とって

デジタル大辞泉

とって

《助詞「とて」の促音添加。近世語》

［格助］句または文を受けて、引用を表す。…と言って。…と思って。

「年玉にいい—、おらが所ぢゃあ、いかいこと買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉

［接助］活用語の終止形、動詞の命令形、禁止の助詞「な」に付く。

１ 仮定の逆接条件を表す。たとえ…しても。…ても。

「相手がいい—わりい—、どこに仕打ちがあるものか」〈滑・八笑人・三〉

２ 上の確定した事柄を仮定のこととして表す。…からといっても。

「いかに江戸がひろい—」〈滑・続々膝栗毛・二〉

とっ‐て【取って】

読み方：とって

［連語］

１ 数え年の年齢をいうときに用いる語。今年を数えに入れて。「当年—27になります」

２ （「…にとって」の形で）…としては。…の立場からすると。…からみて。「私に—大した問題ではない」「人類に—貴重な財産となる」

とっ‐て【取っ手／^▽把手】

読み方：とって

手でつかんだりするために家具・器物などに取り付けたつまみ。「ドアの—」

日本語活用形辞書

訪って、問って

読み方：とって

ワ行五段活用の動詞「訪う」「問う」の連用形である「訪い」「問い」の促音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

訪う  » 「訪う」の意味を調べる
問う  » 「問う」の意味を調べる

取って、撮って

読み方：とって

ラ行五段活用の動詞「取る」「撮る」の連用形である「取り」「撮り」の促音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

取る  » 「取る」の意味を調べる
撮る  » 「撮る」の意味を調べる

訪って

読み方：おとなって、とって

ワ行五段活用の動詞「訪う」の連用形である「訪い」の促音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

訪う  » 「訪う」の意味を調べる

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甲州弁辞典

～とって

甲州弁	意味	用例
～とって	～すると決めている	どおでもいくとってないてる(どうしても行くんだと泣いている）

博多弁辞典

～と・って

方言	意味・解説
～と・って	（助動詞「とう」第四段連用形＋て）～ておいて。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

とって

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 06:43 UTC 版)

名詞

とって【取っ手・把っ手】

1. ドアや家具、容器などに付けられた、手で持つための突き出た部分。

発音^(?)

• ト↗ッテ、ト↗ッテ↘

関連語

• ノブ、つまみ、柄、握り、グリップ、ハンドル

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「とって」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は見かけより実際はもっと年をとっている
• 彼は危険を感じとっていた
• 脂肪を避けることはベティにとってほとんど脅迫観念になっていた
• 彼女はかなり年をとっているように見える
• 彼女は旅行資金にいくらかのお金をとっておいた
• 母が私のために歯医者の予約をとっておいてくれた
• 彼の指導力はうちの会社にとってとても貴重な力である
• 彼は私に１週間ずっとつきまとっている
• そのアザラシはボールを鼻の上にのせてバランスをとっている
• 今日は私たちにとって特別重要な日だ
• 友の死の知らせはジェーンにとってひどい打撃だった
• これは経済にとってよい兆候だ
• 私にとって事態は好転している
• 彼は私にとって兄のような存在なのです
• 稼ぎのお金のいくらかをとっておくほうがよい
• 女性にとっての職業生活における可能性
• 英国人にとって家は城である
• おつりはとっておいてください
• パリは旅行者にとってとても魅力のある所だ
• 私にとっては，仕事が楽しみに優先する