アニメ『キン肉マン』におけるキン骨マン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 08:23 UTC 版)
「キン骨マン」の記事における「アニメ『キン肉マン』におけるキン骨マン」の解説
怪獣退治編では1話から登場。初期に登場した悪の怪獣・宇宙人たち(カニベースも最初からその一員となっている)で構成された「超人モンスター軍団(ちょうじんモンスターぐんだん)」のボスとなっており、地球防衛軍から「かなり強い怪獣」と言われていた。原作では中盤以降ほぼ登場しなくなるが、アニメでは準レギュラーキャラクターとして継続して登場している。イワオや五分刈刑事と一緒に毎回登場してはコメディを展開する。 オリンピック・世界サーキットでは度々キン肉マンを妨害するが、アマゾンでのロビンマスク戦後に五分刈りの旦那に逮捕され、超人オリンピック時に脱獄する。 それから何度も逮捕され、そのたびにあの手この手で脱獄しており、その回数は15回にも及んだ。超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編では裁判が行われ、死刑になるところを酌量によって終身労働の刑に処された。その後は五分刈刑事の監視の下、一緒に行動することが多くなりトンネル開通工事やら凶悪宇宙人の取締りなどに協力した。当初は五分刈を煙たがっていたがやがて友情が生まれ「旦那」と呼び慕うようになり(その際の親し気な態度から、当初イワオにツッコミを受けていた)、悪事を働くこともなくなりやがてイワオと共に本気で改心していった。 五分刈りの旦那とイワオとのトリオ漫才を毎回繰り広げることになるが、メインストーリーに絡むことはほとんど無い。悪魔超人シリーズ前後から正義超人を応援(試合の観戦は以前からしていたがキン肉マンの敗北を願っていた)。ブロッケンJr.の身代わりにミスター・カーメンのミイラパッケージの餌食になる(原作でこの役を当てられたレフェリーは死亡したが、キン骨マンは元々ミイラに近い体質なので平気だった)。テリーマンが魔雲天との試合中、誤って古傷のある左足を痛めた局面を見て、自らの罪を後悔するシーンがある。その試合で崖から落下したテリーマンを五分刈刑事と一緒に捜索しに行き、幸運にも岸辺で倒れていたところを救助した。このことを聞いたブロッケンJr.は「あいつらも漢だぜ」と賞賛していた。ミートの救出期限日には、試合場のカプセルに入ったミートの頭と左腕の奪還をイワオと試みるが電流トラップに掛かり失敗。 黄金のマスク編では、正義超人ではないために体力の減少が起こらなかったので、正義超人を目指してイワオと一緒に修行の旅に出ている。悪魔六騎士がバッファローマンたちを制裁し、その生首を見せた時には五分刈と一緒に非難している。旅の途中でジェロニモと出会い、プラネットマンを倒した直後のキン肉マンたちの元へ案内した。 途中から、キン骨マンの伯母(母の姉)である「キン骨オババ」も登場している。キン骨マンは彼女に対しては、基本的にいまいち頭の上がらない描写が目立つ。ジェロニモ対サンシャインの試合中、オババの持つ水晶玉を通し、イワオとともにリサイクル・ゾーンと同条件でウォーズマンの体内に移動した。キン肉マンが悪魔将軍との戦いを前にして「キン肉ドライバー」の特訓を行なった際は、イワオとともに彼らの特訓場に駆けつけオババの水晶玉を通して実況中継していた。 超人タッグトーナメント開催時に、会場が北海道・摩周湖上へ移動した際には、試合観戦そっちのけで、五分刈りの旦那、キン骨オババ、イワオと4人で、道内観光に興じていた。 『地獄の極悪超人編』では、イワオやキン骨オババと共に裏超人界の出身であることが明かされている。 キン肉星王位争奪編でも登場し、牢獄から脱獄する場面がある。彼らの行動は基本的にメインストーリーから逸脱しているが、終盤に知性の神と残虐の神が合体してドラゴンに変身した際、偶然に脱獄のために掘った穴が大阪城につながり、ドラゴンがその穴に嵌ったことにより身動きを取れなくする。
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