmet)
  • ジェーン英語版 (Jane)
  • ラッキー英語版 (Lucky)
  • マドモアゼル英語版 (Mademoiselle)
  • メンズ・ヴォーグ英語版Men's Vogue
  • モダン・ブライド (Modern Bride
  • ナウ・マニフェスト (NowManifest)(ブログ)
  • ポートフォリオ (Portfolio)
  • Style.com英語版
  • バイタルズ・メン (Vitals Men)
  • バイタルズ・ウィメン (Vitals Women)
  • ワールド・オブ・ハイバーニア (World of Hibernia) [26][27]
  • ウィメンズ・スポーツ英語版 (WomenSports)
  • YM英語版

合併と買収

買収

年月日 企業名またはブランド名 業種 買収価格(USD) 出典
1987年12月30日 『シグニチャー』 (Signature)[注釈 1] 雑誌 アメリカ合衆国 [28]
1988年11月30日 『ウーマン』 (Woman)[注釈 2] 雑誌 アメリカ合衆国 $10,000,000 [29]
1990年6月25日 『クックス』 (Cook's)[注釈 3] 雑誌 アメリカ合衆国 [30]
1992年4月22日 『K-III』の定期購読者リスト[注釈 4] 定期購読者リスト アメリカ合衆国 [31]
1993年4月20日 Knapp Communications 雑誌 アメリカ合衆国 $175,000,000 [32]
1998年6月12日 ワイヤード[注釈 5] 雑誌 アメリカ合衆国 $90,000,000 [33]
2000年1月8日 Fairchild Publications英語版[注釈 6] 雑誌・新聞 アメリカ合衆国 $650,000,000 [34]
2001年9月5日 Johansens[注釈 7] 宿泊施設ガイド アメリカ合衆国 [35]
2002年2月28日 Modern Bride Group[注釈 4] 雑誌 アメリカ合衆国 $52,000,000 [36]
2002年3月28日 Ideas Publishing Group[注釈 8] 出版 アメリカ合衆国 [37]
2006年7月11日 ライコスの『ワイアード・ニュース』[注釈 5] オンラインニュース アメリカ合衆国 $25,000,000 [38]
2006年7月20日 Nutrition Data インターネット・サービス・プロバイダ アメリカ合衆国 [39]
2006年10月31日 Reddit ソーシャルニュース アメリカ合衆国 [40]
2008年4月23日 SFO*Media ウェブサイト アメリカ合衆国 [41]
2008年5月20日 Ars Technica ウェブサイト アメリカ合衆国 [42]
2012年4月11日 ZipList ウェブサイト、スマートフォンアプリ アメリカ合衆国 [43]
2015年10月13日 ピッチフォーク ウェブサイト アメリカ合衆国 [21]

出資

年月日 企業名またはブランド名 業種 出資額(USD) 出典
1988年11月29日 Wagadon[注釈 9] 雑誌 アメリカ合衆国 [44]
1994年1月19日 ワイアード 雑誌 アメリカ合衆国 [45]
2001年1月17日 Ideas Publishing Group[注釈 10] 出版 アメリカ合衆国 [46]

日本法人

コンデナスト・ジャパン
種類 合同会社
本社所在地 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷二丁目11−8 大菅ビルディング 7階[47]
設立 1997年8月1日[47]
業種 情報・通信業
法人番号 2011002033051
事業内容 出版
資本金 1億円[47]
関係する人物 北田淳(代表取締役社長)[47]
外部リンク condenast.jp
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かつては日本法人として、『GQ JAPAN』などの発行社の有限会社コンデナスト・ジャパン、『VOGUE JAPAN』などの発行社の有限会社コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン、ウェブ事業を展開する有限会社コンデネット・ジェーピーの3社があったが、2013年1月1日に合同会社コンデナスト・ジャパンとして統合された。新コンデナスト・ジャパンは、発行社であると同時に発売社として流通に関する業務も担う。

不祥事

関連項目

  • 日本経済新聞社 - コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン(旧、日経コンデナスト)におけるかつての合弁相手。

脚注

注釈

  1. ^ シティグループより買収。
  2. ^ ハリス・パブリケーションズ英語版より買収。
  3. ^ ボニール・グループ英語版のペニントン出版より買収。
  4. ^ a b プリメディア英語版より買収。
  5. ^ a b テレフォニカより買収。
  6. ^ ウォルト・ディズニー・カンパニーより買収。
  7. ^ ロザミア・インベストメンツより買収。『デイリー・メール』の親会社。
  8. ^ アドバンス・パブリケーションズより買収。
  9. ^ コンデナスト・パブリケーションズは40%出資した。
  10. ^ コンデナスト・パブリケーションズはIdeas Publishing Groupの筆頭株主である。

