イタリアローマ共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 02:10 UTC 版)
「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」の記事における「イタリアローマ共和国」の解説
現実のイタリアをルーツとする国。元々エネルギーのほとんどを他国からの輸入に頼っており、「赤道の冬」とそれに伴うエネルギーの寸断並びにEU解体に伴うユーロの暴落による財政破綻といった事態を被ったため、国家は未だに疲弊している。そのため貧民や娼婦となった人間が今なお大勢おり、ウルカヌス1の搭乗者達もそうした人間達である。そうした人々の貧しくも温厚な性格とは対照的に、軍上層部等といった上流階級の人間は傲慢かつ卑怯であり、パイロットやトランスレータはおろか、ギガンティックであるウルカヌス1すらも騙して他国のギガンティックに不意打ちを行わせている。なお、スペインと同盟関係にある。 英字表記は「ITALY ROMA REPUBLIC」。 国旗は実在のイタリアの国旗から赤地を太くしたもの。 レオーネ・トラサルディ (Leone Trussardi) 声 - 〆野潤子 ウルカヌス1のパイロット。 元々は貧民街に住む孤児で、ウルカヌス1に選ばれたことで軍に協力している。何事も金銭で計ろうとする価値観の持ち主で、生意気で口の減らない性格をした、いわゆる悪ガキ。しかし責任感と仲間意識が非常に強く、守銭奴な性格は厳しい過去に由来し、そして同じ境遇の貧民達を養うためのものだった。当初「聖女」と呼ばれ、人間味に欠いていたルクレツィアに腹を立てることが多かったが、幾度かの衝突と助け合いの末、生死を共にするという強い絆を結んだ。 ミネルヴァスXIの主砲が直撃し、ウルカヌス1ごと粉砕されてWWWに敗退した。その際に死亡したと思われていたが、奇跡的に生還した。 ルクレツィア・モレッティ (Lucrezia Moretti) 声 - 沢海陽子 ウルカヌス1のトランスレータ。 日々無償の奉仕活動を行い、誰にも穏やかな態度で接するその性格から「聖女様」と尊敬される女性。しかし笑みを崩さず、如何なる欲も表に出さないその行動は人間味に欠き、当初レオーネとは衝突することも多かった(ルクレツィアから衝突することはなかったが)。穏やかで温和なだけではなく、貧民の多いイタリアローマ共和国において人工呼吸の手法を知り、またそれを敢行するだけの度胸を持ち合わせている。清廉潔白な人間と思われているが、その過去は赤道の冬を乗り越えるために娼婦となり、本人曰く「人には言えないような汚い真似もした」らしい。現在の「聖女様」と謳われるその行動はその過去が原因となって生じた、一種の達観なのかもしれない。 ミネルヴァスXIの主砲からレオーネを守り、重傷を負う。その後ウルカヌス1ごと粉砕されてWWWに敗退した。その際に死亡したと思われていたが、奇跡的に生還した。
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