せせらぎ号
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せせらぎ号(せせらぎごう)
- 1 せせらぎ号とは
- 2 せせらぎ号の概要
せせらぎ号
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「神奈川中央交通東・橋本営業所」の記事における「せせらぎ号」の解説
せせらぎ号 (も611) 旧せせらぎ号 (SK2014) ※除籍済 ◆橋30:橋本駅南口 - 緑区合同庁舎前 - 北の丘センター - 中の郷 - 相模川自然の村 ◆橋30:アリオ橋本 - 橋本駅南口 - 緑区合同庁舎前 - 北の丘センター - 中の郷 - 相模川自然の村 自家用車の普及や国道16号を始めとする幹線道路の慢性的な渋滞などにより、相模原市内の路線バスの利用者は減少傾向にあった。これを踏まえて行われた2003年12月の大規模路線再編を経て、相模原市は2005年4月からコミュニティバス検討委員会を設置して運行方法などを検討した結果、橋本駅と相模川自然の村を結ぶ路線で、2年間を期限とした実証運行を行うこととした。 交通不便地区における高齢者など交通弱者の生活交通を確保することを目的として、2006年1月30日から実証運行を開始。相模原市では運行継続条件として「1便あたり輸送人員10人以上」かつ「車両償却費等を除く収支比率50%以上」の2点を定めた。 地域住民らが「大沢地区コミュニティバス運行協議会」を組織して利用促進活動を行った結果、2009年(平成21年)1月30日には運行継続条件を満たしたため、本格運行へ移行した。本格運行への移行に伴い「相模原市コミュニティバスせせらぎ号運行協議会」に発展し、せせらぎ号の利用促進活動として『せせらぎ号通信』の発行や写真展などのイベントを行っている。なお相模原市では、本格運行へ移行後も運行継続条件を2年以上満たさなかった場合は、せせらぎ号を廃止することを広報している。 せせらぎ号は、平日・土休日とも同一時刻で、年末年始を含む毎日運行する。運行時刻は、橋本駅方向(上り)は7時台から17時台まで、相模川自然の村行き(下り)は8時台から19時台までがほぼ毎時1本程度が運行される。2012年10月には、一部便がアリオ橋本まで延伸された。 2021年1月4日に大規模なダイヤ改定が行われたが、従前と同じ運行本数が維持された。また相模原協同病院の移転により「協同病院前」停留所が「橋本二丁目」に改称された。 2006年1月の実証運行開始にあたり、専用車両として薄緑色の三菱ふそう・エアロミディME(PA-ME17DF)3台が用意された。相模神奈交バス時代の社番は「SK2014〜2016」だったが、神奈川中央交通東への移行に伴い「も611〜613」へ改番された。3台とも通常の軽油を使用するディーゼル仕様として導入されたが、2008年4月から1台(SK2016→も613)が廃植物油を原料としたバイオディーゼル車に改造され、試験車両として運用されていた。 初代車両・2代目車両とも、相模原市の色である緑色を車体色に採用し、市の花アジサイ、市の木ケヤキ、市の鳥ヒバリと、相模川をイメージした流線型のラインを描いたデザインとなっている。
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