アンモニウム
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アンモニウム
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アンモニウム(ammonium)は、化学式NH4+の分子イオンである[1]。 アンモニア(NH3)のプロトン化によって形成されるオニウムイオンである。 アンモニウムは、NH4+の1つ以上の水素原子が有機基に置き換わってできる、陽電荷を持った、またはプロトン化置換基を持つアミンや、第四級アンモニウムカチオン(NR4+)に対する一般名でもある。「アンモニウムイオン」とも呼ばれるが、「アンモニウム」という用語自体がイオンの名前である。
- ^ 代置命名法においては、NH4+はアザニウム(azanium)と呼ばれる。
- ^ Pseudo-binary compounds
- ^ "Ammonium Salts". VIAS Encyclopedia.
- ^ Campbell, Neil A.; Jane B. Reece (2002). “44”. Biology (6th ed.). San Francisco: Pearson Education, Inc. pp. 937–938. ISBN 0-8053-6624-5
- ^ Britto, DT; Kronzucker, HJ (2002). “NH4+ toxicity in higher plants: a critical review”. Journal of Plant Physiology 159 (6): 567–584. doi:10.1078/0176-1617-0774 .
- ^ Holleman, A. F.; Wiberg, E. (2001), Inorganic Chemistry, San Diego: Academic Press, ISBN 0-12-352651-5
- ^ a b Stevenson, D. J. (November 20, 1975). “Does metallic ammonium exist?”. Nature (Nature Publishing Group) 258: 222–223. Bibcode: 1975Natur.258..222S. doi:10.1038/258222a0 2012年1月13日閲覧。.
- ^ a b Bernal, M. J. M.; Massey, H. S. W. (February 3, 1954). “Metallic Ammonium”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Wiley-Blackwell for the Royal Astronomical Society) 114: 172–179. Bibcode: 1954MNRAS.114..172B 2012年1月13日閲覧。.
- 1 アンモニウムとは
- 2 アンモニウムの概要
- 3 構造と結合
- 4 関連項目
アンモニウムイオン
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詳細は「アンモニウム」を参照 アンモニウムイオン (英: ammonium) はアンモニアに水素イオンが付加(配位結合)することにより生成し、アンモニア水の電離によっても一部生成する1価の陽イオンであり、オニウムイオンの一種である。正四面体型構造をとる。
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