アルヴィース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/19 04:32 UTC 版)
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アルヴィース(Alvíss)は、北欧神話のドワーフである。「完全な賢者」[1]、「すべてを知る者」という意味がある。
概要
『古エッダ』の『アルヴィースの歌』[2]では次の物語が語られている。トールの留守中、アルヴィースがトールの娘スルーズに結婚を申し込んだ。すると、他の家族が承知したものの、帰ってきたトールが結婚に反対した。そこで、トールはアルヴィースにいろいろな質問をして答えさせた。アルヴィースは非常に賢かったので、何でも答えた。トールは朝まで問答を続けたため、朝の光が差し込んできて、ドワーフのアルヴィースは光を浴びて石になった。
脚注
関連項目
参考文献
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
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固有名詞の分類
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