エッグから現れた少女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:09 UTC 版)
「ワンダーエッグ・プライオリティ」の記事における「エッグから現れた少女」の解説
西城 くるみ 声 - 安済知佳 第1話でアイが助けた制服姿の少女。明るくハキハキとした性格。エッグ世界ではいじめられていたことが暗示され、チャイムが鳴るまで、顔にモザイクのかかった少女と刃物を持ったミテミヌフリに追いかけられている。当初何も知らなかったアイを助け、エッグ世界の法則を教える。 鈴原 南 声 - 佐藤聡美 第2話でアイが助けた新体操部の少女。生真面目な性格。部活の顧問教師(声 - 八百屋杏)から暴言や体罰を受けていたが、全て自分が悪いと自責の念にかられていた。 みこ / まこ 声 - 井上麻里奈 / 田辺留依 第3・4話でアイとリカが助けたアイドル「yuyu」の追っかけをしていた少女二人組。友達同士で仲良し。yuyuが自殺したあと、後追い自殺したが、そのことは特に悔やんでおらず明るい。yuyuのストーカーで逮捕されているマダムサチコ(声 - 勝生真沙子)にエッグ世界で襲われる。 美和 声 - 花守ゆみり 第4話で桃恵が助けたセミロングの黒髪の少女。電車内でいつも同じ男から痴漢されていた。勇気を出して痴漢を突き出したが、犯人は父親の会社の専務(声 - 多田野曜平)だった。これが原因で父親は会社から解雇され、母親からはなぜ我慢できなかったと責められていた。 瑞希 声 - 古賀葵 4話で桃恵が助けたボブショートの少女。桃恵に心惹かれ「愛してる」と言い残して消えた。 綾香 声 - 千本木彩花 5話でねいるが助けたチャラチャラした服装が特徴の少女。家出の際、家に泊めた男性に襲われた事が示唆されている。ヨダレ(声 - 川津泰彦)に追われていたところをねいるに助けられ、「助けてくれて嬉しかった」と言って消える。 葵 声 - Lynn 5話でねいるが助けたクール系の少女。長い黒髪にサングラス、白いワンピースの姿。自分が若く、一番美しいと思った時に自殺した様子。自分の容姿に自信を持っており、特に黒髪を自慢していた。まき毛(声 - 斎藤彩夏)が出現するものの、襲われるような事はなく、逆に「どうして死なないの」と共にねいるを追い詰める。 実はワンダーキラーの本体は彼女の黒髪。気付いたねいるに消し飛ばされ、「本当は後悔しているのでは」と問われ、涙を流しながら消失する。 吉田 ヤエ 声 - 宮下早紀 第6話でアイが助けた少女。ツインテールに眼帯、ぬいぐるみを抱えている。死者や人の怨念が見えるというが、周囲に理解されず、病院に入れられたが、そこで多くの人の怨念を見たと脅えて自殺した。緑色の数珠を身に着けている。怪物少女(声 - 武田華)に襲われるものの、その姿は彼女にしか見る事が出来ず、アイは苦戦する。戦闘後、数珠はアイが現実世界に持ち帰った。 志乃 声 - 島袋美由利 第7話でリカが助けた顔にあざがある少女。家族で新興宗教に入信して財産を全て手離し、一家心中した。洗脳から解けておらず、ワンダーキラーのムカデ(声 - 中田譲治)になった教祖を「先生」と呼び、庇おうとする。 阿波野 寿(あわの ことぶき) 声 - 宮本侑芽 第9話でねいるが助け、精神医学に精通し、医療センター長も務めていた少女。ねいると同じくジャパンプラティの人工授精で生まれ、後述の理由で植物状態となるまでねいるの部屋で一緒に暮らしていた。アルビノで肌も髪も白い。研究のために臨死体験を繰り返した結果、植物状態となる。現在はねいるの会社の地下で生命維持装置のカプセルで眠っている。ねいるの夢にあらわれ、寿の体に興味を持ち、解剖して研究したがっているドクター関(声 - 大塚芳忠)に襲われる。 植物人間となっていた現実の寿の体は研究のため政府によって回収される手筈となっており、それを嫌った寿は自身の命を繋ぐ生命維持装置を外して欲しいとねいるにお願いする。その後、現実世界に戻ったアイとねいるによって生命維持装置が切られ、完全に死亡したものと思われる。 栗田 薫 声 - 三澤紗千香 第10話で桃恵が助けた性同一性障害の少女。心は男で一人称は「僕」。服装も口調も少年そのもの。相談相手として信頼していた剣道部の顧問(声 - 三戸耕三)に暴行を受け、妊娠させられて命を絶った。「生まれ変わったらまた会おう」と、百恵にキスをして消失する。 パラレルワールドの大戸アイ 声 - 相川奏多 第12話でアイ自身が助けた無数にあるパラレルワールドの一つ「アイが小糸に出会わなかった世界線」で生きていたもう一人のアイ。この世界でもオッドアイが原因でいじめに遭っており、母親にも教師にも相談できず、そして親友である小糸にも出会えず、睡眠薬を飲んでからプールで入水自殺した。 どちらも同じ大戸アイであるため、性格や抱えている悩みは基本的に同じであるが、自殺せずに成長を続けていたアイよりやや背が低く、ヘアピンもアイが不登校になる前のものを使っている。 キララの攻撃を受けたアイを庇い、左目を失うとともに消滅する。
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