出典

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  3. ^ Today in History: March 26”. Library of Congress (2010年11月9日). 2012年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月2日閲覧。
  4. ^ IN VOGUE: The Illustrated History of the World's Most Famous Fashion Magazine”. NYTimes.com (2006年12月3日). 2012年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月3日閲覧。
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  7. ^ Si Newhouse of Advance Publications, Conde Nast dies at 89” (英語). al (2017年10月1日). 2019年10月1日閲覧。
  8. ^ Hsu, Tiffany (2019年5月15日). “Condé Nast Sells Brides Magazine to Barry Diller's Dotdash” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2019/05/15/business/media/conde-nast-brides-dotdash.html 2019年10月1日閲覧。 
  9. ^ Salmans, Sandra (1983年2月6日). “Courting the Elite at Conde Nast” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1983/02/06/business/courting-the-elite-at-conde-nast.html 2019年10月1日閲覧。 
  10. ^ Journal, Wendy BoundsStaff Reporter of The Wall Street (1999年6月23日). “Conde Nast's Udell to Step Down As Self Magazine's Editor in Fall” (英語). Wall Street Journal. ISSN 0099-9660. https://www.wsj.com/articles/SB93009137884322860 2019年10月1日閲覧。 
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  14. ^ Condé Nast Redesigns Its Future, The New York Times, 26 October 2003
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外部リンク

日本法人のサイト


コンデナスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 17:17 UTC 版)

アスタウンディング」の記事における「コンデナスト」の解説

1959年8月コンデナスト・パブリケーションズストリート&スミス買収したが、アナログ誌の奥付にそれが反映されたのは1962年2月号のことである。アナログ誌はコンデナストが出版する雑誌の中で唯一ダイジェストサイズだった(他はヴォーグヴァニティ・フェアなどの高級誌)。コンデナストは大きな判型生かした広告フォーマット採用していたため、アナログ誌もそれに合わせるため1963年3月号から大きな判型変更した表紙裏表紙光沢紙変更した。しかし、それで広告多く集まるようになったということもなく、1965年4月号からダイジェストサイズに戻すことになった部数伸び続けていたが、判型変更した際も特に影響はなく、伸び続けている。 1971年7月キャンベル亡くなったが、同年末までは残ったスタッフ編集可能な程度原稿ストックされていた。アナログ誌は制作コストかからず利益上げていたため、コンデナストはそれが最高のSF雑誌だとは認識していたが、ほとんど注意を払っていなかった。コンデナストはキャンベル助手だったケイ・タラントに後任編集長探すことを依頼タラントは関係方面あたった著名な作家たちは様々な理由でその仕事を断わった。ポール・アンダースンカリフォルニア離れたくなかった。ジェリー・パーネルも同じで、同時に給料が安すぎると感じていた。ハリイ・ハリスン生前キャンベルから後任編集長として就任打診されていたが、ニューヨークには住みたくないと思っていた。フレデリック・ポールレスター・デル・レイクリフォード・D・シマックにも打診があったという噂があるが、シマック否定している。 コンデナストの担当副社長は、アナログ誌の誌名に「サイエンス・フィクション」と「サイエンス・ファクト」が含まれていることから、候補者書いたフィクションとノンフィクションサンプル読んでみて新編集長を決めることにした。そして唯一フィクションノンフィクション理解できた候補者ベン・ボーヴァ選んだ1972年1月号からベン・ボーヴァの名が奥付記載されている。 キャンベル突然の死からのスムーズな移行のため、ボーヴァ5年編集長留まることを計画していた。給料が安すぎるため、長く留まる気はなかった。1975年ボーヴァはコンデナストに対して雑誌 Tomorrow Magazine提案。これは実際科学技術中心とし、SF小説若干扱うというスタンス雑誌だが、コンデナストはこれに興味を示さなかった。当初予定していたよりも若干遅れたが、ボーヴァ1978年6月編集長辞め後任としてスタンレー・シュミット(英語版)を推薦したシュミット編集長となったのは1978年12月号からだが、ボーヴァ事前に買っていた原稿そのまま使っている。 ボーヴァ1973年から1978年まで5年間に渡ってヒューゴー賞編集者部門1973年創設され部門)を獲得している。

※この「コンデナスト」の解説は、「アスタウンディング」の解説の一部です。
「コンデナスト」を含む「アスタウンディング」の記事については、「アスタウンディング」の概要を参照ください。

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