イノセントワールド
「イノセントワールド」とは、悪意や悪事とは無縁な世界のことを意味する表現である。
「イノセントワールド」の基本的な意味
「イノセントワールド」とは、心がきれいで後ろ暗いことがない悪意や悪事とは無縁な世界のことである。「イノセントワールド」は、無垢な・潔白の・無邪気なという意味を持つ「イノセント」と、世界・世の中という意味を持つ「ワールド」の二語から成り立つ。日本語として使う「イノセント」は、潔白の・無邪気なという意味から良い意味で使われることが多いが、英語で使う場合の「innocent」は無知な、能天気な、~の自覚がないなど、悪い意味でも使われることがあるため、相手が誤解しないように注意が必要である。「イノセントワールド」の語源・由来
「イノセントワールド」の語源は、英語の「innocent world」である。「innocent」は形容詞で、名詞では「innocence(イノセンス)」となる。「innocent」は、有害な・有罪なという意味を持つ「nocent」に、反対や否定の意味を持つ接頭辞の「in」がついた語である。「nocent」は、ラテン語の「nocere」に由来し、「nocere」は悪さをする・害があるという意味を持つ。「イノセントワールド(ブランド)」とは
「Innocent World(イノセントワールド)」は、新しいお嬢様スタイルの服を提案するブランドである。ヨーロッパのクラシカルスタイルから着想を得て、上品で可愛らしい物作りを基本としている。「Innocent World(イノセントワールド)」の名前は、「いつまでも天真爛漫な少女の心を持つ女性の為に」という思いを込めて付けられた。ワンピースやコートなどの衣服の他に、ランドセルやバッグ、靴、アクセサリーなども販売されている。日本では、愛知県名古屋市や群馬県高崎市などの店舗で商品を取り扱っている。また、2011年に放送された日本アニメ「輪るピングドラム」の10周年を記念し、同アニメのキャラクターをイメージした清楚な雰囲気の「ヒマリワンピース」も発売された。
「イノセントワールド(Mr.Childrenの曲)」とは
「innocent world(イノセントワールド)」とは、Mr.Childrenの5枚目のシングル曲であり、1994年6月1日にリリースされた。コカコーラの「アクエリアス・ネオ、イオシス」のCMソングとして起用され、発売から二ヶ月足らずで100万枚を超えるヒットを記録した。最終的には190万枚を超える売り上げとなり、Mr.Childrenのシングル曲としては売り上げ枚数が三番目に多いシングル曲となっている。また、1994年度のオリコン年間シングルチャート1位を獲得し、その年の日本レコード大賞では大賞を受賞している。歌詞と曲はMr.Childrenのボーカル兼ギターリストの桜井和寿が作成し、タイトルの「innocent world」は英語表記、歌詞の中に出てくる「イノセントワールド」はカタカナ表記となっている。青色が印象的なジャケット写真は「innocent world」の前につけられた仮タイトルが「innocent blue」だったことから、そのようなデザインとなった。
「innocent world」が耳に残る理由の一つに、Bメロからサビにうつる際、セカンダリードミナントを裏切るコードをとることで聴き手にインパクトを与えていることが挙げられる。「innocent world」の前作である「CROSS ROAD」はドラマの主題歌としてロングヒットを記録し、それに続いて「innocent world」もヒットした形となった。
「イノセントワールド」の使い方・例文
・友人はMr.Childrenが好きで、毎日イノセントワールドという曲を聴いている。・孫に頼まれてイノセントワールドというブランドの服を買った。
・私の願いはこの世の中がイノセントワールドになることだ。しかしその話をしたら、友だちに無理だと笑われた。
・昨日、映画館で観た映画のタイトルがイノセントワールドだった。
・イノセントワールドを間違えてイノセンスワールドと言ってしまい、先生に間違いを指摘された。
・Mr.Childrenのイノセントワールドという曲をギターで弾けるようになりたくて、毎日夜遅くまで練習していたら、うるさいと親に怒られた。
・イノセントワールドのイノセントの意味が分からなかったため、辞書を引いて調べた。
イノセントワールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 05:31 UTC 版)
『イノセントワールド』は、1998年の日本映画。1998年10月3日日本公開。
桜井亜美のベストセラー小説『イノセント ワールド』を映画化した作品。主演は安藤政信と竹内結子。竹内にとっては映画初主演であった。安藤は知的障害者役を演じた。ロケは主に1997年夏に青森県の竜飛岬で行われた。
あらすじ
体外受精で生まれた女子高生・アミ(竹内)は精子ドナーNo.307を探すため、知的障害者の兄・タクヤ(安藤)と旅に出る。辿り着いたのは医者の高森(豊原功輔)と彼の妻で看護婦の啓子(伊藤かずえ)が営む、北の果て龍飛岬の診療所。そこで4人の奇妙な共同生活が始まり…[1]。
キャスト
スタッフ
- 監督:下山天
- 原作:桜井亜美
- 脚本:小川智子
- フォトグラファー:蜷川実花
- 音楽:土井宏紀
- 主題歌:竹内結子「ただ風は吹くから」(作詞:水野幸代Yukiyo Mizuno、作曲:日向敏文、ポニーキャニオン、1998年)
- プロデューサー:室希太郎・公野勉
- 製作:フジテレビ・ポニーキャニオン・東北新社
- 配給:東北新社・ゼアリズ
脚注
- ^ “イノセントワールド INNOCENT WORLD|MOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS. 2021年4月9日閲覧。
外部リンク
- ゼアリズホームページ - ウェイバックマシン(2000年6月19日アーカイブ分)
イノセントワールド (曖昧さ回避)
(イノセントワールド から転送)
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ナビゲーションに移動 検索に移動イノセントワールド(英: Innocent World)
- イノセント ワールド - 桜井亜美の小説。
- イノセントワールド - 1998年の日本映画。上記小説を原作とする。
- イノセントワールド -天下無賊- - 2004年の中国映画。
- innocent world - Mr.Childrenのシングル曲。
- Innocent World - ロリータ・ファッションのブランド。ゴスロリブランド一覧#Innocent Worldを参照。
- イノセント・ワールド - 山田デイジーの漫画。
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イノセントワールド
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