エプスタイン財団 クロスベル支部
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「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「エプスタイン財団 クロスベル支部」の解説
ロバーツ 登場作:『VII』・『創』 声:大川透 エプスタイン財団に所属する研究者で、導力ネットワークの専門家。 『導力ネットワーク構想』の開発主任の一人で、クロスベルに導力ネットワークを敷設した功労者。魔導杖開発チームに所属するティオの直接の上司ではないが、エプスタイン財団クロスベル支部の責任者をしているため、ティオの現場監督をしている。 ティオのことを自分の子供のように心配しているものの、接し方がやや独特で、依頼を通じてロイドを試したり、新型の魔導杖を武器屋を通じて渡したりするような迂遠なことをするところがあり、直接会う際にはティオの機嫌を過剰に気にするようなところがあり、うっとうしがられている(ただし、理解はされており、有能であることはティオも認めている)。ヨナのことも心配しており、彼がチームに戻った時は喜びながらも勝手ができないように個室を与えるなど、配慮もしている。 G・シュミットも認めるほどの優秀な導力学者だが、天然なところがあり自分の優秀さについての自覚に乏しい。 「碧」の終盤、クロスベル解放作戦ではオルキスタワーにハッキングすることでロイドたちを援護する。 ティオ・プラトー 詳細は「#ティオ・プラトー」を参照。 ヨナ・セイクリッド 登場作:『VII』・『暁』・「閃IV」・『創』 声:浜本しおり(『VII』)→浜崎奈々(「閃IV」) エプスタイン財団所属の少年。財団ではシステムエンジニア(SE)をしている。 来歴 幼少の頃からエプスタイン財団でシステムエンジニアとしての英才教育を受ける。 「零」の前年、悪戯癖から財団の研究成果のひとつを台無しにして大損害を出してしまい、財団を出奔する。クロスベル市に流れつき、同市には国際企業の支社も多く情報が集まりやすく、同市で発達していた導力ネットワークにそれらの情報が飛び交っていたという好都合もあって、得意のハッキングでさまざまなデータを盗んで売りさばく《情報屋》を始め、《銀》やイメルダらも「お得意様」にして荒稼ぎを始める。 「零」 - クロスベル市地下のジオフロントB区画の端末室を無許可で占拠して密かに滞在していたが、エイオンシステムを使ったティオによって居場所を特定されてしまう。創立記念祭に際して、かねて導力ネットワーク上でおちょくられていた《仔猫(キティ)》ことレンを捕らえることを画策し、ティオの協力を得て居場所の捕捉に成功し、協力の見返りとしてティオとロイドにルバーチェ商会と《黒の競売会》に関する情報を提供する。 「零」の後、ティオがレマン自治州のエプスタイン財団本部に一時帰還するに際して、ジオフロントから強制的に連れ出され研究所に戻る。 「碧」 - エプスタイン財団のエンジニアとしてクロスベルに戻り、ジオフロントの管理資格も取得する。ロバーツによりオルキスタワーの財団支部に専用の端末ルームを用意してもらっていたが、やりたい放題はできないよう制限の大きなシステムをあてがわれていることが気に食わず、ジオフロントの端末室(「零」とは異なる)を占拠して再び地下生活を始め、そこからロイドらに助力する。ロイドらがアリオスに敗れて捕らえられたのと同時期にマリアベルによって捕らえられ、エリィらとともにミシュラムの(導力ネットのない)旧総督邸に閉じ込められる。その後、ロイドらに救出されて以降はメルカバに同乗して特務支援課のサポートを行う。 「閃IV」 - クロスベルのジオフロントに潜伏し、旧特務支援課のバックアップを担当しており、情報収集や各方面との連絡役として協力している。 プロフィール 年齢:13歳(「零」・「碧」)→16歳(「閃IV」) 身長:148cm(「零」・「碧」) 人物 悪戯好きの悪ガキで、小生意気で微妙にヘタレな小僧。基本的に甘ったれだが、したたかかつ行動力もある。 財団きっての天才SEとされ、システム言語の開発を本来の専門分野としている。詰めの甘いところはあるものの、天才的な頭脳を持っていることはティオも認めており、《結社》のカンパネルラからも高く評価されている。ただし、閃きでプログラムを作成するタイプであるため、論理的に、かつチームで作っていく研究所の手法とは相性が悪く、その性格もあって他の所員との折り合いも悪い。 ティオには行動パターンを見抜かれており、エイオンシステムを使われてしまうこともあるため後れを取ることが多く、頭が上がらない関係になっている。 ハッキング技術でヨナに対抗できるのはティオ、レン、ロバーツ主任、結社関係者くらいで、『VII』の時点では導力ネットワークが発達したクロスベルでもセキュリティ意識が低いこともあって、ハッカーとして好き放題しており、「閃IV」の時点では帝国軍情報局にも導力ネット専門のチームが存在するようになるが、まだまだ自分の敵じゃないと語っている。 好物はピザとスナック菓子。引きこもりがちでロイドからも心配されていたが、段々と素直な態度も見せるようになり、たまには外に出ることを約束する。
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