キャリアの復活
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「ジュリー・アンドリュース」の記事における「キャリアの復活」の解説
2001年、アンドリュースは『プリティ・プリンセス』に出演し、ディズニー映画は『メリー・ポピンズ』(1964年)以来となった。彼女はクラリス・レナルディ女王を演じ、その続編、『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004年)でも同役を演じた。『プリティ・プリンセス2』では喉の手術をおこなってから初めて映画で歌った。その "Your Crowning Glory"(ティーンアイドルのレイヴン・シモーネ(英語版)とのデュエット)という歌は彼女の回復してきている声に合わせ、1オクターブに限られた。 The film's music supervisor, Dawn Soler, recalled that Andrews "nailed the song on the first take. I looked around and I saw grips with tears in their eyes." アンドリュースはその後もディズニー関連の仕事を続け、ニューヨークのプラザホテルに住む女の子を描いた、ケイ・トンプソン(英語版)の児童書であるエロイーズシリーズ(英語版)を基にした2つのテレビ映画に出演した。『おてんばエロイーズ/キラキラ星のダンスパーティ(英語版)』は2003年4月に封切され、『おてんばエロイーズ/わくわくクリスマス(英語版)』は2003年11月に放送された。アンドリュースはエミー賞にノミネートされた。同年、サッグハーバー(英語版)のベイ・ストリート・シアターで、1954年に彼女がブロードウェイデビューを果たしたミュージカル『ボーイフレンド』の再上演を演出し、演出家デビューした。彼女の作品の衣装と舞台背景のデザインは前夫のトニー・ウォールトンが担当し、2005年にグッズピード・オペラハウス(英語版)で再上演され、2006年に全米ツアーがおこなわれた。 2005年から2006年は ディズニーランドの50周年の18ヶ月にわたる祝賀イベント『地球上で一番ハッピーな帰郷(英語版)』公式の大使を務め、イベントの宣伝をするため各地を駆け回ったり、ナレーションを録音したり、パークのいくつかのイベントに姿をみせたりした。 2004年、アニメ大ヒット作『シュレック2』(2004年)にリリアン王妃の声を担当し、『シュレック3』(2007年)、『シュレック フォーエバー』(2010年)の続編でも同役を担当する。その後、2007年、ディズニーのミュージカルコメディである『魔法にかけられて』でナレーションをし、『メリー・ポピンズ』のような典型的なディズニー映画に敬意を払っていることを人々に示した 2007年1月、映画俳優組合より生涯功労賞を受賞し、彼女の目標はこれからも舞台の演出を続けること、そして彼女のブロードウェイ・ミュージカルを演出することだと述べた。彼女は、自伝の第一部と称した、『Home: A Memoir of My Early Years 』が2008年4月1日に出版された。この本はイギリスの彼女の初期のイギリスでのミュージックホールサーキットのことなどが記されていて、1962年にメリー・ポピンズ役を得るところで終わっている。2004年に、ウォルト・ディズニー・ビデオのリリースのためにメリー・ポピンズを演じ、『王様と猫』の物語をナレーションした。 2008年の7月から8月上旬、アンドリュースはアメリカでの短いツアーである『Julie Andrews' The Gift of Music 』でホストを務め、さまざまなロジャース&ハマースタインの歌や、彼女の最近出版された本、『Simeon's Gift 』に調和させて歌った。これはかなりの年月を得て、声帯手術後の初めての公衆向けの歌手としてのパフォーマンスとなった。 2009年5月、ポーリー・パビリオンで例年行われる大会、UCLA スプリング・シング(英語版)で音楽の功労賞としてジョージアイラ・ガーシュウィン賞を受賞した。受賞した際に彼女は言った。「頑張れ、熊たち (Bruins)。SCに勝つのです…ストライク・アップ・ザ・バンド、一つ一つの勝利を祝うために。Go Bruins. Beat SC ... let the Gershwin tunes strike up the band to celebrate every one of those victories.)」
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