アトロピン
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アトロピン(英: Atropine)は、ヒヨスチアミンのラセミ体であり、化学式 C17H23NO3、分子量 289.37 のアルカロイド。主にナス科の植物(チョウセンアサガオ,ヨウシュチョウセンアサガオ,ハシリドコロ,等の多く)に含まれる。CAS登録番号は 51-55-8。トロパン骨格を有し、オルニチンより生合成される。医薬品としては、徐脈性不整脈などに用いられる[1]。
- ^ “2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン”. 日本循環器学会. p. 24 (2022年2月14日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ 鈴木勉、田中真知『学研雑学百科 毒学教室 毒のしくみから世界の毒事件ま簿まで 毒のすべてをわかりやすく解説』株式会社学研マーティング、2011年、198ページ、ISBN 978-4-05-404832-4
- 1 アトロピンとは
- 2 アトロピンの概要
- 3 概要
- 4 脚注
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