その他の宇宙艦艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 06:45 UTC 版)
「ザフトの艦船及びその他の兵器」の記事における「その他の宇宙艦艇」の解説
ステルスランチ 『SEED』第1話に登場。G奪取作戦においてクルーゼ隊が運用したスペースランチの一種。熱感知されないよう慣性航行によって運用されるため、本来ならバーニアの逆噴射で制動をかけるところをエアバッグによる無音衝突で代用している。 内火艇 『SEED』第11、最終話などで散見されたスペースランチ。主だった宇宙艦には必ず艦載されているが、プラント(ザフト)では他にも様々なシャトルが充実しているため地球軍側の同類種ほど常用されてはいないのと、左右非対称ではなくシンメトリーで設計されているのが大きな相違点。アークエンジェル隊に人質にされていたラクスをプラントへ送り届けるため、ヴェサリウス艦内からクルーゼ隊属ラコーニ隊のローラシア級へ移動する際に利用された他、最終話でヤキン・ドゥーエから脱出していく姿などが見られた。 移動用シャトル 『SEED』第7、8、20話、『DESTINY』第35、44話などで散見されたスペースシャトルの一種。プラント間や各施設だけでなく惑星往還も可能な中型機で、下部のブースターは外付けではなく2階建てバスのような一体構造。上部キャビンは約20名分の相席シートを備えるエコノミークラスと、4名分の専用シートだけのファーストクラスを備える空間に分かれており(DESTINY第35話)、劇中では要人やVIPに利用される事が多かった。 評議会に出席するパトリック・ザラおよびクルーゼ、アスランらが乗り合わせた他、後年ではギルバート・デュランダルがオペレーション・ラグナロクのためジブラルタル基地に訪れた際や、宇宙のメサイアへ向かう際などに利用した。 宇宙往還機 『SEED』第34、41話、『DESTINY』第26、44話などで散見された、定員32名前後のザフト大型スペースシャトル。地上基地からプラントまでといった長距離時に多用され、マスドライバーを使わずとも地球の重力を振り切ることができ、ブースター基は自動で帰還し再利用が可能となっている。地球軍側でこの用途で運用されているのは既存(現代)のスペースシャトルと大差ないスタージョン級であるため、全く異なる先進的なデザインと共に両者のテクノロジーの差も現れている。 ネビュラ勲章を受章したアスランが大気圏へ突入していくフリーダムを目撃する際や、クルーゼ、フレイ、イザークらがプラントへ帰国する際などに利用した。後年では“ミーアのラクス”を装ったラクス・クライン一行が強奪しバルトフェルド操縦のもと宇宙へ上がった後に乗り捨てたり、サラ随伴のミーア・キャンベルがコペルニクスへ向かう際に利用した。 シルバーウィンド 『SEED』第7話に登場した、軍用ではない完全な民間用シャトル。ラクス・クラインを代表者とするユニウスセブン追悼慰霊団を乗せ事前調査のために現地に向ったが、地球軍と交戦に陥り航行不能となった。 小型シャトルクラフト(1人乗り / 2人乗り) 『SEED』第7、42話などに登場。プラント間を移動する際や、軍関係施設との連絡用などに利用されている往還機。 ただし名前は同じだが全くの別機体であり、1人乗りのモデルはダークネイビー色で、アスランが亡母レノアの墓参りの際に利用した。ときた洸一『X ASTRAY』第2巻では、サーペントテールのロゴを機首にペイントした機体を風花・アジャーが利用している。 2人乗りのモデルはライム色で、父親のパトリックに反目して拘束されたアスランを救いだしたダコスタがエターナルへ帰還する際に利用した。 [目次へ移動]
※この「その他の宇宙艦艇」の解説は、「ザフトの艦船及びその他の兵器」の解説の一部です。
「その他の宇宙艦艇」を含む「ザフトの艦船及びその他の兵器」の記事については、「ザフトの艦船及びその他の兵器」の概要を参照ください。
- その他の宇宙艦艇のページへのリンク