年玉とは? わかりやすく解説

とし‐だま【年玉】

読み方:としだま

《年の賜物(たまもの)の意》新年祝って人に贈る物。また、子供奉公人出入りの者に与え金品をいう。お年玉。《 新年》「—のさいそくに来る孫子かな/一茶


ねん‐ぎょく【年玉】

読み方:ねんぎょく

新年祝って人に贈る金品としだま

「—の遣ひ物、火箸、間鍋、または餅あぶり網など」〈浮・織留・二〉


年玉

読み方:トシダマ(toshidama)

現在では正月子供与え金銭品物をいう。


としだま 【年玉】

新年祝儀として贈る物。新年贈物をする風は室町末期にすでに公家の間で行われ近世になると武士太刀商人扇子医者丸薬、などを贈るようになった歳暮とは逆に目上の者が下の者へ与える。年神からの賜物の意味がある。金銭を紙に包んで松葉添えて与えるのや、小餅を与え地方もあり(九州)、馬子などと呼ぶ地方もある(東北)。馬子(子は接尾語)は銭の単位に匹(疋)があるのでいったらしい

年玉

読み方:トシダマ(toshidama)

新年祝儀として贈るもの

季節 新年

分類 人事


お年玉

(年玉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 06:30 UTC 版)

お年玉(おとしだま、御年玉)は、新年を祝うために贈られる金品のこと。単に年玉(としだま)ともいう。現在では特に子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられている。歳暮と異なり、目上の者が目下の者に贈るのが特徴[1]。反対に、目下の者が目上の者に贈る場合はお年賀(御年賀)という。


  1. ^ 「年中行事事典」p538 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
  2. ^ a b 高橋登・山本登志也(編)「おこづかい研究と差の文化心理学」『子どもとお金:おこづかいの文化発達心理学』 東京大学出版会 2016年、ISBN 978-4-13-051334-0 pp.247-250.
  3. ^ 事務所「お年玉」を経費に計上 4000万円追徴課税”. NHK (2022年12月27日). 2022年12月28日閲覧。


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