イタリアンの鉄人
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神戸勝彦(こうべ まさひこ) 鉄人在任期間…1997年6月-2002年1月 対戦成績…23戦15勝7敗1分 連勝記録4 勝率65.2% 番組後期の1997年6月に、新たなジャンルのイタリアンの鉄人として登場した。番組のストーリー上では、キッチンスタジアムを開設した当時、遊び好きであった神戸を破門同然でイタリアへ修業に出し、4年後にようやく改心したという事で呼び戻したという設定。襲名時は特定の店舗に属さないフリーのシェフという異例の経歴での起用だった。コスチュームはイタリア国旗の緑・白・赤がモチーフになっている。 実際にイタリアのエノテカ・ピンキオーリで3年間修行しており、番組では「パスタのプリンス」と称されている。全鉄人中最年少で、起用当初は唯一の20代の鉄人だった。 登場する際は通常の鉄人の登場するステージ後方の迫からではなく、指名された際にステージに向かって右横にある絵画の壁が動き、迫と後方に神戸の胸部の写真が出され、弦楽器の生演奏を伴い、手にトマトを持ち登場する。 当初本人は番組出演のオファーを受けたとき、挑戦者として出演するものだと思っていたところ、初回の収録直前になって実は鉄人として出演することが判明し慌てふためいたというエピソードも残っている。 デビュー戦は萩原雅彦シェフとのショートパスタ対決であったが黒星。唯一デビュー戦が黒星となった鉄人である。そのため審査員からは手厳しい評価を受けていた。 開始と共に食材のある主宰席に猛ダッシュするため、挑戦者も慌てて走る光景が毎度繰り返されていた(高校では陸上部だったので足には自信があるらしい)。 なお、番組終了後も東京・恵比寿で「リストランテ MASSA」のオーナーシェフとして活動していたが、2019年3月14日、不慮の事故により49歳で死去。「鉄人」としてのレギュラー出演者では最年少だったにも関わらず初の物故者となった。 対戦成績(特別番組を除く) 放送日勝敗挑戦者テーマ食材審査員備考1997.6.13 ● 萩原雅彦(伊) ショートパスタ 栗本慎一郎、かとうかずこ、岡田真澄、岸朝子 リターンマッチ 1997.7.25 ○ ステファノ・タバッキ(伊) キャベツ 景山民夫、高橋ひとみ、サンプラザ中野、岸朝子 1997.10.3 ○ 今井富士男(和) 松茸 景山民夫、大石恵、片岡鶴太郎、岸朝子 1997.10.31 ○ 関 雄二(中) 栗 加納典明、かとうかずこ、三谷幸喜、本間千枝子 1997.11.28 △ 高田和奈利(和) 白子 加納典明、橋本志穂、長嶋一茂、石井美子 1997.12.5 ● ボタンエビ 延長戦 1997.12.19 ○ 高木康政(パティ) イチゴ 加納典明、細川直美、長嶋一茂、岸朝子 クリスマスデザート対決 1998.1.16 ● 深津泰弘(仏) シカ 秋元康、斉藤慶子、石原良純、岸朝子 1998.3.13 ○ マリオ・フリトーリ(伊) ブロッコリー 栗本慎一郎、東ちづる、江夏豊、岸朝子 1998.5.8 ○ 渡辺庸生(メキシコ) マンゴー 加納典明、高田万由子、コーン、岸朝子 1998.6.26 ○ 笹島保弘(伊) 賀茂茄子 栗本慎一郎、かとうかずこ、石原良純、岸朝子 1998.7.31 ○ 酒井美代子(タイ) ワタリガニ 加納典明、岸本加世子、武田修宏、細木数子 1998.10.2 ● 田崎真也(ソムリエ) 中トロ 栗本慎一郎、川島なお美、岡田眞澄、岸朝子 1998.10.30 ○ 坂井謙介(伊) カボチャ 栗本慎一郎、岸本加世子、長嶋一茂、岸朝子 1998.11.20 ● 笹岡隆次(和) 天然舞茸 栗本慎一郎、秋野暢子、パンツェッタ・ジローラモ、岸朝子 1998.12.11 ○ 米田裕道(伊) タコ 加納典明、細川直美、高橋英樹、岸朝子 郷ひろみ推薦チャレンジャー 1999.1.22 ○ コスタンティーノ・ジェッモリ(伊) ピーマン 加納典明、大石恵、舛添要一、岸朝子 1999.2.12 ● 辻口博啓(パティ) バナナ 栗本慎一郎、雛形あきこ、熊川哲也、岸朝子 デザート対決 1999.4.26 ○ フランコ・カンツォニエーレ(伊) トマト 栗本慎一郎、東ちづる、パンツェッタ・ジローラモ、細木数子 1999.6.11 ○ 長田 誠(中) 巨大伊勢エビ 加納典明、細川直美、片岡鶴太郎、細木数子 1999.7.23 ○ 山岡昌治(仏) ジャンボマッシュルーム 加納典明、一色紗英、加藤和彦、岸朝子 1999.8.13 ○ 酒井博基(伊) アナゴ 栗本慎一郎、岸本加世子、中条きよし、細木数子
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