アンモニウム‐イオンとは? わかりやすく解説

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アンモニウム‐イオン【ammonium ion】

読み方:あんもにうむいおん

アンモニウム塩含まれる陽イオンNH4のこと。

「アンモニウム‐イオン」に似た言葉

アンモニウム

同義/類義語:アンモニウムイオン
英訳・(英)同義/類義語:ammonium, ammonium ion

NH4+

アンモニウム

(アンモニウム‐イオン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:23 UTC 版)

アンモニウム(ammonium)は、化学式NH4+分子イオンである[1]アンモニア(NH3)のプロトン化によって形成されるオニウムイオンである。 アンモニウムは、NH4+の1つ以上の水素原子が有機基に置き換わってできる、陽電荷を持った、またはプロトン化置換基を持つアミンや、第四級アンモニウムカチオン(NR4+)に対する一般名でもある。「アンモニウムイオン」とも呼ばれるが、「アンモニウム」という用語自体がイオンの名前である。


  1. ^ 代置命名法においては、NH4+はアザニウム(azanium)と呼ばれる。
  2. ^ Pseudo-binary compounds
  3. ^ "Ammonium Salts". VIAS Encyclopedia.
  4. ^ Campbell, Neil A.; Jane B. Reece (2002). “44”. Biology (6th ed.). San Francisco: Pearson Education, Inc. pp. 937–938. ISBN 0-8053-6624-5 
  5. ^ Britto, DT; Kronzucker, HJ (2002). “NH4+ toxicity in higher plants: a critical review”. Journal of Plant Physiology 159 (6): 567–584. doi:10.1078/0176-1617-0774. http://www.utsc.utoronto.ca/~britto/publications/amtox.pdf. 
  6. ^ Holleman, A. F.; Wiberg, E. (2001), Inorganic Chemistry, San Diego: Academic Press, ISBN 0-12-352651-5 
  7. ^ a b Stevenson, D. J. (November 20, 1975). “Does metallic ammonium exist?”. Nature (Nature Publishing Group) 258: 222–223. Bibcode1975Natur.258..222S. doi:10.1038/258222a0. http://www.nature.com/nature/journal/v258/n5532/abs/258222a0.html 2012年1月13日閲覧。. 
  8. ^ a b Bernal, M. J. M.; Massey, H. S. W. (February 3, 1954). “Metallic Ammonium”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Wiley-Blackwell for the Royal Astronomical Society) 114: 172–179. Bibcode1954MNRAS.114..172B. http://articles.adsabs.harvard.edu/cgi-bin/nph-iarticle_query?1954MNRAS.114..172B&data_type=PDF_HIGH&whole_paper=YES&type=PRINTER&filetype=.pdf 2012年1月13日閲覧。. 


「アンモニウム」の続きの解説一覧

アンモニウムイオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 06:00 UTC 版)

アンモニア」の記事における「アンモニウムイオン」の解説

詳細は「アンモニウム」を参照 アンモニウムイオン (英: ammonium) はアンモニア水素イオン付加配位結合)することにより生成しアンモニア水電離によっても一部生成する1価陽イオンであり、オニウムイオン一種である。正四面体構造をとる。

※この「アンモニウムイオン」の解説は、「アンモニア」の解説の一部です。
「アンモニウムイオン」を含む「アンモニア」の記事については、「アンモニア」の概要を参照ください。

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