その他の『東大受験編』関係者
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城地 エミリ(じょうち エミリ) 城地光宏の双子の姉で東大生。見たものを瞬時に記憶することのできる直感映像記憶の能力を持つ天才。3年間を無駄にしたくないということで高校には通わず、独学で大検を受けて東大にトップ合格した。弟の自分に対する歪んだコンプレックスについて不快に思っており、それに対する刺激としてヤザワの素質に目をかけ、東大受験のブレーン役を買って出る。 趣味はコスプレ(ただし各地の高校の制服に限定した、いわゆる「なんちゃって高校生」)。ヤザワに自分と同じ直感映像記憶の能力があると早とちりして、二人並んで肛門をプリクラに写すという罰ゲームの危機にさらされ、そのときだけは本気で狼狽していた。 宮下 ヒロエ(みやした ヒロエ) 東大を目指すアイドル。自分の通う予備校が裏口入学を斡旋していると知り、一度はその誘いに乗ろうと考えるが、ヤザワを見て自分の目指す東大の価値に改めて気づく。アイドルをやめて東大受験に専念することに決め、その後は何かとヤザワを気にかけている。海と同じく、合否については不明。 松平 海(まつだいら かい) 日本を牛耳る大財閥・松平グループの御曹司で、将来は首相とも目される大物。妹・エリコの許嫁候補探しにハーレーで全国を放浪中、沖縄で矢沢と知り合い、ヤザワを自らの影武者にするべくスカウトする。実は父の影武者の息子であり、松平家の本当の息子ではなかった。最終的にはエリコへの想いを打ち明けて自らの地位を捨て、自分の力で彼女に見合う男になるべく旅立った。その後、在籍していたハーバード大学を自主退学し、ヤザワと同じ年の東大受験に臨んでいる。 松平 エリコ(まつだいら エリコ) 松平海の妹。兄・海に想いを寄せており、それを隠すため常に鉄仮面をつけて素顔を隠している。松平商事副社長・滝川の刺客に何度も命を狙われるも、自分の夫候補として連れて来られたヤザワに助けられた。その騒動の最中、海と自分は血のつながりが無いことを知り、仮面を脱ぎ捨て海の告白を受け入れる。 黒岩 ひろみ(くろいわ ひろみ) ヤザワに雰囲気が酷似している中年男。ベストセラー『Proud to be Yellow! 俺は日本人だ!』の著者で、直木賞を目標としている。腕は立つがどこかネジの飛んだ男たち(相沢や椎名に似た男もいる)を集めた、女人禁制の「硬男舎」(こうだんしゃ)を茨城に構え、そこを聖地(コロニー)と称し、目をつけたヤンキーの男などを集めている。そこの男たちからは「ビッグマン黒岩」などと呼ばれて慕われており、彼ら自信みなぎる男たちを自分のものにする(つまりホモ)ことで、自分の自信を高めて執筆に生かしているという。 メンサ教授 モスクワ大学から来た東大の客員教授。かつてはシベリアのエロマンモスと言われる性欲旺盛な少年だった。専門は精神医学で、ヤザワの恐るべき性欲の奥に秘められた学力を見抜き、学問に対して性的興奮を覚える催眠術をかける。 リズ メンサ教授の娘。ミス東大で、父の助手も勤める。ホストの男に騙されてその性的関係を写真に撮られて脅されていたが、ヤザワによってその難を逃れる。後にヤザワに協力するが、日本語が不得手であるがために要らぬトラブルを招いてしまい、エミリを呆れさせた。サンボ5段の腕前を持っており、襲ってきたヤザワを返り討ちにした。 工藤 晶(くどう あきら) 5年前にフィリピンで行方不明になった恋人のシマを守り続ける、ヤクザの女性。普段は男装して女であることを隠していた。ケンカも強く、若くして直参に任命されたことからも、ヤクザの資質も確か。行方不明の恋人のことは、彼の舎弟であった関川とともに消息を探っていたが、その恋人はヤクザが麻薬を取り引きしていたことを知ったために殺されていたことが判明する。そのヤクザによって自分も殺されそうになるが、ヤザワの引退式を兼ねたOZの活躍によって救われる。ピアノの名手であり、事件解決後は関川と結ばれて彼のためにピアノを引き続ける。
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