グラディウスシリーズでのモアイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:37 UTC 版)
「モアイ (グラディウス)」の記事における「グラディウスシリーズでのモアイ」の解説
耐久力は作品ごとにまちまちだが、大抵ショット1発で破壊可能になっている。 グラディウス(コンシューマへの移植) ファミリーコンピュータ(以下、FC)版、MSX版ともにステージ3に登場。ハードの特性上上下スクロールはできない。FC版では一定の条件でワープが可能だが、ワープゾーン内では回転するモアイが障害物として登場する。 グラディウスII ステージ5後半になると自機に向かって振り返る「怒りモアイ」が登場。ボス戦前には、跳ねながらイオンリングを撒き散らす「ホッピングモアイ」が登場する。FC版はステージ4での登場となっており、ホッピングモアイの代わりに巨大な「ジャンピングモアイ」1体が中ボスとして登場する。 グラディウスIII ステージ5に登場。この作品のモアイは耐久力があり、数発打ち込まないと破壊できない。モアイを設置しながら飛行する「ローリングモアイ」、トーテムポールのように縦に連なった「トーテムモアイ」と、さらにバリエーションが増えた。この作品でのイオンリングはシールドを貫通するため、いかなる状態でも触れれば即死である。SFC版ではステージ4の登場だが、AC版に比べ一回り小さく、また「ローリングモアイ」に替わりAC版に登場しなかった「怒りモアイ」が登場する。 グラディウス外伝 ステージ4に登場。追尾型の小型モアイを放出する「マザーモアイ」、目からレーザービームを照射する「レーザーモアイ」、「トーテムモアイ」の横バージョン「モアイピラー」が登場した。この作品のモアイステージは下への引力が働いているのか、破壊すると口の部分が崩壊し沈黙するが、逆さのモアイは破壊されると上顎部が落下してくる。特に「レーザーモアイ」は攻撃が止まるまでにタイムラグがあるため、この特性により攻撃方向が変わり思わぬ攻撃を受けることがある。 グラディウスIV -復活- ステージ5に登場。従来よりも一回り小さくなった。壁のような地形に縦に貼り付けられたモアイのほか、破壊しても一定時間で再生する青色のモアイ、「モアイЯ」が登場する。 ゴーファーの野望 エピソードII ステージ5に登場。改造途中という設定のため、モアイは内部メカが露出している。 グラディウス リバース ステージ3に登場。ステージ後半に、風車のように回転する3体もしくは4体で1グループを構成するモアイが出現。ボスの前座ではモアイが自機の周りを旋回するように編隊を組み攻撃してくる。ボス戦では弱点が移動しているときに電撃が放たれ、その位置にモアイが出現する。破壊可能で一定時間たつと引っ込む。 ネメシス ステージ3に登場。ゲームボーイの性能上、画面に対してサイズが大きく、また上下スクロールも無いためステージに登場するモアイは全て破壊可能である。 グラディウスジェネレーション ステージ5に登場。ステージ後半では破壊されても再生するモアイが、またボス直前には「ビッグモアイ」のような巨大なモアイが出現、一定間隔で口から巨大な泡を放出する。この泡の中には極小のモアイの大群が含まれており、泡を破壊すると自機目掛けて突っ込んでくる。高次周ほど危険性が増す。 グラディウスNEO/グラディウスNEO -IMPERIAL- NEOのステージ2、IMPERIALではステージ4がモアイステージとなっているが。モアイ自体は攻撃して来ない単なる地形である。 沙羅曼蛇/ライフフォース 最終ステージのみの登場。動きは『II』の「ホッピングモアイ」に近い。FC版沙羅曼蛇では通常型のモアイが登場、イオンリングは壁に当たると反射する。『沙羅曼蛇』最終ステージに登場する「アイアンメイデン」は『ライフフォース』では小型のモアイの姿に差し替えられている。 沙羅曼蛇2 同じく最終ステージのみの登場。建造物の装甲を破壊すると、一定確率で中に入っていることがある。イオンリングは自機狙いではなく、周囲へ放射状に撒き散らす。 コズミックウォーズ 1プレイヤー側のコンピュータの思考中アニメーションとして登場する(2プレイヤー側はゴーレム)。 パロディウスシリーズ 本シリーズではグラディウスシリーズよりもさらに擬人化されたキャラクターとなっており、各作品ごとに様々なアレンジがされている。空中戦では小型化されたカプセル編隊「フライングモアイ」がシリーズを通して登場するのをはじめ、『パロディウスだ! 〜神話からお笑いへ〜』ステージ5で登場した「モアイ戦艦」と呼ばれる大型戦艦は『極上パロディウス 〜過去の栄光を求めて〜』でも乱入ステージとして再戦を挑んでくる。さらにどちらのステージのBGMも『グラディウスII』ステージ5のBGM"The Old Stone Age"のアレンジを用いて曲を締めている。「モアイ戦艦」はその後の作品でも『セクシーパロディウス』ではスペシャルステージに小型バージョンのミニモアイ戦艦が登場したり、『実況おしゃべりパロディウス』で自機との直接対決は無いもののアクシデントステージに登場したりする。 『実況おしゃべりパロディウス』のステージ2後半では『ときめきメモリアル』のキャラクターをあしらったモアイ(のハリボテ)が登場、ハート型イオンリングで攻撃してくる他、SFC版『パロディウスだ!』のおまけステージにも登場する。 『セクシーパロディウス』では竜宮ステージの依頼人として、語尾に「~モアイ」と付けて話すモアイが登場する。 『パロウォーズ』ではピグムーモーリ-モアイ族によって統治されたモアイ諸島首長国が登場、プレイヤーの自国として選択可能。 オトメディウス、オトメディウスG アーケード版稼動開始時よりイースター島ステージの存在が告知されており登場が予定されていたが、それに先んじて2009年4月1日に移植版である『オトメディウスG』のダウンロードコンテンツの追加ステージで登場。前半部は従来のモアイステージがベースだが、後半は『グラディウス2』のステージ1(巨像惑星)をモチーフにしている。同ステージに登場するモアイはカラーリング毎に耐久力と放たれる「イオンリング」の数が異なり、色が濃くなるほど強くなる。 OVA版『沙羅曼蛇』 スペースオベリスクという名称で登場。このシリーズではバクテリアンを寄せ付けない結界の要として設定されており、侵入したバクテリアンに対してもチャクラム状のイオンリングを射出し自立的に攻撃を行うなど本編とは異なる独自設定である。
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